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7,貴方の事を知る為に

 見つめ合うような睨み合うような僅かな時間が流れた。体の力も抜けて、やっと会えたとどこかホッとしたような気持ちになった私は、意を決して口を開いた。

 喉は乾いていなくて、思ったよりもスッと言葉が出てきた。


「私はリーレイ。…リーレイ・ティウィルです。一週間程前に屋敷に到着し、今日は屋敷の者に頼まれて差し入れを持ってきました」


「ティウィル? …ティウィルってあの?」


「五大公爵家!?」


 周りが少し騒がしくなった。けれど解っていた事だから。

 だから少しだけ、拳をつくるだけで済む。大丈夫。


 ただ名を名乗っても、どこまで説明されているか分からない私はいらぬことまで言ってしまうかもしれない。家名を出せばすぐに辺境伯様は理解するはず。

 辺境伯様の出方が、人柄も知らぬ私には分からない。要らぬ騒動を起こすにしても、初体面、ちゃんと名乗っておきたかった。


 周りの騎士は見ず、ただ辺境伯様を見る。辺境伯様と、その後ろにいる色素の薄い髪色の男性だけは一切驚いていなかった。ただじっと私を見る。

 すると突然、辺境伯様が馬を降りた。


 騎士達がサッと道を開け、その中をまっすぐ私に向かって歩いて来る。悠々と堂々としたその姿は流石将軍と言われる御方。

 前に立ったその人を私はまっすぐ見つめる。


 鋭い色とは裏腹に静かな瞳だけれど、刃を隠しているようにも見える。知性を感じさせる端正さと『闘将』と言われるに相応しい精悍な容貌は、女性に人気がありそうだなと他人事に思った。


