3.冒険者登録
「ねぇねぇ。起きて。もしかして死んでる?でも息してる大丈夫だ。起きてシダ君。」
その言葉で僕は目覚めた。
彼女はしっかり服を着ていた。
「なんでここで寝てるの?昨日私なんかした?」
彼女は昨日のことを覚えていないらしい。
あの時卒業してればよかったけどしっかり酔わずに心からしたい。
「寝れなかったんで外に出てたらそのまま寝ちゃいました。心配かけてすみません。」
「敬語使っちゃダメ。今日は私の言うこと聞きなさい。」
「わかった。ラフィア。あと僕腹減って…」
「そうね。私も空いたわ。じゃあ家に戻って朝ごはん食べましょう。」
家に戻るとすぐ朝ごはんが出てきた。
朝ごはんはフレンチトースト的なものだった。
レシピを聞くとパンと魔物の鳥の卵と砂糖を使ってるらしい。
確かにこの世界には[飼う]といったことはしていなくて[狩る]ことはしていると考えた。
もし本当にそうだったら品種改良して、飼ってA5ランクの肉をつくって儲けられるかもしれない。
「ありがとう。魔物の卵を使ってるのは意外だな。卵高そうだね。」
「この卵はアリナサシルバードは卵を一度に500個産むの。だからあまり高くないよ。だいたい10個銀貨1枚なのだ。」
「そうなんですね。意外と安いね。」
まるで魚のような鳥がいるみたいだ。
銀貨1枚安いと言ってるけど日本円で1000円なので前世と比べるとだいぶ高い。
けどまだ、発展していない様子。
稼げる要素をまた見つけた。
別の意味で俺TUEEEができるかもしれない。頑張ってやる。
「君は冒険者登録もしてないでしょ、だから冒険者登録していっしょに稼いでもらうよ。」
「楽しみです。はやく行きましょう。冒険者登録しに」
あと、スキルの使い方と他にどんなスキルを持っているか知りたいしね。
それから2時間後、ひとまず宿屋に行って一ヶ月分の金を払って一ヶ月泊まれるようにした。
もう変に襲われたくないからね。
宿代は一ヶ月金貨1枚。
これは安い。
物価はやっぱり安いみたいだ。
税もかからないみたいだし、いい時代だ。
「シダ君は2号室に止まるのね。時々伺うかもね♡」
「たまにならきてもいいですよ。」
やっぱり敬語を使わないと落ち着かない。
敬語は楽である。
「じゃあ冒険者登録しに行きますか。」
僕達は冒険者登録しに冒険者ギルドに行った。
ギルド内はとても大きく涼しい。
ラフィアが言うには夏は清涼の魔法陣が発動し、冬には温暖の魔法陣が発動して年間通してちょうどいい室温らしい。
またギルドには酒場、薬など売ってる売店。そして依頼受付。冒険者登録受付。買取受付。などがあり様々な人が出入りする。
なんと夢見た光景なのか
僕達は冒険者登録受付に向かった。
「冒険者登録いいかしら」
僕が緊張して話しかけられずにいるとラフィアが話しかけてくれた。
「どちら様が登録するのでしょうか?」
「この子です。お願いします。」
「はい。お願いします。」
いよいよ登録だ。
「まずここに個人情報を書いて下さい。」
そう言われ、紙を1枚渡された。
そこに個人情報を書いた。
名前 志田 勇星
年齢 14歳
性別 男 などなど
スラスラ書けてはやく書き終わった。
「ここに血液を一滴垂らして下さい。この刃物で親指に傷つけて血液を出して下さい。」
血液が必要なのか。
辛かったか、
はやく終わらせたかったので頑張って親指に傷つけた。
「はい。垂らしました。」
「ありがとうございます。もう少しで登録できるので待っててください。」
どんなスキルが他にあるのかステータスはどんな感じなのか楽しみである。
待ちきれない。
ピアノの発表会のときよりも緊張している。
心拍音がハッキリと聞こえてくる。
そうドキドキしていると、
「ありがとございました。あなたのステータスはこのようになっております。」
そう言われ直筆て書かれた紙が渡された。
ギルドにある椅子に座り、ラフィアと一緒に見た。
そこにはスキルと魔法のステータスが書かれていた。
スキル
