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龍神の花嫁

作者: 夏目優希
掲載日:2026/08/11

龍神の花嫁に選ばれることは、この国では古来より最高の名誉とされてきた。


人の世に溶け込みながら、長い年月をかけて日本の土地と民を守り続けてきた存在——それが龍神だ。目に見えない形で嵐を逸らし、大地の歪みを鎮め、疫病の広がりを食い止めてきた。人はそれを知っていたから、龍神を畏れ、敬い、特別なものとして扱い続けてきた。


龍神に花嫁として選ばれた家は、社会的な地位が上がる。周囲の目が変わる。そして選ばれた娘は、生涯守られる。


白瀬澪は、その話を物心ついた頃から聞かされて育った。


自分には関係のないことだと、ずっと思っていた。


妹の紬が選ばれるまでは。


―――


紬が龍神の花嫁に選ばれたのは、澪が高校二年生になった五月のことだった。


その日の夕食は品数が多かった。母が腕によりをかけた料理が並び、父は普段めったに開けない酒を出してきた。


「紬、本当によかったわ。お母さん、夢みたいで信じられない」


「白瀬の家から龍神の花嫁が出るなんて、先祖代々誰もいなかったんだぞ」


紬は頬を上気させながら、嬉しそうに笑っていた。


「ねえ、お姉ちゃんもおめでとうって言ってよ」


紬が澪を見た。その目に悪意はなかった。ただ、自分が祝福されていることを疑っていない、無邪気な目だった。


「おめでとう」


嘘ではなかった。ただ、その言葉が喉を通る時、何か小さなものが音もなく落ちた。


誰も気づかなかった。


その夜、澪は夕食の片付けを一人でやった。両親は紬の話を聞くのに忙しかった。


蛇口を閉めながら、澪は思った。


これが変わったのか、それとも元からこうだったのかが、自分には分からなかった。


―――


変化は、音もなく積み重なった。


夕食の献立が変わった。休日の予定が紬を中心に組まれた。母の視線は会話の途中で紬へ流れた。


ある夜、澪が模試の結果を持って居間に入った。志望校の判定がひとつ上がっていた。


「お母さん、ちょっといい?」


「紬の衣装合わせ、来週の土曜でいいかしら」


母は父に向かって話していた。澪の方を見なかった。


澪は模試の結果を手に、しばらく立っていた。


それから自分の部屋に戻り、引き出しにしまった。


翌日、花音に見せた。


「判定上がったじゃん」


「うん」


「お母さん喜んだ?」


澪は少し間を置いた。


「見せてない」


花音が澪を見た。何も言わなかった。ただ、自分の購買のパンを半分に割って、澪の方へ差し出した。


「食べな」


「いらない」


「食べな」


澪は黙って、受け取った。


花音は追及しなかった。それ以上何も言わなかった。


それが、澪には一番有難かった。


その日の帰り道、気づいたら祖母の家の前に立っていた。


「澪、どうしたの」


縁側に座っていた祖母が、澪の顔を見て立ち上がった。


「通りがかっただけです」


「そう。上がりなさい」


縁側でお茶を飲んだ。祖母は何も聞かなかった。ただ、隣に座っていた。


「おばあちゃん」


「何」


「私、ちゃんと見えてる?」


祖母がお茶を一口飲んで、澪を見た。


「見えてるよ。ちゃんと」


それだけだった。


澪はお茶を飲み干して、帰った。


家に帰ると、夕飯は澪の分だけ準備されていなかった。冷蔵庫にあるもので済ませて、部屋に戻った。


誰も気づかなかった。


――この時澪はまだ知らなかった。祖母が「ちゃんと見えてる」と言った意味を、後になって思い知ることになるとは。


―――


蒼牙と出会ったのは、五月の終わりの夕方だった。


図書館の帰り道、澪は一人で河川敷沿いを歩いていた。


ふと、空気が変わった。温度が下がったわけでも、風が吹いたわけでもない。ただ、世界の密度がほんの少し変わった。


振り返ると、男が立っていた。


