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転移大学生のダンジョン記~拳一つでフルボッコだドン~  作者: 如月 燐夜
一章 転移した者と付き従う者
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アイス買いに行ったら転移した。

よろしくお願いします。

二話は本日13時更新、三話は20時更新します。

囀ずる鳥の声と共に俺は目を覚ました。


視界に広がるのは右に山、左にも山、そして前後には果てしなく広がる草原。


ここどこやねん?


てか、いつの間に寝てたんだ?


昨日は確か、夏休み初日で溜まっていたゲームを減らそうと浮かれていたら借りているボロアパート相応の年季の入ったエアコンが遂に成仏し、寝苦しいとゲームを始めたはずだ。


うむ、この辺までは確かに覚えてる。そうそう、その後コンビニにアイスを買いに行ったんだ。いいぞ、鮮明になってきた。


そんでアイスを買って…買ったっけ?だめだ、靄がかかってるみたいに思い出せない。


いや…違う!!

コンビニを出たら居眠り運転だか分からないけどうろうろしてたトラックが居て突っ込んできたんだ。


俺は慌てて身体を確認したがどうにも怪我をした風には見えなかった。


俺死んだのか?


けど服装もジャージのままだし死後の世界とは思えない。


『_スキル-地図を入手しました。

_スキル-怒りを入手しました。

_耐性-飢餓を入手しました。』


なんだ?さっきから脳内で電子音みたいなのが響いている。


まるでゲームじゃないか。


どのくらい経っただろうか?一人であれこれ考えていたら日が暮れはじめた。というか腹が減った。だが自然とまだ持ちそうだと自覚していた。


これも耐性-飢餓ってやつの影響か?


ならば地図ってやつも使えるのではないか?んー…ていっ!やぁ!ほっ!出ろー!

さっぱり反応しない。なんなんだスキルって…


さっきから少し離れたところに角が付いた兎が見える。あと、ネバネバした緑の奴。


まるでゲームの世界みたいだ。いや、まさか有り得ないよな?けど、視覚から得られる情報はそうとしか思えない。


いや、認めよう。どうやら異世界転移ってやつに巻き込まれたみたいだ。

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