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転移大学生のダンジョン記~拳一つでフルボッコだドン~  作者: 如月 燐夜
一章 転移した者と付き従う者
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石を積みつつ物思いに耽る

とりあえず十話まで毎日更新します。

スライムを狩りながら森を目指して進む。


今のところ七体倒した。毎回戦闘後に

『_レベルが上がりました。』

と響いていたので俺は今レベル9くらいなんだろう。


それから水源を見つけた。少し道を逸れてしまったが大して影響はないだろう。


その水源、というか川は森の入り口から近くてとりあえずここで休むことにした。もうクタクタだ。俺は倒れ込む様に膝を着き一心不乱に水を飲んだ。生水?腹を下す?そんなこと関係ない。あぁー、冷たくて美味しい…。


そういえば汗を掻いてるな。三日間歩きっぱなしだったから仕方ない。


パシャン、と何かが飛んだ。さ、魚だ!


絶対に捕まえなきゃ!俺はジャージの上下を脱ぎ、ボクサーパンツとTシャツ姿になる。そこは理性的だ。


魚を捕まえる網などないのでスライムパウダーの袋を使って捕ることにした。中身を余ってる他の袋に移し準備は整った。よく見れば水は澄んでいてかなりの数がいる。


幼い頃、今は亡くなった母の田舎に夏休みに帰省した時石を積んで手掴みした事を思い出し挑戦してみる。俺が川で転んで大泣きしたりそのことを思い出して皆で大笑いしたっけなぁ。


俺には両親と妹が居たが交通事故で亡くなってしまった。事故死だった。


妹が高熱を出し両親と病院に向かう際、乗ったタクシーと危険運転の乗用車が前から突っ込み後方から来たトラックと玉突きをしてぺしゃんこ。帰らぬ人となった。


それから俺は一人で生きてきた。両祖父母も既に他界しており両親には兄弟が居ない。結局引き取り手がなく、両親の保険と裁判で勝ち、大金を貰い一人寂しく暮らしてきた。それが三年前。もう…三年かぁ…。早いものだな。


おっと、物思いに耽り過ぎたようだ。そろそろ石も積み終わった。


今だけは童心に帰って一人掴み捕り大会でも始めようか。

人物紹介

主人公:大学2年の20才。

あまり難しい事は考えない様に生きている。両親の遺した金により友人たちとトラブルになり孤立、学校を不登校になりゲームばかりするようになる。その頃目が悪くなった。だが生前の両親との約束により大学までは一応進んだ。

ニコ○コでガチムチパンツレスリングシリーズ鑑賞が趣味。突然のビ○ー兄貴の死には三日間喪に服した。婬夢シリーズもそこそこ好き


家族構成・両親、妹。事故により他界。

名前は次回明らかになります。

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