背が高く、黒い髪が夕風に揺れていた。その目が、静かに澪を見ていた。


何の感情もない目だった。怖いとは思わなかった。ただ、その目に見られると、自分の奥まで全部見通されているような感覚があった。


「何か用ですか」


男は答えなかった。ただ、澪を見続けた。


「人を見つめるなら、名乗るのが礼儀だと思いますけど」


「蒼牙」


「苗字は」


「ない」


澪は少し考えた。


「龍神ですか」


男が、初めて微かに動いた。


「なぜそう思った」


「空気が違うから。それと、妹の花嫁神と似た気配がある」


「妹が花嫁に選ばれた姉か」


「そうです。白瀬澪といいます」


蒼牙はしばらく澪を見た。その目が、ほんの一瞬だけ、何かを確かめるように細くなった。


「お前は取り繕わないのか」


「取り繕う理由がないので」


「龍神の前で、そう言える人間は少ない」


「あなたが龍神でも、私には関係ないですから」


蒼牙の口の端が、ほんの僅か動いた。


「また来る」


「どうぞ」


それだけ言って、蒼牙は消えた。文字通り、消えた。


澪はしばらく、彼が立っていた場所を見ていた。川の音がした。夕風が吹いた。


また来る、と言われた。


なぜかその言葉が、引っかかった。


家に帰ると、食卓に澪の箸が置かれていなかった。


澪は自分で取り出して、席に座った。紬が母に今日のことを弾んで語っていた。誰も澪を見なかった。


澪は黙って、食事をした。


――後になって澪は気づく。あの時蒼牙が「また来る」と言ったのは、予告ではなかった。もう決まっていたから、言っただけだと。


―――


蒼牙は翌日も来た。同じ時間、同じ場所に立っていた。


「待っていたんですか」


「ああ」


「なぜ」


「お前に聞きたいことがある」


澪は足を止めた。


「お前は毎日一人でここを歩いている」


「友達は部活があるので」


「それだけか」


澪は蒼牙を見た。


「どういう意味ですか」


「家に帰りたくないから遠回りをしているのかと聞いた」


澪は少し黙った。


「そういう日もあります」


「今日は」


「……そういう日です」


蒼牙は何も言わなかった。ただ、澪の隣に立った。並んで川を見た。


責めなかった。慰めなかった。ただ、いた。


「龍神は感情がないと聞きましたけど」


「ない」


「なのに、なぜここにいるんですか」


「分からない」


澪は蒼牙を見た。


「分からないのに来るんですか」


「お前のそばにいると、何かが動く。名前がない。ただ動く」


澪は川に視線を戻した。


「変なことを期待しないでください。私は選ばれた側じゃないので」


蒼牙が澪を見た。


「誰がそう決めた」


「……状況が」


「状況が人の価値を決めるのか」


澪は返事ができなかった。


「俺には感情がない。だから余計なものが見えない。お前が見えている」


その夜、布団に入って天井を見た。


お前が見えている。


誰かにそう言われたのが、いつ以来なのか思い出せなかった。いや、そもそも言われたことがあったかどうかも、定かではなかった。


――読み返した時に気づく。この夜すでに、澪の中の何かが動いていた。本人だけが、まだ知らなかった。


―――


花音に蒼牙の話をしたのは、三日後のことだった。


「龍神が毎日会いに来てるの?」


「会いに来てるというか、いるというか」


「どっちも同じじゃん」花音がパンを齧りながら言った。「どんな人」


「感情がない」


「イケメン?」


「……たぶん」


「たぶんって何」


「そういうことを考える余裕がなかった」


花音が澪を見た。


「澪がそういうことを考える余裕がなかったって、相当だね」


「そう?」


「澪ってわりと冷静に人を見るじゃん。それが余裕なかったって、それだけ存在感があったってことでしょ」


澪は少し黙った。


「……そういうことになるのかな」


「なるよ」花音が断言した。「で、その人、澪のことどう思ってんの」