 じっと見ていると、不意にその瞳が和らいだ。同時にヴァンが後ろから荷物を寄越してくる。

 いけないいけない。目的を忘れていた。

 私はそれを目の前の辺境伯様に渡す。


「屋敷の皆からです。お勤めご苦労様ですと」


「お届けいただき礼を言う。皆、差し入れだ、食べてくれ」


 辺境伯様は、私から受け取った荷をそのまま傍にいた騎士に渡した。受け取った騎士も周りの騎士も、一瞬嬉しそうに沸き立っていたけど、すぐに私達を見る。

 ……ちょっと居心地悪いです。招いたの私ですけど。


 私の前で辺境伯様の視線がヴァンに向く。


「手紙にあった護衛だな?」


「はい」


 …ちゃんとヴァンの事は話が通ってる。良かった。屋敷でも通ってたから大丈夫だとは分かってたけど。ひとまず安心。

 内心ホッとする私を、また辺境伯様が見てくる。


 辺境伯様は女性でも長身の私より背が高い。ヴァンと同じくらいかな。体格も逞しい。かといって筋骨隆々な見た目ではなくて、無駄なく筋肉をつけている感じ。

 その腰には一振りの剣がある。他の騎士達とは違って品と風格がある剣。馴染むようにその腰にあり、何より隊服が憎らしい程威風を醸し出している。


 辺境伯様は周囲の騎士達なんて気にしてないようで、平然としたまま。


「リーレイ嬢。俺が辺境騎士団団長であり、ツェシャ辺境領を治める辺境伯、ランサ・クンツェだ」


「お初にお目にかかります」


 男装なので淑女らしく礼は出来ないけれど、最大限丁寧に頭を下げる。

 立場なんてものを抜きにした。長くこの地を守り、戦でも戦い抜いて国を守ってくれた御方に頭を下げるのに、抵抗なんてあるはずがない。


 丁寧に頭を下げもう一度頭を上げると、少しだけ辺境伯様は驚いているように見えた。

 けれどすぐに周囲の騎士達に視線を向けた。


「全員。この方に無礼な真似はするな。砦への出入りも俺が許す」


「「はっ!」」


「……ですがその…ランサ様? なんで公爵家の御令嬢がここに?」


 びっくりするくらい揃った返事だったけど、その後にはもっともな質問が出てきた。

 発言した騎士に続いて、他の騎士も疑問を持つ表情を隠さない。


 それに対し、辺境伯様は数秒沈黙すると少し困ったように眉を下げた。


「そうだな……まぁここへ来られたし、いつまでも隠せないから言うが」


「何ですか?」


「リーレイ嬢は、俺の婚約者だ」


「「あぁ成程……はぁあああっ!?」」


 ……耳が痛いです。皆様。

 でも何とか耳を塞がないでいると、「うるせっ」って遠慮ない声が後ろから漏れていた。同意しないよ? 胸の内にしまっておきなさい。


 え? って周りの騎士達の視線が私と辺境伯様を交互に見る。

 これは見返す事ができない。私も言葉が出なくなりそう…。

 私の前では辺境伯様もやれやれって顔をしてる。


 どうやら辺境伯様は婚約話について何も言ってなかったみたい。でもただ一人、後ろの色素の薄い髪色の男性だけは一切表情を変えてない。

 思わずホッとした。騎士達に関係性を聞かれて「婚約者」なんて答えてたら完全に不審者だった。良かった。言わなくて。


 でも、そんな私と違って騎士達は開いた口が塞がらないみたい。


「ラ…ランサ様が婚約とか……え? 何でいきなり? 五年以上ずっとそんな話全然聞いた事なかったし。一つの浮いた話もないし」


「「結婚? 別に考えてない」とか平然と言ってたじゃないですか!」


「チクショー! 騙されたぁ!」


「ってか何で公爵家のお嬢様!?」


 ……そうだったんだ。思わぬ貰い話に聞き耳を立ててしまった。

 辺境伯様は周りの言葉にため息を吐くと、手を上げて制した。


「落ち着け。俺から申し入れたわけじゃない。「いい加減相手を見つけろ」とある人に言われ、それでリーレイ嬢が選ばれただけだ」


「だけだって……ランサ様? それってつまり…ランサ様は乗り気じゃないって事ですか?」


 ねー、私も思った。

 騎士達の視線がちらちら私を見ている。気づいてますよ。それ本人の前で言います? って視線を。

 だから私も騎士達と揃って、思わずじーっと辺境伯様を見つめる。そんな私の後ろから「あらま。一体感」なんて呑気な声が聞こえたけど、今は気にしない。


 私達の視線に辺境伯様はピクリと眉を動かしたけど、別段不愉快そうな顔はせず、さらりと一言。


「乗り気も何も、会った事もない人にどう乗り気になれと?」


「あ、初対面なんですね」


「……まぁ、うん。そうなんですけど」


「いや。やっと結婚ーとか……」


 騎士達、威勢を失くす。


 でも私は、その言葉に思わず共感を抱いた。今の辺境伯様の心情は多分、私と似てるんだと思った。


 突然の話。会った事のない相手。知らない人柄。

 それに辺境伯様は少なくとも、不快だと顔に出す事もなく、私をまっすぐ見てくれた。

 そういうところは、私も少しホッとした。


「辺境伯様」


「何か?」


 呼びかければ、私を見てくれる。

 ちゃんと話が通じる。良かった。ここでやっと、私は一歩を進める。


「今回の婚約話について、そして互いの事について、きちんとお話したいと思っています。お忙しい事は重々承知の上で、落ち着きましたら一度、話をしていただけませんか?」


 まずは、お互いを知らなければ。どういう人か。性格は。好みは。どういう考え方をするのか。

 言葉を交わし、内面を知りたい。


 私の言葉に、辺境伯様も周りの騎士達も驚いた顔をした。

 そこから早く復活したのは辺境伯様で、フッとその口から笑うような息が零れた。なんだか力が抜けたような息で、私は少し呆気に取られた。


 どうして、そんな顔で笑うの?

 でもすぐに辺境伯様は笑みを消し、私を見つめる。


「分かった。ではまず中に入ろう。ずっと女性を立たせたまま話をしてしまった。申し訳ない」


「…いえ。お気になさらず」


 なんだか、意を決して伝えた所為か今は力が抜ける。拍子抜けしたのかな…?


 辺境伯様は私が持つ手綱の先にいる馬を見て、そっとその鼻筋に手を触れた。

 私の愛馬はされるがまま。大人しくしている。


「初めて見るが…リーレイ嬢の馬か? それに、随分馬に乗りやすそうな男装だ」


「 ……はい」


「そうか。良い馬だ。王都からこの馬で?」


「……はい」


 思わず手綱を掴む手に力が入った。続くだろう言葉に少し身構える。

 大丈夫。予想してる。ちゃんと頷ける。


「ソルニャン。二人の馬を厩へ」


「はい」


「ではリーレイ嬢。それから護衛のそちらも。こっちへ」


 すんなりと馬から手を離すと、辺境伯様は砦の中へ向かう。代わりに私の手から手綱を取る騎士。

 あまりにあっさりとしていて、呆気に取られて見つめるしかない。


 え。それだけ? 私がおかしいの?

 そう思ってヴァンを見るけど、「へー」ってなんだか感心してるみたいな顔をして辺境伯様を見てるだけ。何か言ってよ!


