プロローグ
軽いヤンデレ表現があります。
それでも大丈夫という方はどうぞー…。
プロローグ
~伯爵~
アリス、アリス、さぁ、その可愛い顔を見せておくれ。
あぁ、僕の愛しいアリス。
どうかいつまでもそのままで…。
僕の傍に、僕の隣にいつまでも居ておくれ。
永遠に…。
僕の愛するアリス、どうか私を愛しておくれ。
そうでないと嫉妬に狂ってしまいそうだ。
あぁ、僕の…僕の可愛いアリス、君が私を愛せないというのであれば、いっそのこと君を殺してしまおう。
僕の…
可愛い…
アリス…。
~王女~
あぁ、私のアリス。
貴女は私だけのものなのよ?
貴女が私以外の人間と一緒に居るところなんて見たくないわ…。
ねぇ、アリス。 私と死んでくださらない?
もぅ、私達以外のものが居るこの世界が嫌になってしまったんですのよ。
さぁ、
アリス。
私と
一緒に
死にましょう…。
~レイア~
なぁ、アリス。
俺さ、お前の事…守るから。
何があろうとも…お前の事、絶対に守ってやるから。
俺の命に代えても。
だから、せめて俺の気持ちを忘れないでくれ。
アリス、
…愛してる。
~アージュ~
アリス…か。
僕は別に君の事なんかどうでもいいさ。
でも、君は利用価値のある人間だ。
だから、少しは守ってあげるよ。
僕以外の全てから。
でも勘違いしないでね、アリス。
僕と君は契約してるだけなんだ。
契約が終了しだい、君を捨てるからね。
分かったかい?
では、契約しよう。
『永久に君は僕を愛する事』
さぁ、
契約のキスを
交わそうか…?
~チェシャ猫~
アリス、
君に従おう。
僕は貴女の猫だよ?
貴女だけの猫さ。
貴女だけに従おう。
貴女だけに忠誠を誓おう。
そして、
貴女だけを…
貴女だけを愛すると誓おう。
~白ウサギ~
特別なんてもの、
望みません。
ただ、
みんなに分け与える愛を僕にもくれればそれでいいです。
永遠の片思いをアリスに…。
『『『さぁ、僕らの愛するアリス。僕らの元へと帰っておいで。アリス、アリス、アリス…』』』
次回は、本編に突入!!です!!!!