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魔王に会えるのがそんなに嬉しいのですか


グネヴィアと共にヴァランスは石で出来た・・・・

明かりに満ちた通路を歩む・・・・


 教師姿のグネヴィアは眼鏡を・・・・

かつかつと美しく歩んでいく・・・・


 ヴァランスは学生服・・・・・

戦に出られるそんな学生服・・・・・


 色は黒・・・・・


 ヴァランスは尋ねる・・・・

「グネヴィア様何処へ」


 グネヴィアは眼鏡をはずし振り向き・・・

「魔王様のところ♪」


 朗らかに微笑みグネヴィアは伝える・・・・


 再び歩き始め・・・・

「ヴァランスにも知ってもらおうと」


 グネヴィアは足取り軽く・・・・

意気揚々と・・・・


 ヴァランスは楽し気なグネヴィアに嫉妬を覚える・・・・

「魔王に会えるのがそんなに嬉しいのですか」


 グネヴィアは歩みを止め振り向き・・・・

「ちがうよー♪」

「ヴァランスと秘密が共有できるから♪」


 ヴァランスの表情変化を堪能し・・・・

歩みをはじめる・・・・


 「だからこんなに嬉しいの♪」

「相談してよかった♪」


 「フォーズシャインの皆に♪」


 ヴァランスだからかと・・・・

最近フォーズシャインの面々に呼ばれ・・・・


 其のたびにグネヴィアは・・・・・

心配していたいたのかと・・・・



 戻る度に笑顔を咲き誇らせ・・・・

フォーズシャインの面々はやっかみでは無く・・・・


 ヴァランスは己の器量の狭さを理解しつつ・・・


 「俺も御礼を述べなければいけませんね」

「グネヴィア様」


 グネヴィアは歩みを止め振り向き・・・

笑顔を咲き誇らせ・・・・


 「そうねお礼のパーティーを二人で開きましょう♪」


 


 

 二人は秘密の通路で心を通じ合わせ・・・・・・








 

お読み頂き有難う御座います。

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