表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
EXPlunder 〜エクスプランダー〜  作者: ローネリア・シャングリーゼ
12/20

モテ期到来!?

新たな出会いと共にダンジョンを戻るレン達。

果たして平穏無事でいられるのか?

はたまた波乱万丈が待ち構えているのか!

どうやら俺は匂いフェチだったらしい。

ナコルの匂いはまぁ、普通だな。

ほのかに汗の匂いがするが、嫌いじゃない。

俺とナコルで先頭。

間にレイナちゃんとセリスちゃん。

最後尾がゼクトで隊列を組んで戻ることになった。


そのため戦うのは主に俺とナコルだ。

ゼクト達は少し無理をして進んだせいか、疲労の色が濃い。

女の子達に無理はさせられない。

それに俺のカッコイイ戦いぶりをアピールするチャンスだ。


「モンスターの混成、サモナーとオーガーだ」


「じゃあ俺はサモナーを倒すわ」


「分かった」


「「レン君、頑張って〜!」」


レイナちゃんとセリスちゃんの黄色い声が聞こえる。

男冥利に尽きる。


サモナーは早速召喚しようと試みるが、俺はラッシュで突貫し、杖を奪う。

そのままの勢いで押し倒し、こっそり強制強奪(エクスプランダー)

サモナーからは召喚(初級)をゲット。

起き上がろうとするサモナーにトドメの一撃とばかりに、大切斬(だいせつざん)をお見舞いしてやった。

サモナーはあえなく撃沈。

完勝、完勝。


ナコルの方も片付いたようだ。


「レン君、凄いね。

今の大切斬ってスキル?」


「あぁ、まぁね」


「レン君、その歳でスキル持ちなんですね。

凄いです。

私惚れてしまいそうです」


「いいよ、惚れちゃっても」


なんちゃって、テヘペロ。

こんなキャッハウフフな展開になろうとは!

俺にも遂にモテ期到来!!

これも運アップのおかげかな。


うわっ、隣でナコルが鬼と化しとる。

あんまり調子に乗り過ぎないようにしないと。


「しかしさっきの大切斬って技凄いよ。

サモナーが一撃で真っ二つだもんな」


ゼクト、ナイスフォローをありがとよ。

お前中々空気読める奴だな。


「まぁな、覚えるのにそれなりに苦労したわ」


「だろうな、俺も早く一つぐらいスキルを覚えたいよ」


「おう、ゼクト、頑張れ!

お前なら出来る!!」


ここで男同士の友情を育んでおこう。

ナコルの顔が普通に戻ってる。


「先に進む」


「おう」


「ねぇねぇ、ナコルちゃんとレン君って付き合ってるの?」


レイナちゃん、爆弾投下すなぁ!


「あ、私も気になります。

お二人はお付き合いされてるんですか?」


「付き合ってなどない。

私とレンの関係は、主人と居候」


ナコルの奴、アッサリかわしやがった。


「へぇ〜、そうなんだぁ、じゃあさ、アタシと付き合うのもアリなのかな?」


そう言って俺の腕を取ってくるレイナちゃん。

密着しすぎ!

む、胸が当たってるよ〜。

嬉しい、嬉し過ぎます、レイナちゃん!!


「あ、レイナちゃん、ズルいです。

私も今お付き合いしてる人は居ないんですよ」


セリスちゃんも負けじと反対側の腕に絡んでくる。

上目遣いがめっちゃ可愛いです。

そして谷間が〜○×□△☆。


「レンがオーバーヒートした」


俺はどうやら興奮し過ぎてぶっ倒れたようです。


レンにモテ期到来の予感。

あの弱かったレンが!

しかし服装は村人Aのままだぞ。

忘れるなよ、レン。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