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とある日の幽霊部  作者: 月読つくし
第1章‐とある少女と幽霊部‐
34/77

第15話〜4人目の少女と明かされた真実〜

あれから1週間

雪那さんが言っていた答え合わせの日がやってきた。


雪那さんが妙な雰囲気を醸し出していたために、若干部室の扉を開けるのをためらったのだが、意を決して扉を開く。


意外なことにそこにいたのは雪那さんではなく、九条だった。


「あら、羽倉くん?」


「九条…お前も雪那さんに呼ばれたのか?」


「雪那さん?…って何の話?私は秋穂先輩に呼ばれてきたんだけど」


「秋穂さんに?」


雪那さんと秋穂さんで何か話をつけていたのだろうか。

話の流れが掴めないがいったん2人を待つしかないだろう。

俺と九条はいったんその場で待機することにした。


ーー

ーーー


「2人ともお待たせ!」


10分ほど待ったところで秋穂さんが入ってきた。


「秋穂先輩こんにちは、急に呼び出されたから何かと思いましたよ」


「あはは、ごめんごめん!ちょっと紹介したい人がいてね、その子が今日しか空いてないみたいだったから」


紹介…なるほど。

確かに九条は雪那さんと初対面のはず。

顔合わせのために九条も呼んだというわけか。


「なるほど、そういうことだったんですね」


「うん、じゃあ早速紹介するね!入ってきていいよー!」


「し、失礼します…」


秋穂さんの言葉に躊躇いがちに返事をしながら入ってきたのは雪那さん。




-ではなく、見知らぬ少女だった-




「じゃあ紹介するね!この子は八重冬夢乃(やえふゆの)ちゃん!私と一緒に幽霊部を作った子だよ!」


「や、八重です…よ、よろしくお願いします…」


どういうことだ?幽霊部を作ったのって秋穂さんと雪那さんのはずだろ?そもそもこの子はいったい誰なんだ?

俺の頭の中が一瞬の内に疑問符でいっぱいになる。

そんな動揺しまくっている俺の様子を見て、秋穂さんが優しく話しかけてくる。


「やっぱりね、春斗くん雪那が部員だと思ってたでしょ?」


「え、そんなの当たり前じゃないですか、だって」


秋穂さんが言ったんじゃないか、幽霊部は雪那さんのために作ったのだと。なのに…


「雪那はね、うちの部員じゃないよ」


その言葉を聞いて俺は頭が真っ白になった。

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