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6話

やっぱり上に文字を付ける方法を知りたいです。誰か教えてください。それと、って言うか何んも知らんのです。助けてー!!

6話




鏡に映るのは誰?それは、私鷹塚 美咲である。神様に女の子に転生させられた、元アラサーボッチ男だ。今日は私が決めた私の解放の日…


「美咲!完全解放ー!」


自分の自由に自分を楽しむ日だ。


「どうしたの美咲?叫んじゃって」

「今日は私が解放される日なのです!」

「なんか分からないけど程々にね」

「無理!」


この日は、したい事をして前世の自分と言う性格を取り出し性格崩壊を起こさせる。私にだけ起きて、戻りたい時に戻れる。


「取り敢えず今日は思いっきり羽目を外すよ!」

「どうしたの?妙に元気に張り切ってるけど?」

「そこは気にしないで!」

「まあ、良いけど?」


取り敢えず御蔵 光一 青年厨二病モード発動する。



「ふっふっふっふ、ふふふふあーーっはっはっはっはーーー!」

「どうしたの急に高笑いなんかして?」


お母さんがなんか言ってるが完結に説明しようではないか。


「今日一日自分の性格崩壊を意図的に起こして、羽目を外して思いっきり遊ぶ!」

「…程々にね」

「大丈夫、戻りたい時に戻れるから!」


さて、何からしよう。大志とゲームをしようかな?美由紀も混ぜようかな?おとうさんも混ぜて良いかな?さて、光一モードの私事 美咲は何して遊ぼうかな〜?


大志の部屋に行こう。


大志の部屋は二階に行く階段を登った後の左側の最初の一つ目の部屋である。いや、二つしか無い部屋の廊下の内、右側の部屋である。階段を登って右側は、女性陣の部屋であり、まだ四歳の美由紀はお母さんと一緒の部屋で寝ている。私は廊下の左側でお母さんと美由紀改め、ユキちゃんは右側である。


「たっくん〜居る〜?」


弟をあだ名で呼び扉を開ける。


「咲姉?」


扉を開けて姿を表すのは、健康的に焼けた肌にサッパリした短い黒髪、吊り目が印象的な爽やか笑顔が似合う少年。大志がベッドの上で本を読んでいる。


大志は私をさきねえと呼ぶのだ。あだ名の咲に姉ちゃんをつけて咲姉。


「ゲームしましょう」


解放モードの私の笑顔と共に言った事に少し顔を引き攣らせる…私の笑顔が怖いのかね?


「急にどうした」

「ふふふ、今日は私が解放されし1日なのだ!」

「咲姉、どうした?」

「黙って私に付き合いなさ〜い!!」

「ええ?」

「さあ、ゲームしましょう」

「勝てんの?」


余裕の笑みを見せて挑発して来る。


「うふふ、随分と余裕ね、今の私の状態をお忘れで?」

「?どういう意味」

「崩壊せし私の精神が引き起こす私の真なる力を見せて差し上げますわ、覚悟なさって」

「うわ〜、咲姉が厨二病っぽい事口走ってるよ」


七月過ぎた今年、大志は私と一歳違いである。私の誕生日は、十二月一日。ユキちゃんは、九月十六日。そして、大志はなんと、六月六日、六が並ぶのである。今は関係無いが。


「んじゃ、何する?」

「恋愛ゲームじゃ無ければなんでも良いよ」

「恋愛ゲームは俺もお断りだ、持ってないし」

「バトル系でお願い」

「咲姉がゲームしてる所見た事ない」

「解放されている私に勝つ事など出来ないのよ!」


中国ゲーム世界大会で、三位に着いた光一の実力は本物だ。


「てか自分で選んでるし…まあ、良いけど」

「ふひひひひ」

「咲姉こわっ!」


少しビックリしながら、YBOXを取り出す。電源をつけてコントローラーを二人分出す。


「ん、咲姉の」

「ありゃと」

「ありゃとなんてあんまし聞かないな」

「気にしない気にしない」


喋りながらゲームをテキパキ熟れた早さで準備する。


「慣れてるの?」

「ん?まあね…あんまし時間も多い訳じゃ無いし、早く準備出来るようになって来たよ」


チームに入っている大志はいっぱい練習して、いっぱい食べて、いっぱい寝る、のサイクルだ。その中でゲームも好きな大志は、時間があればゲーム、暇があればゲームをしている。


「なんか賭ける?」

「大志…生意気…叩き潰す」

「悪かったからそんな凄まないで」

「ふん…んで何を賭けるの?」

「賭けんの?何賭けるか…」


自分で言い出して何を賭けるのかきめていないのは良くある話だね。


「んじゃ、どんな秘密でも聞かれたら答えてね」

「んじゃ、咲姉もそれで良い?」

「良いよ♪」


(一番聞かれて恥ずかしい事聞いてやろう)


