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ゴーストタウン  作者: さっちゃん
5/9

第5話 やっぱり逃げる!

ガァァーァアー!

ゾンビが後ろに吹っ飛び倒れた。


『やったぞ!うまくいった!ざまぁみろ!

どうだ!空手有段者の技の威力、思い知ったか!』


更なる攻撃を加えようと思ったが、僕はこのすきに再び逃げることにした。


『よし、ゾンビが倒れているうちに!』


倒れているゾンビの横を走り抜け、後ろをチラッと確認する。

すると、ゾンビはもう起き上がっていて、僕を全速力で追いかけてきている。


『ひ、ひえぇぇー』

ゾンビはまったくダメージを受けていないようだった。


このまま走り続けるのも体力の限界だと思った。

とりあえず、自分の家に逃げ込もう!と思った。

そこに籠城ろうじょうして時間稼ぎをして救助を待とう!


それにしても他のみんなは何処へ行ってしまったんだろ?

街は静まり返っていて人の気配がしない。

街灯がチカチカ、不気味な蠢動しゅんどうのように点滅を繰り返している。


家の方角を目指し、走り続ける。

ゾンビは僕のすぐ背後にいる。

ギリッギリッギシ。

奴の歯軋はぎしりの音が聞こえる。

奴はあの強靭きょうじんあごと歯で僕に喰らいつこうとしているのだ。


『ウワァァァー』


最後の力を振りしぼり、走る、走る、走る!

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