小学校
小学校では、授業が簡単すぎて授業中はつまらなかった。
だから、いろいろ挑戦したのに……それもうまくいかない。ううん、努力しなかったように思う。
中学受験もそうだった。模試で高い点を取り、300人中11位という順位になった私は舞い上がりました。親からも褒められ、お金をもらい気が緩んだのでしょう。
すっかり気持ちが緩んでしまった私は、友達と遊ぶ約束をしましたが結局怒られ行けませんでした。
そして、受験当日まで油断し復習を侮った私は一次検査で落ちてしまったのです。あと3点でした。泣きました。後悔しました。何であの時勉強をちゃんとしなかったのだろう、と。しかし、泣いても仕方ありません。泣いても過去は変わってくれません。未来を見るしかないのです。
昔からそうでした。自分に甘く、厳しくなれないこの癖は治したくても治せませんでした。やはり、それは努力しなかったように思います。
後悔はそれだけではありません。メガネを付けるようになったのもそうです。小学校4年生の頃、携帯を買ってもらいました。最初は良かったのです。
しかし、慣れてくるにつれだんだんと多く使うようになりました。当時も漫画と小説が大好きだった私は電子版を読みまくりました。夜までも。制限はありませんでした。
22時にベットに行くのですが、携帯もいつも持っていました。そして、薄暗い部屋で布団を頭に被せて、見ていました。すぐに止めれば良かったのですが、あるいは、部屋を明るくすれば良かったのです。
でも、バレる事を恐れた私は、部屋を明るくしませんでした。
目が悪くなるのでは?と最初は心配していた私も、一日経っても変化がないじゃん。となった私はもっと見ました。それも何日も……。今思えば、一日で目が悪くなるわけがないのです。一日で太ると同じように。簡単なことでした。でも、小さかった私にはそこまで考えることができませんでした。
一回お父さんにバレました。注意されたのですが、止められませんでした。
だんだんと目が悪くなりました。
メガネを買ってもらってからか、メガネを買う前か覚えていませんが親にバレて、携帯が壊れました。
──これが、小学校時代に私の心に最も深く残り、後悔として今も消えない傷を心に負わせたのかもしれません。