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転移大学生のダンジョン記~拳一つでフルボッコだドン~  作者: 如月 燐夜
一章 転移した者と付き従う者
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初戦闘

歩き始めて一時間か二時間くらい経っただろうか。足取りは重いが俺はまだ進んでいた。


何故暗いのに先へ進めるのか?簡単だ、この世界?惑星?は月が明るくて十分歩けるのだ。


更に元々近眼だった俺の目は視力が回復している様ではっきりと目的地の森を視界に収めていた。


ほへー!これも転移の影響なのかな?ありがてぇ!


それにしても腹、減ったなぁ……

どっかに食べ物落ちてないかなぁ…なんて訳の分かんない妄想をしていたら緑のぷるぷるがこっちにやって来た。やべぇ、何も武器ねえよ…!


とりあえずジャージの上着を腕に巻き付けて戦闘に備える。


ノロノロとした動きでこちらにネバネバ野郎が寄ってくる。うーん、動きが遅い。これは逃げれるんじゃないのか?けど一度くらい戦闘してみても大丈夫だろう。よし、行くか!


俺はネバネバ野郎に駆け出しひたすら殴る殴る殴る。ジャージ越しにひんやりした感覚が脳に伝う。果たしてダメージを与えられているのだろうか?今は集中しよう。夢中で殴り続けているとボフンと煙が上がる。頭に電子音が響いた。

『_レベルが上がりました。

_システムを覚えました。

_ジョブ《拳闘士》になりました。

_スライムパウダーを入手しました。』


はて…?

レベル?

システム?

ジョブ?

なんなんだこれは一体…。謎が謎を呼ぶばかりだ。


てかスライムパウダーってやっぱりスライムだったのか!スライムの居た場所には謎の麻袋が落ちている。これがドロップ品てこと?


と、とりあえずこのまま森まで向かおう。落ち着け、俺。詳しいことは後でゆっくり考えよう。あと何回か戦闘をしてみよう。

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