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91 身体の発育



 お風呂から上がりスッキリした私は、布で身体を拭う途中に手を止めた。


 止まった手の位置は胸の所。


 私は転生して女の魔族として生を得た。それからまだ4年しか経っていない。その筈だが…


 むにゅりとした感触に眉を寄せる。手を退かして、また触る。


 むにゅり。


 同じ感触に勘違いではない事を確認。


 「私のおっぱい大きくない?」


 脱衣場で私は自分の身体に脱帽した。


 前世の私の身体は胸が小さかった。


 小さい。その言葉を前世の友達に聞かれていたら鼻で笑われていたかも知れない。


 「あんたの胸は小さいなんてもんじゃない。無いわよ!」っと言われたに違いない。


 そんな心無い言葉を無遠慮に掛けられる程には酷い身体をしていた。


 ちんちくりん。そんな言葉が似合うロリも真っ青な体型をしていたのが前世の私。


 だけど、今の私はスラリとした引き締まった肉体。4歳とは思えない程の身長(成長中)。腹は子供特有のぷにりとした肉は無く。薄っすらとでは有るが腹筋に縦線が入っている。そして…


 胸は前世の私よりも大きく弾力がある。が、それでもまだ小ぶりな二つの双丘がある。そして、それはまだ成長中と言うのが恐ろしい所。


 私は自身の身体がどの様に成長するのかを考えて、想像した私の身体に期待と恐怖を覚えて身体を震わせた。


 ぶるりと震えて胸が微かに揺れてその感覚に私はニヤリと微笑んだ。前世の私ならそんな感覚は味わえ無かっただろう。





 

主人公の現在の年齢は4歳です。身体は12歳程の大きさです。

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