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12話

もう無理だ〜!


馬鹿にゃ作者なんて出来ねえよ。


成績が悪くて兄に叱られてしまった。

12話




ふむふむ。今現在、先生の案内により校内を見て回っている。その間に下心のある男子生徒を脳内リストにチェックを入れる。先生のチェックもちゃんとしてるよ!


健全な男子高校生だっているから流石に全部の男子をチェック出来ないけどね〜。けど健全を通り越して危ないとなるとチェックしないといけないし、危ない人とかもちゃんとチェックしないとだしね。


なのでちゃんと記憶に残しておかないといけないんですよ。


でも、一番記憶に残っているのは高二の国語の先生だ。


(まさか、あの人がいるとは思わなんだ)


あの人…前世の中学の頃の友達の1人。


作者:

この物語の主人公は誰も心の内側を知らないと思っている。この友達が主人公の内側に気付いていたのは知らない。



(まさか、門田が居るとは…世の中狭しとはこの事かな?)


門田がこの学校で教師をしているとは夢にも思わなかった。門田、先生になりたかったのか?


確かに教えるのは結構上手だったな。それに国語も得意…いや国語だけが得意だったな。


(そう言えば転生した後の私ってどうなったんだろう?)


門田で昔の事を思い出していると、不意に今の自分が気になってしまった。お父さんもゲームでのライバルだし。意外と前世の知り合いが結構いるな。ネット小説とかだと知り合いがいないんだよね〜。もしかして、近いとこにいるかも知れない。


今は良いか。


さて、一通りチェックしたし、問題ない生徒の名前を覚えよう。一年だけでも20数人位居るけどね。まあでも、色恋沙汰に無頓着の方が結構居そうな学校だ、他の学校と比べれば20対1程の差があるんじゃないか?それにこの学校は大学と大差無い位人数がいるしね。流石。


世の中頭の良い人って結構いっぱいいるし。


説明しよう、今人の名前をチェックしているがこれは、三種類に分けている。


まず、


恋愛に無頓着:主に話し掛ける必要の無い人種故に、居ても困らない。脳内人間リストの役一割を埋める。


通称:ボッチ


常識的判断が出来、理性を抑えられる:友達になる事が多い。気さくに話し掛けて来たりする。脳内人間リストの役六割を埋める。五割女子で埋まる。


通称:民間人


理性が危うい、少し危険:無理矢理などと言った強行に及ぶか、犯罪の危険性のある人種。以外にも多い。自意識過剰と過剰御都合主義者もここに属す。脳内人間リストの役三割を埋める。


通称:変態


とまあ、こんな感じかな?


勿論ちゃんと、現在案内されている学校の敷地も記憶に入れてるよ。


過剰ご都合主義者?ああそれね、ご都合主義者って言ってもご都合主義者自体殆どの人がこれに当てはまるわけよ。ちょっとご都合主義でも全然問題ないだろ?例えば負けたからイカサマされたとか言うのはさ、問題ないじゃん?


…有るけど?有るよね?問題


戦争って、ご都合主義者によって行われるのよ。分かる?七つの大罪知ってるよね?その大罪も限度が問題なだけで、七つの大罪は何も悪くないの。聞いたこと有るよね?


んでご都合主義もちょっとは良いけど過剰はダメなの。


え?意味が分からない?大丈夫だよ、貴方は一人じゃないのよ。他に誰がいるって?

内緒。


ごめんねー、自分で言っててよく分からなかった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふう、終わった!ちょっと疲れたな。


学校の敷地で一番印象的だったのは食堂だった。


「お金かけすぎーーーーー!!!!」


食堂はものっそいゴージャスだったね。キラキラで飾り付けも豪華、終いには金ピカだった。


叫びたかったが、学校にいるので辞めました。


さ、帰りましょう…


「鷹塚さん?」


ちょっと疲れて帰るところで、後ろから声を掛けられた。


振り向くと、長い髪を背に垂らした、可愛い美女がいた、少女では無い。目は吊り目でちょっと厳しそうな人です。しかし、制服からして生徒であることは間違い無い、しかも生徒会。


女騎士の称号が似合いそうです。


「はい」

「少し時間を貰っても良いか?」

「良いですよ、岸谷さん」


どうせ、学校も終わりだし特に用事とか無いから、了承した。


この人の名前は岸谷(きしたに)さんである。まさに女騎士である。名前に岸(騎士)とある。


かわいいです。(かっこいい)


「それじゃあ、付いて来て」

「分かりました」


岸谷さんは、表情を余り変えずに私を案内した。


勉強したくないよ〜学校行きたくないよ〜家でゲーム小説三昧したいよ〜

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