「分からないって言ってた」


「本人が」


「うん」


「正直だね」花音がまたパンを齧った。「でも分からないのに毎日来るって、もう分かってるじゃんそれ」


澪は返事をしなかった。


しなかったが、その言葉は午後の授業中もずっと頭の隅にあった。


――花音はこの時点で、澪よりも先に気づいていた。


―――


その夜、紬が澪の部屋に来た。ノックはなかった。


「ねえ澪、最近どこかに寄り道してるよね」


「図書館に行ってる」


「そうじゃなくて」紬が澪を見た。「龍神と会ってるんでしょ」


澪は手元の本から目を上げた。


「なぜそう思うの」


「瑞樹様が言ってた。上位の龍神の気配がこの辺にあるって」


「それが私と関係あるの?」


紬が少し眉を寄せた。


「お姉ちゃん、変なことしないでよね。私の立場もあるから」


「変なことって」


「龍神に関わること全部、今は私が中心じゃないといけないの。お姉ちゃんが何かしたら、私の花嫁としての評判にも関わる」


澪は紬を見た。


「私が何かした?」


「してないけど、するなってこと」


「分かった」


「分かってくれればいい」


ドアが閉まった。


するな、と言われた。自分が何かをしているわけでもないのに。


澪は本に視線を戻した。ページが、頭に入ってこなかった。


――この時紬はまだ知らなかった。「するな」と言った相手が、自分よりも上位の龍神の花嫁だということを。


―――


翌朝、朝食の席で母が言った。


「澪、最近帰りが遅いけど、何かあるの?」


久しぶりに母から話しかけられた、と澪は思った。


「特に何も」


「そう。紬が気にしてたから」


母の視線は既に紬に向いていた。


澪はトーストを食べ終えて、席を立った。


誰も引き止めなかった。


「今日は来るのが遅かった」


河川敷に着くと、蒼牙が先に立っていた。


「少し用があったので」


「何があった」


「なぜ分かるんですか」


「足音が違う」


澪は川を見た。


「妹に、龍神に関わるなと言われました」


「それで従うのか」


「従うつもりはないですけど」


「なぜ」


「私が誰と話すかを、妹に決めてもらう理由がないので」


蒼牙が澪を見た。その目に、いつもより濃い何かがあった。


「お前は折れないのか」


「折れる理由がないので」


「家でも、そうなのか」


澪は少し黙った。


「家では関係ないです。誰も見ていないので」


「俺が見ている」


澪は返事ができなかった。


「お前が折れない理由を、誰も知らないのか」


「……知る必要がないと思うので」


「俺は知りたい」


澪は蒼牙を見た。


「なぜですか」


「お前のそばにいると動くものに、少しずつ名前がついてきている」


「どんな名前ですか」


「まだ全部は言えない。ただ一つだけ言える」


「何ですか」


「お前がいない時間が、長い」


澪は俯いた。喉の奥に何かが詰まった。


泣く理由が、今度は分かった。


誰かに見ていてほしかった。ずっと。


―――


その週末、澪は祖母の家に行った。


縁側でお茶を飲みながら、全部話した。蒼牙のこと、両親のこと、紬のこと。


祖母は最後まで聞いた。


「その龍神は、澪のことが好きなんだね」


「そういうことを言ってるわけじゃないと思いますけど」


「言ってるよ」祖母が澪を見た。「お前がいない時間が長いって、それ以外に何があるの」


澪は黙った。


「あの子たちは昔から、澪に甘えてたんだよ」祖母が続けた。「澪がしっかりしてるから、甘えた。それだけのことよ。澪が悪いわけじゃない」


「でも」


「でも、じゃない」祖母が澪を見た。「あんたは十分よ。十分すぎるくらい、ちゃんとやってきた」


澪は庭を見た。


「おばあちゃんだけですよ、そう言ってくれるの」


「もう一人いるじゃないの」


澪は祖母を見た。


「その龍神が」


澪は返事をしなかった。


