第一話 すべての始まりは仕事の押しつけ
第二次世界大戦後世界は衰退していた。これから自分たちはどうなるのか。ちゃんと生きていけるのか。
近くに落ちてるたばこは吸えるのか。そんなことを考えてるうちに人々は前を向いた。そこにあったのは足だった。正確にはすごく美しい少女の足だった。その少女は喋る。「地球の皆さんこーんにーちはー!私の名前はアテナです。神です敬ってください。突然ですか皆さんにある提案をしに来ました!その提案とはこの衰退していく現状を打破し、発展させていく力を与える代わりに私が今抱えている仕事をやることです!」自分を神だと名乗る少女はそう言うと分厚い本を残し消えていった。その後アテナは人類に魔法と能力を与えた。そして人類は神アテナの代わりに仕事を引き入れることになったのである。そして世界は魔法と能力を駆使し、技術や生活の急激な発展を見せた。
そんな出来事から数十年が立ち時代は2045年になった。
2045年4月23日、東京文京区某所。その男は木刀を振っていた。彼の名は轟信也、のちに地球を救う英雄の名である。
それとは別で東京上空に謎の渦巻きが発生していた。
「・・・」「・・也!」「信也!」突然の大きな声に俺は驚いた。そして声のしたほうに目を向けた。そこにいたのは剣道の師範であり11代目極真流継承者でもある真田継國師範だった。「どうかしましたか師範?」「どうしましたか?じゃない!さっきから呼び続けているのに何故気づかない?」
「すいません。少し集中しすぎました。それで何か御用でしょうか」「もう17時で道場を閉めるから早く変える準備をしなさい。お前さんのところの嫁から怒りの電話が来たぞ」何か悪いことでもしたかなと思いつつ支度をして俺は道場を後にした。
その同時刻、東京上空の渦巻きが開き何かが飛来してきた。それは轟音とともに渋谷の交差点に着弾。あまりの大きさと速さだったため周囲の人や物は風圧で吹き飛んだ。その衝撃から、着弾点から殻が割れるような音がして巨大な怪物たちが出できた。その怪物たちはは狂ったかのよう咆哮をするとその場をさった。まるで何かを探すように。
アラートが鳴り響いたと同時に俺のスマホから着メロが鳴る。妻からだ。「今どこにいるの!」とてつもない怒声に鼓膜破れかけたと思いつつ自分が今いる場所を教えた。「それより君は今すぐにBUSSを起動するんだ」Building Underground Storage System(建造物地下収納システム)から頭文字をとってBUSS。これは文字通り建造物を地下に収納させ自然災害や大規模な事故から守るという仕組みで技術の発展により最近どの住宅にも備わっている機能だ。「でも信也君がまだ帰ってきてない!」「大丈夫。あと十分もすれば家に到着するからそしたら家に入れてくれ」「わかった...ちゃんと帰ってきてね!帰ってきたらお説教してあげ」俺はそこで電話を切った。そして思い出した「やべえ今日はカレーの日だ...」と。
怪物たちは迫っていた。強さを求めて。自分たちと同格以上のオーラを持つものを探して手合わせするために。そんな中怪物たちの視界にとてつもないオーラを持つ場所が見えた。それは先ほどまで信也が木刀を振っていたところ。真田継國の道場だった。
友人が漫画を描いていたので僕も何かしようかなーと考えたとき思いついたのが小説を書くことでした
痛いし相当な黒歴史だけど読んでくれたらまあうれしいです