「え? 何ですお嬢? いいんじゃないですか。何も言われなかったし」


「え…ん……そう、なんだけど…」


「ランサ様は何も言いませんよ? むしろ感心してるんじゃないですかね?」


「……そう、なんですか…?」


 手綱を取ってくれた騎士に慰められた。ありがたいけど…。

 それに辺境伯様の態度にはホッとしたところもある。改めて問う事にしても、今はその態度が嬉しい。


 扉で待つ辺境伯様に、私はすぐに駆け寄った。






 砦の中は外観とは違って、落ち着いた内装になっていた。カツカツと長靴の靴音がよく響く。

 そんな中を、辺境伯様を先頭に、その後ろを同じようについて来た色素の薄い髪色の男性、私、ヴァンが続く。

 階段を上って上階に、廊下を歩いて角を曲がって。要塞のような想像とは違って、まるで重厚な屋敷のよう。


 そう思いながら周囲を見ていると、辺境伯様は一室の扉を開けた。


「どうぞ。俺の執務室だ」


 そう言って入れてくれた部屋。

 壁沿いには書棚があって難しそうな本や、古そうな本、新しそうな本が並んでいる。資料や書類が積み重なっている執務机らしい光沢ある木の重厚な机。ソファやテーブルもある。

 窓の外には晴れ渡った青空が広がっていて、室内を明るく照らしてくれている。


 辺境伯様に言われるまま、私はソファに腰を下ろした。正面には剣を執務机に立てかけた辺境伯様が座り、互いの後ろにそれぞれの従者が控える。


「茶の一つも出せない場所で申し訳ない」


「いえ。お気になさらず」


 足を組んで座るその姿は鷹揚としているようにも見え、けれどやっぱり堂々たる風格があって、それは貴族と武人の素質が合わさっているみたい。

 私の視線を受けて、辺境伯様は自分の後ろに立つ男性を指した。


「俺の補佐官、ヴィルドだ」


「初めまして」


 そう言ってぺこりと頭を下げるヴィルドさんに、私も「初めまして」と挨拶を返した。


 年齢は辺境伯様よりも少し上に見える。色素の薄い髪はざんばらで、瞳は薄い茶色。表情は全く動かなくて、無というよりも何事にも動じないって風に見える。隊服に身を包み腰には剣を帯びている。

 必要以上を喋る様子もなく、挨拶を終えると黙する事を決めたらしい。そんな様子に辺境伯様は困ったように笑う。


 今後は私が後ろを示した。


「私の護衛官、ヴァンです。王都からここまで付き添ってくれ、今後も変わらず護衛にするつもりです」


「どうも。お嬢専属護衛官です」


「殿下からも聞いている。俺も了承しよう」


「ありがとうございます」


 もし駄目だと言われたら、私はそれに従うほかない。だからホッとした。

 ヴァンにはこれまでもずっと助けられている。少し生き方を狭めていないかなと思う事もあるけど、ヴァンが自分で選んだと言ってくれたから少しだけ安心もしてる。嫌なら嫌だってはっきり言うから。


