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本完霊師  作者: 鵜梶
第1章【面倒くさがりな少年】
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2ページ目

この日の優斗は、いつも通り図書室にいた。


誰が決めたかはさて置き、優斗は図書委員と言う立ち位置に着いたのは正直ラッキーなのだ。余りコミュニティーを好まない優斗からしたら、静かで余り五月蝿くない図書室の空気はとても楽であった。何より、準備室の鍵は図書委員全員に与えられていた為、出入りが出来る。

そのお陰で、優斗は毎日の様に準備室に通うことが出来た。

当然ながら授業をサボる為であるが、普段は普通に授業を受けている。体育の授業の時だけは優斗は逃げるように、そこに向かう。一応先生方とかには知られているし、先生達も呆れて何も言ってこない。


しかし、今回は違った。


優斗はそれ等を理由に、雑務を押し付けられたのだ。

理由は体育に出ない代わりに、図書室の貸し出し履歴をまとめて来ることだった。単位はそれで取らせてくれるらしく、ある意味そちらの方が都合が良かった。しかし、ノートにひたすら名前と貸し出し履歴の数字を書き続ける事3時間。

流石に3時間も同じ体勢で書き続けるにも飽きて来た優斗は、少し休憩する事にした。掛け時計を見ると、既に夕方の6時を回っている事に気がつく。今日は妹が遅く帰って来るから、まだ時間は大丈夫だろう。


こうも長く学校にいるのも久しぶりで、普段はバイトがこの後入っているものだからと、直ぐにバイト先に行ってそのまま帰宅してしまっていたのだった。だからなのか、普段は目に付かないような本等が、視界に入ったりと普段とは少し違って感じがして楽しむことも出来ていた。



「あと少しだし、休憩するか。」



背伸びをすると、体の節々がボキボキと嫌な音をたてる。それを余所に優斗は更に身体中を捻ったり、更に節々を無理矢理鳴らしていく。筋肉の伸び縮みが心地良く、欠伸あくびが思わず出てしまう。

今日はバイトは無く、夕方が暇だったから受けた物とはいえ、流石に長く座っていると身体が痛い。尻の辺りがヒリヒリと痛むし、肩が鉛のように重たかった。


休憩していると、徐々に眠気が襲う。

真面に寝れていなかったからであろう身体の脱力感に、優斗は溜め息を吐いた。まるで中年のサラリーマンの様に、深い深い溜め息を吐く。


ストレスと言うと聞こえが悪いが、疲労が溜まっているのは誰から見ても明らかなのだった。目の下にクマが色濃く出来ていて、まるで悪魔の形相みたいになっている。そんなクマを隠す様に、丁寧に前髪を直す。クマだけではないのだが、普段から余り顔を見られたくない優斗は、前髪を調度鼻の下辺りまで伸ばしていた。



「長過ぎ・・・?」



はっきり言って長さはどうでもいいのだが、余り邪魔でも困る。そろそろ髪を切らなければならない。



「・・・さっさと終わらせて、帰るか。」



独り言が響く室内は、どこが寂しげで馬鹿らしくなるほど静寂に浸っていた。


今は6月の下旬。


まだ少し寒かったり、雨脚がおぼつかない6月。

高校に入って1年と2ヶ月が経つが、友人は愚か誰一人として話せないでいた。話したくもないしと言うほどではないが、話し上手なわけでも無いし、話題があるとしても直ぐに終わってしまう。


栗原優斗、17歳。


対人恐怖症。人間不信。



この歳で既に死んでもいいとさえ思う優斗は、人生なんて楽しんではいけないと思っている。

人生楽しんだ方が良いと言う人もいれば、その反対も居るわけで、人生なんて楽しんでいいと思っているのはそれは人間が勝手に解釈しているだけで、本当の所は違う気がするのだと言う考えもあるのだ。


優斗はその後者であった。

楽しんでしまうのは、まるで生きている価値を欲しているかの様に感じ、優斗の“ 目 ,,からしたらとても醜く見て取れた。一度きりの人生だからと言って、誰しもが楽しんで生きて行こうなんてことは思っていない。

生きている事にしがみ付くのは、生を受けた者の定めと言うなら、栗原優斗と言う少年は異常者の一人なのかもしれない。死んでも構わないこの命は、誰も悲しまないし、増して価値なんてものは無いとさえ言い切れた。


