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大切な友達

 由紀に教えようと意気込んだものの、由紀は私が後ろで教える前に自分で正しく歩きました。


 えっ!? 私要らなかったじゃん……って思いながらも、まあ、正しく椅子まで歩けたんだからいいか……。


 E組まで入場し、みんなが椅子に座ったころ。


 教頭先生の「これから、入学式を始めます」という言葉から入学式が始まった。


 生徒会長のお話、校長先生のお話をポケ〜と聞いていると、入学式は終わり、退場になりました。


 体育館を出ると、優しい春の風がふわっと顔をなでた、そんな気がしました。


(ええ、もう終わったんだ。お話……全然覚えてないな……あはは……)


 教室に帰ると、手紙などが配られました。

 そして、各自で教科書に名前を書く時間が設けられ、由紀と会話しながら、名前を書いていきました。


「あっ! 名前ペン忘れた……ボールペンでいいか……」

「由紀大丈夫? 貸そうか?」

「ううん。大丈夫! 紫織も使うんでしょ?」


 由紀は気遣いもできる最高の友達でした。たとえ、断られたとしてもこっちは全然嫌な気持ちにならないのです。

 しかし、間違ったことはしない。そんな友達でした。


 そして、いつでも味方をしてくれ、由紀がいれば大丈夫。と毎回私をそう思わせるほどに。


 それが由紀です。


 私は、そんな由紀と過ごせるこの日々が、これからもずっと続けばいいと思いました。


 ──私が、事あるごとに由紀とほとんどの行動を共にするようになったのは、これからでした。



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