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ゴーストタウン  作者: さっちゃん
6/9

第6話。自宅へ避難

最後の力を振りしぼり、走る!走る!走る!


そこのスーパーを通り抜けるともうすぐ僕の家だ。

小さな木造のぼろいアパートだ。昭和40年頃建てられたものらしい。家賃、なんと2万円。僕の住処だ。外階段を昇り2階を目指す。

かばんに手を突っ込み急いで鍵を探した。


『くそ!鍵が見つからない!早くしないと!』


グオオォォ~。ゾンビだ!やばい!

鞄の中身を全てぶちまけた。鞄の中にはペンケースやら、水筒が入っている。

そうだ、確かペンケースの中に!ゾンビが突進してきた!

僕は水筒をゾンビに投げつけた!

バキッ!!

ゾンビの頭にクリーンヒットした!奴の動きが一瞬止まった。


『あった!鍵だ!』

ガチャ、ガチャ、ガチャ、くそ!鍵穴にうまく鍵が入らん!

ガチャガチャ、ガチャ!

ドアもボロくなっているのだ。

ちくしょうめ!早く開け!

カチャ。

『よし、開いた!』

急いでドアを開けて飛び込んだ。早くドアを閉めないと!

『奴が』隙間から一緒に入ってこようとしている!


バターン!!間一髪だった。

ピチャッ!

ぼくの顔にドロドロした液体がかかった。

ヌメヌメしている。奴の右手がドアに挟まり潰れたのだ。


『うわ!ゾンビの体液だ!』


急いで鍵と鎖を閉める。

ふぅー、なんとか、奴を振り切ることができた。

ひとまず安心だ。。。

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