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新呼吸

●曲調自体は従来通りだが、分かりやすい「コンセプト」を駆使して新しい顔を見せる。


【収録曲】


1.しんちょう

2.ダビングデイズ

3.school zone

4.転校生

5.スローモーションをもう一度

6.short hair

7.Tabibito In The Dark

8.ヒカリナ

9.夜空1/2

10.kodoku no synshesizer

11.yoakemae(hontouno_yoakemae ver.)

12.新呼吸


 Base Ball Bearが2011年にリリースしたアルバム。今作の特徴は何と言ってもそのコンセプトでしょう。「一作を通して一日の流れを描く」というかなり分かりやすい構成をとっています。また、今作は「今日もまた昨日の焼き直し」(ダビングデイズ)や「僕はこの街に必要ない存在だと」(Tabibito In The Dark)、「孤独のシンセが鳴る」(kodoku no synshesizer)のようにシリアスな響きを持った歌詞が目立つイメージがあるのですが、そういった楽曲を経て、最後に開放感(あふ)れる『新呼吸』で「夜明け」を迎えるという展開は見事。まさに「アルバムを聴いた」という気分にさせられます。


 曲調そのものに関しては、相変わらず4つ打ち中心の爽やかなギターロックといった感じで、『十七歳』や『(WHAT IS THE) LOVE & POP?』とさほど変化はありません(『スローモーションをもう一度』のように「3.5thアルバム」の影響を受けたであろう曲もあることにはあるのですが)。ただ、「アルバム」として見れば明らかにそれらとは良い意味で「別物」だと分かる作品になっているのではないでしょうか。


評価:★★★★★

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