「ネット閲覧」
「創造+++」
「採集効率+++」
「採掘効率+++」の4つ書いてあった。
ほとんど生成系のスキルである。
プラス3つ付いているスキルを持つ人は少なく重宝されるらしい。
ラフィアが「こんないいスキルだらけで金のなる木だね」
という金しか考えてないことを言っていた。
まぁ、スキルを駆使して稼ぎますけどね。
「ラフィア。スキルってどう使うの?」
「シダ君が持っているスキルのうちプラスが付いている3つのスキルは自動的に使われる。あと1つのネット閲覧というスキルは聞いたことも見たこともないけど、心の中で『ネット閲覧』と言うと多分使えるよ。」
「ラフィア。ありがとう!早速使ってみるよ。」
そういえば、昨日スキル使ってみようと思ったのだが忘れてしまっていた。
(ネット閲覧…)
そう心の中で言い目を閉じるとキーボードとモニター、マウスがあった。
そのパソコンはネット検索だけ使える。
とある掲示板、
とあるSNS、
とある動画配信サイト
などいろいろなものを検索できた。
そこには、現実世界の情報がたくさんあった。
今長いするのはラフィアに失礼なので一旦戻っておこう。
次はステータスを確認した。
ステータス
炎 Cランク
水 Cランク
緑 Bランク
光 Dランク
闇 Cランク
召喚 Gランク らしい
魔法の適性や取得のしやすさなどが関係しているらしい。
最低ランクはGランクで
最高ランクはSランクなんだと。
現段階では緑属性魔法の適性が少し高いらしい。
魔法にもG級魔法〜S級魔法まであるらしく、
「だいたいの人はGランクの適性でもD級魔法までは覚えられる」
ってそこらへんの人が話していたのを盗み聞きした。
緑属性は草系の魔法のことだと思う。
このステータスは平均値よりも少し高いと受付の方が言っていた。
自分だけ情報を与えては何なのでラフィアに聞いた。
「ラフィアのスキルとステータスはどんな感じなの?」
「聞きたい〜?」
「聞きたいです。自分の情報ばっかさらけ出しているので教えてください。」
「そこまで言うなら教えてあげよう。私のステータスはこんな感じよ」
そこにはこう書いてあった。
ステータス
炎 Sランク
水 Bランク
緑 Sランク
光 Cランク
闇 Cランク
召喚 Aランク
「すごいじゃないですか。Sランクが2つも、さらに他のステータスも高い。最初からこんなよかったのですか?」
「最初はこんなに良くなかった。炎と緑以外は全部Gランクで。本を読み漁ったり、パーティを組んでいろんな人にいろんなことを教わったり、魔法学校に通ったりしてここまでステータスを上げてきたの。だからシダ君のステータスは最初からこんなに高くてすごいのよ。」
本を読み漁ることで魔法がもっと使えるようになるなら読みたい。
「図書館とかあるの?」
「トショカン?何それ楽しい所?」
「じゃあ本ってどこで読み漁ったのです?」
「知り合いの家でいろんな魔法の事や地域で採れる鉱石や実、花、動物などが記している知り合いがいるのよ。よかったら教えてあげようか?」
「お願いします。」
「じゃあその代わりにこの依頼一緒に受けようね。」
その依頼はスライムダンジョン攻略だった。
「でも、戦力になりませんよ。足手まといになるだけですし。」
「君のスキルが有能すぎるの。採集効率+++があると、このダンジョンにいるスライムのドロップ確率0.01%のスライムの核がドロップ確率70%になるの。それを1つ売るだけで金貨1枚なのだよー」
「スライムの核全てあげるので本を書いている知り合いを教えてくださいね。」
このようにして僕たちはスライムダンジョン(粘着の洞窟)に向かった。
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今日の支出 金貨1枚
内訳
宿代金貨1枚
収入 なし
残りの金 金貨998枚 銀貨9枚 銅貨5枚
実家に帰省するので1日2日更新できないかもしれません。




