表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺のモノ。  作者: 咲羅
1/4

〓1.好きなのに

新しい連載小説です!またまた恋愛もの…。と思うかもしれませんが、男の子が主人公の小説は初めてです。これからもよろしくお願いします!

キミのすべてを俺のモノにしたい。

その笑った顔、短い髪、小さな手―――。

でも無理。俺のモノにはできないんだ。

だってキミは俺の親友を好きなのだから。

こんな気持ち初めてだ。こんなにも本気になるとは思わなかった。

俺は加藤直哉。

中2。俺が好きな奴は同じクラスで、松原有紀奈。女子で1番小さくてカワイイ。

その松原有紀奈が好きな人が俺の親友。

矢野将也。顔、頭、スポーツすべて◎

俺はそのなかだとスポーツぐらいしかできない。しかも有紀奈と将也は両想いだし。でも諦められない俺はバカだ。今俺がいるのは教室。毎朝有紀奈が将也の情報集めのため俺のところへ来る。

「直哉!」

ほら、来た。

「何?」

「今日は情報集めのために来たんじゃないよ」

「は?」

「誕生日おめでとう!直哉!」

有紀奈はプレゼントを俺の前に差し出した。

「ありがとう…」

俺はそっと箱を開けた。

「ネ、ネックレス?!」

「あたしとおそろいだよ☆」

有紀奈は楽しそうに言った。俺達をつまんなそうに見ていたのは俺の親友、将也だ。

俺はそれに気づくとすぐに将也のところへ行き、勘違いをしないように話をした。

意味分かんね。俺。有紀奈が好きなのに。勘違いをしないように?本当にバカだ。俺。

「はっきり言ってくれよ…。怒らないからさ。お前ら付き合ってるだろ」

そりゃお前は俺が

「うん」

って言ったら諦めるだろうけど。

なんか嘘はついちゃいけない気がするから

「まだ付き合ってない」

って言っておいた。

この小説の感想又は評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