このまるで無感情な感覚をしている様に見える優斗にも、心はある。なので悲しむし、怒りも湧いてくる。


ただ彼の心には、


栗原優斗の命なんて物には、価値なんてない。



一つの、まるで確信する何かが優斗にはあった。




最後の1文字を書き終え、優斗はペンを置く。

さっきまで薄っすらと青白く染まっていた教室内は、既に陽は落ち始め、夕暮れに染まり始めていた。図書室の準備室で作業をしていた優斗は、カウンターの陳列棚に先程書き上げた貸し出し履歴のノートをしまう。筆箱を鞄にしまいテーブルの上に置き、脱いでいた学ランの上着を羽織る。


目を軽く閉じ、鞄を手に取り、


「後は戸締りをして帰る───────





何かが途切れた。


言葉が途切れた。


意識が途切れた。


なんの前触れも無く。



音も無く。


瞬きをして、


開けた瞬間。





「は?」



優斗は外にいた。


辺りを見渡す。



「へ・・・なに?」



頭の回転が出来ない状況になった。

まるで何が起きているのか、優斗には理解が出来ない。冷や汗をその場でかく。ただ棒立ちをし、何も把握出来ず、状況を飲み込めないでいた。

言葉が詰まる、今いる場所からの視界だけでは何も情報は得られなくて、目があちこちに泳ぐ。



「何が起こってんだ・・・?」



目線だけではなく身体も捻りながら、辺りの状況を見渡す事にした。別に変わった事はなく、至って普通の路地だ。其処には優斗以外誰も居ない、あるのは引越しセンターと書かれた段ボールや、吸い殻やポイ捨てのゴミのみ。どっかの路地裏らしき場所ではあるとは理解出来る───しかし。


一瞬だったのだ。

何もモーションが無く、音も無く、気が付いたらそこにいる。まるで夢遊病患者の様に、夢の中の様なそんな錯覚さえしてしまう。

空を見上げると、眼を見開いた。



「・・・夜?」



さっきまで夕暮れに染まっていた筈の空が、何時の間にやら日が沈み、天には三日月が登っているではないか。澄んだ空には雲一つ無く、唯々と夜空に三日月が静かにその身を照らしている。

優斗は真上を見上げる形となっていた為、三日月の高さを見ると、もう既に10時を回っているのではないかと思われた。



「何がどうなってんだ・・!!?」



今時な異世界に来たわけでもないだろうに、こんな状況はどう対処したらいいのか分からずにいる優斗は、顔を引き吊らせた。



「まさか本当に異世界になんかに来たって訳じゃ、」



最近の小説にはそういった類が多いが、自分ははっきり言ってなりたくない。

異世界なんて増して、見知らぬ土地にいきなりポイ捨てされてしまったら、優斗は確実に飢え死にする事は一目瞭然。誰しも確実にハッピーエンドなんかではないとだけは言えるし、寧ろ優斗がそんな事になったらバットエンドどころか、ブラックでダークなエンドになってしまうに違いない。


優斗は焦る。


恐ろしくなる程に、焦りが更に酷くなる。


手足の硬直が震えに変わる。



「冗談・!!」





その場を動こうとしたその時。




「君誰?」


「!」



背後から何者かに話しかけられた。

恐る恐る振り返ると、其処には金髪の青年が此方こちらを不審そうに見て来ている。顔は建物の影で余り見えないが、衣服の方に視線をやるとある事に気が付く。



青年が着ているのは、コンビニの制服だという事に。


優斗が知っている限り、今真後ろにいる人物が着ている衣服は家の近くにあるコンビニの制服に一致する。小さい頃から何度も見たことがあるその色と独特のライン状の模様に、優斗はここが異世界ではないと瞬時に把握したのだった。



「ここは関係者以外入っては駄目ですよ?・・・まさかとは思いますが、薬とか持ってるとかじゃないですよね?」


「っ!?」



飛んだ勘違いをされているらしく、慌てて弁解をしてみる。



「違います!俺は、その・・・気が付いたらここにいて・・・いや!違うんです!俺は怪しくなんかないです!!」


「その格好制服みたいだけど、何処の学生さんかな?ちょっとこっちまで来て、確認のために学生証とか何か身分がわかる物を見せてもらえない?最近薬の売買がここら辺で多発しててね、もし違うんなら謝るから。」


「・・・学生証ならあります。」



優斗は落ち着きを装いながら、相手に学生証を見せる。



「くりはら・・・ゆうとくん・・・ね。」


「えっと、はい。」



何故か相手は覗き込むように学生証を眺めてくるので、優斗は少し嫌なモヤモヤするものを感じた。品定めするかの様に、新聞の折り込みチラシの広告の品定めをしているかの様な目線が、何処か悪寒を感じさせる。一瞬此方と目線が合った様な気がして、身体が反射的に震えた。