美咲完全解放された、青年光一モードは、誰に取っても、一番最悪な相手である。


「何回勝負する?」

「二回で良いんじゃね?」

「んじゃ三戦二回ね」


時は過ぎて、美咲一回目一戦勝利


「…ノーダメで倒されるとか、マジ?」

「マジマジ、私に勝てないよ」


すぐにまた始まる。


「くひひひひひひ」

「…」

「一回でも、私に一戦捥ぎ取ったらたっくんの勝ちね」

「いや、良いからそんなの」

「勝手にそうさせて貰うよ」

「いや…不公へ「じゃ無いよ」い…」

「たっくんじゃあ私に勝てないもん」


二戦目…


「当てて見なさい、ホラホラ」

「なんかウゼー!」

「一戦捥ぎ取ったら勝ちじゃあ不公平なんじゃ無いの」

「くぅオンのやっろー!」

「うふふふふふ、そんなんじゃ無理ね」

「クッソ、この…」

「勝負あり!ね」

「だあああ負けたー!」


三戦目


「ほうれえ、ほほほほれえ」

「むっかつく!」

「おほほほほほほほほ〜!」

「んだああああ、当たんねええ!」

「一撃でも当てたらたっくんの勝ちにする?」

「良い!、次は勝つ!!」


二回一戦目


「これでどうだっ!」

「ふっ、当たらんよ」

「また避けられた!」

「そして、フィニッシュ!」

「また…ハア」


二回二戦目


「くっ…だああまた負け」

「まだまだだね〜」


二回三戦目


「だあああ当たんねー!」

「むふふふふ、私にまだ一撃も当てれないよ」

「ぐっ…何故だ…何故なんだ!」

「うふふふふふ」

「怖えよ!」

「私一度もスキル使ってないよね」

「なっ、はああ?」

「うん、だから、最後終わらせてあげる…エクストリームディストーション!」

「ああああああ!」


最後の必殺技で止めを刺し、終わらせる。


「負けた」

「一発も攻撃食らってないよ」

「…」


大志の実力に少し不満がある。

そこで、大志の部屋の扉が開けられる。


「美咲、大志、ただいま」

「あ、お、おかえり」

「お父さんおかえり」


涼しげな笑みを浮かべておかえりを言う。大志は、疲れ切った苦笑いで焦ったように迎える。


「なんか楽しそうだな〜、ゲームか」

「そだよー」

「お、おう」

「美咲」

「ん〜?」

「母さんが、美咲がおかしいって言ってたぞ」

「咲姉厨二病っぽい」

「なっ、何!!」

「少し狂ってた」

「うふふふふふ」

「「っ!!」」


少〜し殺気を出しながら笑ってみたら、なんか面白い反応し出した。


それは兎に角、今はお父さんである。お父さんは人懐っこく、真剣な時に目が開く、おっとりした目尻が印象的でツクツクしてそうな短い髪をした普通のイケメンです。そのお父さん…鷹塚 隆盛、は前世、御蔵 光一と六年、年上、中国ゲーム世界大会で張り合い、勝ち越して二位の座を奪った、言わばライバルである。


「お父さん、私とゲームしよう」

「美咲、なんか怖いぞ」

「咲姉俺から一発も食らわずに勝ちやがったぞ」

「…」


(ちょっと反応したねお父さん)


お父さんの目と耳がピクリと一瞬反応する。


「御蔵 光一」

「ん?」

「お、く、ら…こ、う、い、ち」

「!?その名前!」

「私ね、御蔵さんより強いよ」


ちょっとイタズラっぽく笑みを作り、挑発する。


「DOAにする?」

「…ふ、やろうじゃないか」

「御蔵さんだと思って戦ったほうが良いよ」

「そうか…大志、悪い」


お父さんが大志を押しのけてコントローラーを奪う。


「良いけど…え?何の話してんの?」

「お父さんはね、中国ゲーム世界大会で二位になった人だよ」

「ああ、そして、間一髪御蔵…俺の戦友は三位に落ちた」

「そして、その時のゲームは」


お父さん…いや、隆盛…いや…『ドラゴンフェス』と声を合わせて…


「「DOA」」

「それじゃあ、『ドラゴンフェス』」

「その名までも知るか…なら、『雷閃』」


そして、この時の合言葉は…


「「殺ろう!」」


評価、ポイントと、文句をください。でも次回投票日までの長さの文句は無しですよ。

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