帰り道、足が少し軽かった。


―――


翌週、蒼牙が言った。


「俺の花嫁になれ」


夕陽が沈みかけていた。


澪はしばらく蒼牙を見た。


「……突然ですね」


「突然ではない。毎日ここに来ていた」


「それは求婚の準備だったんですか」


「違う。ただ会いたかった」


「では今日はなぜ」


「昨日、お前の母親がお前に言った言葉を聞いた」


澪は黙った。


「聞いていたんですか」


「聞こえた。龍神に人間の壁は関係ない」


「……何を聞いたんですか」


「紬の邪魔をするな、と。お前は何も言わなかった」


澪は川を見た。


「何も言うことがなかったので」


「違う」蒼牙の声が、わずかに変わった。「言えなかったんじゃない。言っても届かないと知っていたから、言わなかった」


澪は返事ができなかった。


「俺には感情がなかった。花嫁を見つけるまでは」


澪が蒼牙を見た。


「花嫁を見つけると、感情が生まれる。同時に、その花嫁を守れるだけの力が引き出される。理屈ではなく、存在が動く」


「……私が花嫁だと言いたいんですか」


「最初に会った時から、分かっていた」


澪は少し黙った。


「最初から」


「ああ」


「だから毎日来ていたんですか」


「来たかったから来ていた。理由はそれだけだ」


澪は俯いた。


最初から、分かっていた。


また来る、と言った時から。足音が違う、と言った時から。お前がいない時間が長い、と言った時から。


全部、最初から。


「私なんかが」


「澪」


初めて、感情のある声で名前を呼ばれた。


顔を上げると、蒼牙の目が変わっていた。感情がなかった目に、今は確かに、溢れそうな何かがあった。


「もう一度だけ自分を下に置いたら、俺は怒る」


「……龍神が怒るのは怖いですね」


「怖いか」


「少し」


「ならやめろ」


澪の肩が、小さく震えた。


「……少し、考えさせてください」


「ああ」


「答えが出るまで、来ますか」


「来る」


「毎日」


「毎日」


その夜、祖母に電話した。


「おばあちゃん、龍神に花嫁になれって言われた」


「で、どうしたいの」


「分からないです。でも」


「でも?」


「おばあちゃん以外に、初めて、ちゃんと見てもらえた気がした」


祖母がしばらく黙った。


「澪、あんたはずっと見られるべき子だったよ。やっと気づく人が出てきただけ」


澪は窓の外を見た。


「……はい」


「あまり考えすぎるんじゃないよ。あんたはいつも、考えすぎて自分を後回しにするから」


澪は少し笑った。


―――


答えを出したのは、三日後だった。


その日、学校から帰ると、母が玄関で待っていた。


「澪、ちょっといい?」


珍しいことだった。


「何ですか」


「瑞樹様から連絡があったんだけど」母が少し声を低くした。「最近この辺に上位の龍神の気配があるって。澪、何か知ってる?」


「知りません」


「本当に?」


「本当に」


母が澪を見た。どこか探るような目だった。


「澪が何かしてるなら、紬に迷惑がかかるのよ。分かってる?」


「分かっています」


「なら、変なことはしないでちょうだい」


母は居間に戻った。紬の声がした。母が笑った。


澪は靴を脱ぎながら、考えた。


変なこと、と言われた。自分が誰かに見つけられることが、変なことらしかった。


澪は部屋に荷物を置いて、河川敷に向かった。


蒼牙はいつもの場所にいた。


「来るとは思っていなかった。今日は時間が早い」


「答えが出たので」


蒼牙が澪を見た。


「花嫁になります」


蒼牙の目が変わった。溢れそうだった何かが、今度は確かに溢れた。


それは喜びと呼ぶものだった。感情を持たなかった存在が、初めて持った喜びだった。


「後悔させない」


「させたら怒ります」


「怒っていい」


「本当に?」


「お前が怒るところを見たことがない。見てみたい」


澪は少し笑った。