「偽装とかじゃないみたいだけど、君みたいな子供がこんな時間まで外を出歩くのはやっぱり大人からしたら頂けないな。」


「すいません・・・」


「いや、謝らなくてもいいよ。君にも色々あるだろうし、だけど、制服のままで外は出歩かない方が身の為だと思うぞ?何かに巻き込まれかねないしね。」


「はぁ、」



さっきまでの嫌な目線は消え、満面の笑みと明るい言葉で返された。何故か笑顔で返されるので、優斗は空返事て返す。



「コンビニに来る最短距離でもしてたの?」


「あ、まぁ・・・そんなトコです」



優斗は言い訳しても相手は逆に不審がると思い、軽く相手に合わせるような返事を返した。



「ごめんね、呼び止めちゃってさ。」



コンビニ定員の青年は和かに優斗の横を通り過ぎる。



「・・・いえ、」



その時優斗は相手の髪の毛に何か付いているのが見えた。歩き出そうとした脚を止め、後ろを振り返ろうと一歩横に引く。



「あの」



刹那。



優斗の頬に何かが横切る音がした。


虫かと思い、ゆっくりと目線だけを動かす。


しかし、虫なんかではなく、何か鋭い物が頬をギリギリの所で停止している。






「「あーア、外しチャッタなァー!?」」




声が二重に聞こえてくる。



目線を戻すと、さっきまでこちらに背を向けて歩いていた筈の青年が此方を向き、手を伸ばしていた。優斗は息を飲む。

相手の手を見て目を見開くと同時に、驚きの余り口を大きく開けた。

手の指先が紅くなっていて、爪がやけに発達している。その爪がまるで自在にコントロールが効くかのように、小刻みに揺れているのだ。

そしてその爪は、優斗の左頬にギリギリの所で掠めずにいた。



「「何でフリカえるのサァー!?振り返らナケレバ、頭蓋骨が、グシャーっっっ!!・・・て、ナッテナノニ。」」


「はぁっ、はぁっ、」



息が荒くなる。

心拍数が跳ね上がる。


身体の芯から危険だと警報が鳴っていると同時に、優斗は手に持っていた鞄を強く握る。歯を食いしばり、勢いよく鞄で相手に殴り掛かった。



「「ぐァッあ!!??」」



運良く相手に当たり、優斗は走った。



「「ぅ・・・っかかかかか!!!!!オモシロイねぇ!!!???イイヨいいよ!!逃げて!!逃げなよ!!!そうすればコッチも───────








喰い殺しがいがアルだロっッッ??」




(何が起こってんだ!?あのバケモノは一体なんだ!?人じゃないのか!!?何で俺なんか狙って来てんだよ!!?あり得ない!ありえないありえない!!)



優斗は訳が分からないまま走り続けた。脚がもつれながらも、一目散に出口があると思われる場所に走り続ける。ふと視界に何かの看板が入った。


そこである事に気が付く。



「ここ、俺の家の近くなんじゃ・・・!!?」



一瞬だが、路地と路地の隙間から見知っている風景が飛び込んで来た。



「嘘だろ・・」



本当にそうならば、此処を出たら優斗以外の人間も襲われるかもしれない。いや、もしかしなくてもそうだと思う。何故こんなことになっているのだろうか、ほんのさっきまでは学校にいた筈なのに。


何が優斗の身に起こっているのだろうか。

優斗は日頃の行いが良い方ではないが、何がどうしてこうなったのだと内心動揺が隠せないでいる。




「「ミツケタァ」」



右脚に何かが絡まる音がすると同時に、世界が揺らいだ。いや、優斗の体が揺らぎ、地面に叩きつけられる形となった。叩き付けられた場所がズキズキと痛む。



「!!?」


「「はぁ〜〜〜、そんな簡単に捕まらないでヨ!?まるで蟻を追いかけている犬の気分ダヨォ??」」



背後に目線だけを向けると、背筋が凍った。



人間の形はしているが、明らかに似て非なるモノが身体のあちこちからボコボコと湧き上がってきたではないか。それはマグマの火山活動の様に激しい所もあれば、余り動いていない場所もある。顔中にミミズ腫れの様なものが浮かんでおり、目も血走っていて普通の人間のモノではなかった。衣服も所々破けていき、もう人間とも言えなくなりつつある。


優斗は息を飲んだ。


優斗は死には恐れを知らない。


しかし、死んでからの後のことを考え、恐怖として心臓を締め付ける。



(もし、俺ががここで殺されたりでもしたら、他にも殺される奴がいるかもしれない。全然知らない人かもしれないし、もしかしたら妹かもしれない。学校のどうでもいい奴らかもしれない・・・だけど。)