 同時に、おや…と思った。

 さっき辺境伯様は皆の前で「ある人」としか言わなかったのに、今ははっきりと「殿下」と言った。

 やっぱり二人が今回の事をちゃんと知ってるんだ。道理で驚いてなかったわけだ。


「いきなり私が訪れて皆様を驚かせた上、辺境伯様が言っていなかった事を教える事にまでなってしまい、申し訳ありませんでした」


「いや。確かにここへ来るとは思っていなかった。どの道いずれは言う事だ。気にしないでくれ」


 そう言うとクスクスと笑う。そんな顔を見つめた。


 失礼ながら、私は『闘将』というなら、強面で体格もあり、笑う事などあまりない方かと思っていた。だけど実際はどうか。

 やっぱり、噂なんて所詮は噂だ。

 実際の辺境伯様は、逞しい体つきをしているんだろうと思うけど、精悍で端正な青年で、殿下とはまた違う風格があるようにしか見えない。


「貴女がここへ来たのは、屋敷の誰かが頼んだからか?」


「はい。シスが、屋敷で待っていても辺境伯様がいつ戻られるか分からないからと。了承したのは私ですので、シスは咎めないで頂きたいのですが…」


「分かった」


 良かった。私の所為で、気遣ってくれたシスが罰を受けるような事だけは嫌だった。

 一つの懸念が払しょくされて、私はもう一つ大事な用を思い出した。慌てて上着から手紙を取り出す。

 それを辺境伯様の前へスッと差し出した。


「王太子殿下から預かってまいりました」


 すぐに手紙を手に取った辺境伯様は、そのまま封を開けた。その白銀の瞳が文字を追って動いていく。

 それほど長い文章ではなかったのか、辺境伯様はすぐに顔を上げて手紙を戻した。それをテーブルに置くと同時に、その目は私を見る。


「リーレイ嬢。一つ確認したい」


「はい」


「今回の婚約話だが、殿下のおせっか……格別の計らいによるものだが、貴女はいいのか? 」


 今、本音が漏れましたよね? やっぱり辺境伯様はその気がないんですね…。


「望まないなら俺から殿下に断ろう。貴女は気にしなくていい」


 思った事が言葉にならないよう一瞬堪えて、ゆっくり胸の内で呼吸する。よし大丈夫。


 辺境伯様は今回の話、私が巻き込まれたと思ってるのかな?

 私が直接断るのはしづらいだろうと…。それとも、私が公爵家の娘だから…?


 そう思って少しだけ力が抜けるような、胸が痛むような、不思議な気持ちになった。

 だけどすぐにそれは振り払う。


 私は――


「辺境伯様。私は貴方様の事を何一つ知りません。そんな御方に良いも悪いも申せません。辺境伯様も仰っていたではないですか「知らない相手に乗り気もない」と」


 少しだけ辺境伯様の眉が動いた。なんだか少し気まずそうに。申し訳なさそうに。


「私も同じです。なので知りたいのです。辺境伯様がどういう御方なのか。人柄。好み。考え方。価値観。全て」


 歪んでいた表情が、だんだんと驚いたものに変わっていく。

 鋭い瞳を見張り、私を見る。だから私もその目をまっすぐ見つめる。


 私達は、まだ何も互いの事を知らない。だから――


「私は、貴方の事を知る為に、ここに来ました」


 この目で。この耳で。人から伝え聞く事は当てにならないと私は知った。

 だから自分で知る。貴方を見て。


 辺境伯様も、ヴィルドさんも、とても驚いた顔をしている。

 私の言葉を最後に場が静かになった。けれどすぐにそれは二つの吹き出すような笑いに壊された。

 それを受けて、私も少し恥ずかしくなる。一つはいいの。もう一つが…


「ヴァン…」


 つい恨めしそうな声になってしまうけど仕方ないよね。だって後ろでお腹抱えて笑ってるんだもん。

 何がそんなに面白いかな?


 睨んでいても答えなんて返ってきそうにないから仕方なく前を見るけど、その前でも笑ってる人が…。

 クスクスと笑って口元を手で覆ってる辺境伯様。

 私は別に笑われるような事言ってないと思うけど?


「行動的な公爵令嬢なんだな。リーレイ嬢は」


「……性分です」


 ……もしかして殿下、私が立場の低い娘だって言ってないのかな? なんだかそのまま公爵家の令嬢だと思われてない? 間違ってはないけど。


 シャグリット国には、公爵家が五家だけ存在する。それが俗にいう「五大公爵家」であり、シャグリット国建国時から王家と共に存在する王家縁の由緒正しい家。

 父様はそんな五大公爵家の一家、ティウィル公爵家の子息だった。それも長男。本来なら家督を継ぐ立場にあった。


 けれど実際にティウィル公爵家を継いだのは、父様の弟である叔父様。

 父様は暮らしぶりは平民と変わらない生活を送り、私と妹のリランも、産まれてからずっとそんな生活を送ってる。


 籍だけは本家にあるし、「令嬢」という言葉は間違っていない。…世の期待には応えられないけれど。


 って思考がずれた。

 この事に関しては今度改めて話し合わないといけない。そう思ってひとまず脇に置いておく。


 笑っていた辺境伯様は、スッと上がった口端のまま、ふむ…と刹那思案すると背筋を正して私を見た。


「リーレイ嬢がそう考えてくれているなら、俺も乗り気でないとは言えないな。俺も貴女の事を知る事にしよう」


「……よろしいのですか?」


「あぁ。俺も、リーレイ嬢の事が知りたくなった」


 少し楽しそうな笑みに言葉が出て来ない。それに…ちょっと落ち着かない。

 でもま、これは良い事だよね。うん。


 私の考えを聞いてくれた。受け入れてくれた。

 それもまた、辺境伯様の人柄でもあるだろう。


「では辺境伯様。改めて、これからよろしくお願いいたします」


「こちらこそ」


 とりあえず、初体面はなんとかうまくいったようで、とてもホッとした。






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