表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集 vol.2

渡辺と坂田(200文字小説)

作者: 日下部良介

「今日は節分だけど、お前んち豆まきするの?」

「ウチはやらない」

「なんで?」

「渡辺だし」


 その昔、源頼光は都を荒らす鬼退治を渡辺綱に命じた。

 渡辺綱は鬼の腕を切り落とし退治した。

 それ以来、鬼たちは渡辺の姓の者に恐れをなして近づかなくなった。


「ウチもやらない」

「そっか! お前、坂田だったな」


 金太郎でお馴染みの坂田金時も源頼光に仕え、鬼退治をした。

 結果、坂田の姓も鬼に恐れられ、豆まきはしなくていいのだと言う。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 私も、坂田か渡辺に苗字を変えたいです。 だって毎年、豆まきの後片付け、大変なんですもん。 それにしても、そんな話があっただなんて! 渡辺綱にしても、坂田金時にしても、有名人な方々ですが、豆ま…
[一言] 拝読しました。 林先生の講座を観ましたね?(ムフ)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