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グネヴィア様そのような顔をなさらず


昼荷馬車の席で揺られ・・・・


 同様に騎士衣装のヴァランスを見つつ・・・・

青で私は黒・・・


 私は素顔を晒し・・・・

まるで家族の様に安らげる一時はもうと・・・・


 「良いのですか」

「戻れないのかもしれないのですよ」


 外では民がヴァランスを口汚く叩き・・・・

領主ヴァソウドを殺し・・・・・・


 母イズミ様が毛嫌いするグンバー卿に捧げ・・・・

さぞ良い目に会うのだろうと・・・・


 妹ヴァクリスナ様を其の息子に捧げ・・・

真紅の瞳の人族領主を待ち望んでいた民・・・・・


 擬人族である二人殺された父と家族壊しの子を叩き・・・・



 ヴァランスは俯いたまま・・・・

「もう俺の家ではありません」

「もう己が中にさえない」


 「血縁さえもう俺には無い」


 不意にヴァランスは顔を上げ・・・・

「グネヴィア様そのような顔をなさらず」

「私なら大丈夫です」


 微笑み私を気遣い・・・・


 私は・・・・

「隣に」


 ヴァランスは驚き・・・・

「はい」


 私は何をと己に戸惑いつつ・・・・

隣に座ったヴァランスに・・・・


 「委ねて」

「身を」


 優しく伝える・・・・

私は甲冑を解除し・・・・


 ヴァランスは頷き身を委ねる・・・・

薄地越しにヴァランスを感じ・・・


 私は優しく撫でまわす・・・・

ヴァランスは幸せそうに委ね・・・・・


 私は至福を其の身に感じ・・・・


 「私がいるわ」

「此のフォー筆頭にして」

「若き麒麟のオニキス首魁の」

「<玲瓏騎士オニキスクリムゾン>グネヴィアが」


 家族がいないと嘆くなら・・・・ 

そうなら私がヴァランスの家族に成ればいいと・・・・


 何時までそうであれるか分からずとも・・・・

心だけはヴァランスに捧げようととそう・・・・

  


 グネヴィア・フォー・オニキスは心にきめ・・・・

ヴァランスは微笑む・・・・


 父はスライムボデーで母と・・・・

妹は愛するネクストグンバーと愛を囁いて居るのだろうと・・・・・


 全ては妹を愛する男の・・・・

妹が想い妹を想う者の場所に行かせるための策・・・・


 ヴァランスは微笑む・・・・

棚からぼた餅のように・・・


 グネヴィアの心が転がり込み有頂天に微笑む・・・・・


 漆黒の髪の美は史上空前の極み・・・・

白い肌も同様であり・・・・


 身体つきも同様・・・・

赤い瞳も・・・


 氷の表情も素晴らしいが・・・・

今の母の表情も又格別であり・・・・


 ヴァランスは魔王をどうするかを・・・・

年上のグネヴィアを味わいつつ・・・


 

 

お読み頂き有難う御座います。

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