優斗は答えが出る前に身体が動いていた。


絡まっている脚を力を込めて引っ張っり、勢いを付けて相手を転ばせようとした。が、ピンと張った其れは、うんともすんともせずに停止してしまう。



「「馬鹿だナァ!!お前ミタイな貧弱な奴は、オレ様に敵うはずネェーンダよぉ!!!」」


「あ・・ぐぅ!!!」



徐々に手繰たぐり寄せられ、半泣き状態になる。


声にならない声が、心の中で叫び続ける。



「っぅぁあああああああああああ!!!!!」



優斗は声を張り上げる。


張り上げなければいけない気がした。



「「馬鹿の中の馬鹿の良いところだなァッ!!??そんなに発狂シテも、お前の声は、何処にも届かなイゼ?」」




まだ事の始まりから、数分しか経っていない。

なのに優斗の人生が今終わろうとしていた。

何が何だか分からないまま、死に行く人生の終わりに優斗は涙すら出ないでいた。湧いてくる感情は唯々死に行くことへの不信感。まるで感情が取られてしまったかの様な心境に、困惑してしまう。


コンクリートの地面からはひんやりと冷たい温度が伝わる。

死に際なのに、何故か今まで生きてきた中で一番頭が冴えていた。



「「なんダ?お前泣かないのかァー??逃げテ叫ぶクセに、泣かないのは初めてだワァ。」」



不思議だった。

優斗自身が一番不思議だった。



「「けどオ前、気を付けた方ガイイゼ??簡単に他人に個人情報を見せるナンテ、殺して下サイって言ってる様なモンだしサァ。逃げられたとシテモ、住所特定されたら終わりダゾォ??」」



軽く笑う。





「「マァ、喰べるから関係ナインダケド。」」




何かが“ 切られる音 ,,がし、優斗は覚悟を決めた。






しかし、何故か優斗の身には何も起こらない。




「・・・?」


「お食事の所悪いんだけど、僕の気配に気づかない君も気をつけた方がいいと思うな。」


「「!??」」




背後を振り向くと、優斗は愕然とした。



「人型に化ける事が出来るなんて、中々の芸達者振りだけど、僕みたいな本業の人達には直ぐにわかっちゃうって考えなかったのかな?分かっててやってたの?」


「「デァ・・・??!」」



バケモノの腹部に、刃物が刺さっている。

あからさまに長刀ちょうとうだと見ただけでわかる代物が、脇から流れる様に腹部にまで斬り裂かれていた。恐らくバケモノの背後に誰かがいるのだろうが、優斗はうつ伏せになっている為そこからでは見える範囲は限られていた。声だけが優斗の耳に入って来る現場となった。

滴る鮮血は赤々しい物ではなく、まるで絵の具の様な青々しい不気味な群青色ぐんじょういろをしている。

バケモノは腹部を血反吐を吐きながら腹部の刃物に目線を送ると、ゴポゴポと口の中の血を噴き出しながら笑い始めた。



「「ギヤァァハハハはハッッっっッッ!!!!!??」」


「・・・・」



バケモノを刺している相手は何も言わない。

唯々無言ただただむごんで裂け目を広げて行く。



「「傷が閉じネェーッテ事はァー、お前本業の奴等かナンカダロ??ナンで今更ヤリに来てんダァ!!??遅すぎんダロ!?」」


「僕等にも色々あるんだ、君達みたいに人を欺きながら仕事をしないといけない時もあるからね。」


「「ア"ァそうかよ!!!けどナァ!!オレたちは何度でもお前等のォ──────、」」



言い切る前にバケモノの身体が真っ二つに割れた。



青い血飛沫が飛散する。



優斗は起き上がるが足腰に力が入らなかった。



その場で尻餅をつく。





辺りに生臭い異臭や煙が立ち込め、


路地裏に何故か優斗の姿があった。


さっきまでは確かに、学校の図書準備室に居た・・・が、ほんの一瞬で学校から家の近くの路地裏に場面は移り、今現在は腰を抜かして地べたに座り込んでいる。



優斗は口から出た言葉の前に一言、声にならない声で今目の前にいる人物の名前を口にする。







十綱つなし・・・アカザ先輩・・??」




優斗は長い前髪越しで、相手を見た。



優斗の目に映っているのは、



青い鮮血を見に浴びながら、



青い髪をたなびかせ、



透き通った青い目を眼鏡越しから覗かせた、







学校の先輩だった。




「やぁ、大丈夫かい?」



笑顔を向けられた。



それを見て、


優斗は先輩までもがバケモノに見えたのだった。








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