表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/125

7 お勉強(歴史・和解)


 前回人族を人間と表記していました。

間違えです。

 歴史編後1話書きます。

 申し訳ないです。


 人族が大陸中央に辿り着き。戦争は終わりを告げます。

 

 エルフ族陣営、獣人族陣営共に、人族を仲間に加えた方の勝ちだと確信します。

 ですが、エルフや獣人の話を聞いても人族は戦争に参加しません。

 それどころか人族は戦争を止めようと動き始めました。

 人族が最初に行った事は話し合いの席を設けることでした。

 当然、エルフ族陣営、獣人族陣営は話を聞こうともしませんでした。

 それでも、人族はあきらめません。

 獣人族陣営には「話し合いの席につかないならエルフ陣営にはいる」と言いました。

 エルフ族陣営にも「話し合いの席につかないなら獣人陣営にはいる」と言いました。

 両陣営もそれは困るので嫌々話し合いの場の席に着くことにします。

 人族が中立にたち、エルフ族の代表は、魔族の代表を立ち会い人として呼びました。獣人族の代表も、ドワーフ族の代表を立ち会い人として呼んでいました。

 これが大陸初の戦争以外での5種族の顔を合わせになります。


 後に【五種会】と呼ばれるのであった。


 人族はエルフと獣人の話を聞いて、戦争が起こった理由をしった。

 人族は大陸中央に辿り着くまで人間同士で戦争を何度も経験しており、すぐに解決策を提示した。


 「話は分かりました。我々人族もよく同じ様なことで争っていましたので。なんせ人族は数が多いですからね。」


 人族は5種族の中で一番数が多いとされている。

 獣人の様に発情期などが無く、1年中子供を作ることができるからである。実質、1年中発情期と言ってもいいだろう。

 

 「人族も同じことで争った経験があります。解決策もあります。」


 人族以外の種族が驚きに目を見開き人族へと向けた。


 「それは、5種族で中央を分けるのです。」


 「ふざけるな!我々が先に辿り着いた土地を分けるだと?!獣畜生とだけでなく、何故5種族で分けて場ならん!!」


 「それはコチラのセリフだ!!長耳ザルなどだけでなく、何故5種族で分けるのだ!!」


 人族の言葉に、エルフ族と獣人族からの怒気を通り越した、殺意の滲む怒声が投げかけられる。

 そんな状況でも、人族は落ち着いて説明を始めた。


 「落ち着いて下さい。エルフ族と獣人族の話によるとお互い同じように「先に中央へと来た」と言いましたね?」


 「そうだ」「ああ」


 人族の言葉にエルフと獣人は頷く。


 「では、それを証明する物をもっていますか?」


 「そんな物はない。」「あるわけ無いだろ」


 「そうでしょう。証明できないのであれば、どちらが先に中央へ辿り着いたかわかりません。なので分け合うのです。」


 エルフと獣人は眉を寄せ。机へと視線をむける。

 頭では納得してるのだろう。


 「何故5種族で中央をわけるのだ?中央に一番に着いたのがエルフと獣人なら、2種族でわければよいではないか?」


 人間は首を横に振り言った。


 「エルフ族と獣人族が中央に先に着いたのは確かでしょう。ですが、ドワーフ族や魔族、そして我々人族も、戦争に巻き込まれています。」


 「…」「だが、人族は血を流しては無いではないか?」


 人間の言葉に言い返す事が出来ず獣人が黙ってしまう。代わりにエルフが疑問をぶつけた。


 「いえ、私達はこの話し合いの場を作りました。正直、人族は他種族が潰し合っているのを傍観するだけでも良かったのです。両陣営が弱ったところを漁夫の利すればそれだけで。」


 「では何故そうしない?」


 「私達はこの大陸で生きる仲間ですから。それだけで良いではありませか?理由なんて。」


 人族の言葉に他の4種族は固まってしまった。


 「中央を5種族でわけますか?」


 その言葉にエルフ族と獣人族は、首を縦に振った

次回歴史編を終わらせます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