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君の、目線。

作者: 雨人
掲載日:2026/04/14

 学校の帰り道にある、この鉄塔。

毎回見るたび「上からの景色は遠くまで見えるだろうなぁ…」と思う。


「ねぇ、君は登りたいの?」

 名前を呼びたくない派の友達が言う。

いつもこの呼び方だから、慣れてるし、恥ずかしいだけだと思う。

「いやー………うーん、若干」

 へぇーと言って先に歩いて行ってしまう。


 見つめたまま想像してみる…


 春…陽射しに照らされて座る、ぼく。

そして軽く吹く春風。雲はうすく、周りは新緑に。

 深呼吸………


 夏…日差しが強い、風は心地よく吹く。

そして賑やかに、音があちこちから聴こえる。

 深呼吸………


「ねぇ!遅いよ」

 先に行った友達が、早足で戻って来て、僕の手を引っ張る。

「ぼーっとしてると、また転ぶよ!」

「…ん、ごめん……ありがと、」

 嬉しそうな感覚が、手から伝わってくる………

春…深呼吸――((くしゅっん)) 症状がある人はする(笑)

夏…深呼吸――((あっっつ)) 空気も暑い、涼しい風くれ!!


 短編、2作目です。

思ったよりも、1作目「ただ、景色をみる。」が伸びてて、びっくり。

 今回の「君の、目線。」は読む方によって、みる景色が違うよね。

鉄塔がない街でも、高い場所からの想像は可能。


 どんな感じの景色がみえた?

感想欄でも、雨人のメッセージの方に直接送ってもらってもよいです。

 一言でもいいよ、「ハッックション!!」だけでもいいよー笑

(逆にそっちの方が面白そう……)

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