5話
ギャああああ 10話目で詰んだー!!どうしょう話が思いつかない!!
5話
鏡を前に学生服を着た黒髪の女の子。
(私だ〜!)
妙なポーズを決め、心の中で叫ぶ私は少し後悔した気分になった。
それは良しとして、今鏡の前に立っている黒髪を腰位まで伸ばした美少女中学生は、私鷹塚 美咲だ。今年中学二年生になりました。
高校生活に支障は出ない!、と思える位に勉強などなど出来る自信がある。自信しかないよ。
一応朝早くに軽くジョギングして、家に帰ったらシャワーを浴びる。朝ご飯はしっかり食べてストレッチもする。
護衛も兼ねて痛い手首の握り方など護衛手段のヴァリエーションもネットで調べ実体験もして、増えた。
微妙につり上がった目、黒目、爽やかな腰まで伸びた黒髪、手足がしっかりし、しなれて、ピアノや、ヴァイオリンを弾く事で、腕が長く指も長くしっかりした形をしている。足もジョギングとストレッチで、長くしっかりしてて意外に細い。腰もしっかりくびれて細い。首も長く背筋は真っ直ぐ。134センチと、小学生の頃は小学生なりに背が高かったのに。今じゃあ中学生として平均位だよ。
あん!?スリーサイズ!?んなもん聞いてどうすんだよ!それに教える訳なかろうが!女性に対して年などスリーサイズを聞くな!口を開かないか、ちゃんと節度を持って聞いた後、謝れば大抵許してあげるけどね。
私は。
小学生の大志は、だんだんシスターコンプレックスの光景を見せ始めていた。甘えん坊だがやる時ぁやる漢を見せて来る。私は女だがね。ま、私もブラコンだけどね。ブラコンだけじゃなくシスコンでもあるよ。
妹が出来ました!
今現在三歳の美由紀と言う可愛い我が妹です。もうね、頭撫でると、「あゆっ」ってなってね、もうねもうね萌え殺されるかと思ったわ。目を瞑って、口がちょっと笑いながら、恥ずかしい見たいに「あゆっ」って。
ああもう可愛い!!
あ、ほらほら噂をすれば…こうして…
「あゆっ」
「う〜ん〜、ユキちゃん〜」
あだ名がユキちゃんです。ユキちゃんを優しく抱き締めると頬に当たるプニプニした、暖かい柔らかいすべすべの肌…ツルッツル。
(ああ、いやこうしている訳には行かないな)
学校があるのでそろそろ行きます。
「行ってきます」
家の扉を開けて挨拶をしながら、出掛ける。皆さん、ちゃんと挨拶しましょうね。
恵巡中学校…下駄箱
「あのさ、僕と付き合わない」
「いえ結構ですのでお去りください、先輩」
「えっ、ソクトッ…んグ」
「下駄箱に入れないです、邪魔ですどいてください」
「んじゃさ、友達とか、メルアド交換しない?」
「私は、どいてくださいと貴方に言ってるんです」
「へっ?いやメルアド…」
「私に…その下卑た視線で近付かないでください」
「なっ!?」
これだ、後輩など、同年代の少年少女は緊張してるのか近づいてきませんが私も気にしないのです。けど先輩方が猛烈告白ラッシュで向かって来て最近こう言うのばっかだよ。しかも第六感がたまにだけど、感じてくれるからどういった視線かなどなど、10回に一回の頻度で分かるんです。どれが誰の視線なのかも大体分かるような気もする。
「どいてください」
こう言うのはうざいですね〜、なんとかならんかね。
「茂…何してる」
「いや、告ってる」
「遅刻するなよ」
去り際に何か呟いていた。
(誰だっけ?ま良いや)
「遅刻したくないので退いてください」
「いやだから、友達になろうって」
「ですから!!そこを退いてください」
「どうしてっ」
「時間の無駄です」
「…分かりました」
(終わった…しんどい)
「フウ、疲れた」
先輩方はどうして止めてくれないんですかね〜、ハア疲れる。私の前世では、うんボッチ系でそう言うタイプはあんまり無かったから分かんないな。
(私中学生なんだから自重しなさい、全くも〜来年高校生だろ!)
告白が絶え間ない生活は辛いぜ全く。
(イライラしてきた、帰りにペットショップ行って慰めてもらおう、うんそうしょう癒されよう)
イラついたら癒されようね、皆んな。
10話投稿出来るか心配だ