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有名税?

「昨日は!お楽しみ!でしたねぇ!」


昨日はシルの参戦でいつも以上の激戦になったせいか

宿の親父がガチギレ状態だ

これにはこの親父をからかうのが趣味の俺も少し申し訳なくなってしまう


シルは自分で言うだけあって凄かった

獣人族を舐めていたつもりはないが

思っていた以上の性豪だった

まさにベッドの上は戦場だったと言っても過言ではない

そんな戦いにアキューとアクマ、二人の戦いで悲鳴を上げていた

宿が大丈夫なはずがなく

と言っても流石に倒壊はしてない

そこまで激しくしてしまうと三人の身体が持たないからな

せいぜい地震かと思うほど揺れただけだが

他の宿泊客は大混乱だったそうだが

原因が俺達だと分かると諦めた顔をして部屋に戻ったようだ


まぁ俺達の音で盛り上がった客が大半だったようだが


まぁこれも連れ込み宿の宿命

少し多めの宿代を渡して宿を出る


「レムさん噂以上の方でしたねー。

 アキューさんの言っていたことがよく分かりましたよ。

 よく身体もちましたね?」


シルはツヤツヤした肌を輝かせながら気持ちよさげだ


「レムが手加減してくれていたのよ。

 満足させられなかったのは申し訳ないけどね。

 シルが一緒になってくれて助かったわ」


「うむ。主様との営みは今まで戦ってきた強者たちとの

 仕合より鍛錬になりますな!」


うむ、千年溜めた性欲はこれしきで枯渇したりはしない

三人でわいわいと喋りながら歩きながらギルドを目指す

家の建築状況と依頼の確認の為だ

シルは今日は休みだそうだが、俺の屋敷で暮らしたいと言うので

同行してもらっている

実際、シルとアキューがいると話が早く済むから助かる

持つべきは優秀な嫁だな

俺が馬鹿なだけだけど・・・


ギルドに着くと新しくこの街に来たであろうギルド員を見つけた

この街は最近、龍との交流のおかげで商人が集まって来ている

それらの護衛の為か多くのギルド員が訪れている

おまけにオロチさんの娘が暴れた場所から魔物が移動しているらしく

依頼にも事欠かない

この為、居つく者が多くいるようだ

ギルドや住民は依頼が多く解消され喜んではいるが

同じ様に諍いも多発しているためヤスさんたち衛兵は仕事が増え大変そうだ

それに俺のことも知らない奴も多く

アキューやアクマ、デイジーそれに今はシルもだが

多くの美女、美少女を連れている俺はよく絡まれる

これが異界の勇者の手帳にあった

名を馳せた者が負う『有名税』と言うものなのだろうか?


「おっこんな美人がこの街にもいたのか。

 なぁ姉ちゃん達、俺達と遊ばねぇか?」


「いいねぇ。俺は褐色の女性が好みかな」


金髪の男はアキューが好みか、殺そう


「俺は黒髪の女の子かなー」


天然パーマの赤髪男はアクマが好みか、殺そう


「んじゃケモ耳の子は俺ね!」


チャラい茶髪男はシルが好みか、殺そう


「お前ら分かってないな!この聖騎士っぽいのが良いんだろうが!」


最初に絡んだマッチョのスキンヘッドはデイジーが好みか、殺そう

総評・・・この四人組殺すしかないな


「まぁまぁレムさん落ち着いて下さい。

 ここは受付嬢としてギルド員の教育をしないといけませんのでー。

 では皆さん訓練場へレッツゴーです」


「なんで俺達が今さら、んなとこ行かなくちゃなんねぇんだ。

 今から行くのは宿だろ?」


男たちは笑いながら触れようとするが


「拒否は認められませんー。行きましょー」


ほれーと気の抜けた声と共に魔法陣が展開し

気付けば訓練場にいた

男たちは突然のことに唖然としている


「では教育スタートです!

 行儀の良いギルド員目指して頑張りましょうー!」


シルが元気よく腕を上げ開始を宣言する

その時、俺は見逃さなかった

シルの大きい胸が揺れるのを!

大変眼福です

ここまで読んで下さった方ありがとうございます。

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