蒼牙が澪を見た。


「初めて笑った」


「そんなことはないですよ」


「俺の前では初めてだ」


「……そうかもしれないですね」


川を見た。夕陽が水面に広がっていた。


「一つだけ聞かせてください」


「何だ」


「名誉のためとか、力のためとか、そういう理由なら私はお断りします」


「理由は一つだ」


「何ですか」


「お前がいい」


澪は俯いた。頬が熱かった。


「……龍神が言う言葉じゃないですね」


「俺が言っている」


「感情がないんじゃなかったんですか」


「お前のせいでできた」


しばらく沈黙があった。川の音がした。


「蒼牙さん」


「何だ」


「私の家族は、育ててくれました。それは感謝しています」


「ああ」


「でも、見てはいなかった」


「知っている」


「これからも、見てもらえないと思います」


「知っている」


「それでも私は、やり返すつもりも、恨み続けるつもりもないです。ただ」


「ただ?」


「戻るつもりもないです」


蒼牙が澪を見た。


「それでいい」


「怒らないんですか。もっと怒れとか」


「お前のやり方で十分だ。やり返さなくても、戻らないことが答えだ」


澪は少し黙った。


「……そうかもしれないですね」


その夜、食卓で両親に言った。


「報告があります」


両親が澪を見た。珍しそうな顔をした。


「龍神の花嫁になることになりました」


静寂。


「……何を言ってるの」母の声が上擦った。


「龍神に花嫁として選ばれました。紬とは別の龍神です。この国の龍神の中で最上位に位置する方です」


母が立ち上がった。


「それって、うちの家の格が……」


「それは龍神が決めることなので、私には分かりません」


紬が澪を見た。


「……なんで澪が」


澪は紬を見た。怒りはなかった。


ただ、その言葉の意味が、紬には一生分からないだろうと思った。


「私にも分かりません。ただ、選ばれました」


澪は席を立った。


「今後のことは追ってお伝えします。ごちそうさまでした」


「ちょっと待って、澪」


「今日は疲れたので」


「でも」


「おやすみなさい」


部屋に戻って、祖母に電話した。


「おばあちゃん、両親に言いました」


「どうだった」


「なんで澪が、って顔をされました。紬に」


祖母が少し笑った。


「で、お母さんは」


「格が上がるかどうか聞いていました」


祖母がまた笑った。今度は少し長かった。


「澪、よくやったよ」


「何もしていないですよ」


「それでいいの。あんたは何もしなくてよかった。ただ、自分のところに来てくれた人を受け入れただけ。それで十分よ」


澪は窓の外を見た。夜の川が、遠くに見えた。


「おばあちゃん」


「何」


「最初に聞いたこと、覚えてますか」


「何を」


「私、ちゃんと見えてる、って」


祖母が少し黙った。


「覚えてるよ」


「あの時おばあちゃんが見えてるって言ってくれたから、今日まで来られた気がします」


祖母はしばらく黙っていた。


「澪」


「何ですか」


「これからは、おばあちゃん以外にも見てくれる人がいるから」


澪は受話器を持ったまま、窓の外を見た。


泣かなかった。泣く必要がなかった。


ただ、長い時間をかけて冷えていたものが、静かに溶けていくのが分かった。


電話を切って、窓を開けた。


夜風が入ってきた。川の音がした。


明日も、蒼牙がいつもの場所にいる。


それだけで、十分だった。

お読みいただきありがとうございます!


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また皆さんに この人の作品 読んでみて良かったと思っていただけるように頑張って参りますのでどうぞこれからもよろしくお願いいたします

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