ゲームスタート
私は千儛 舞、とある事故で足が動かなくなった16歳です。
私は踊るのが大好きで生き甲斐でした。
コンクールや大会に出ると1位を取りまくりました。
とある事故とは、コンクールとかで2位をとっていた子の親でした。
その子の親は私が家から出るのを待って、出てきたのを見て車で突撃してきました。
その時の怪我で下半身が動かなくなりました
事故と言うより殺人未遂ですね。逆恨み?
怪我をして動けなくなったのを知った仲のいい友人達は皆離れていきました。
価値がなくなったとか有名人と友達だと一種のステータスだけどもう意味ない、
といい離れていきました。
人は信用できないと私は人間不信に
陥りました。
家族、幼馴染を除いて
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「お母さんそれ、どうしたの?
確かそれ10万ぐらいするよね?」
私は母が持ってきたプレゼントの機器を見ます。確かフルダイブ型のゲームだったと思います。
「実はね、奏多がね、誕生日プレゼントにって送ってくれたんだよ。」
奏多は私の兄で信用できる人の1人です。兄はプロゲーマーで世界一をとったこともある人です。
ゲームに関しては廃人ですね。
確か外国にいたはず、、、
「兄さんが?いつ帰ってきたの?」
このゲームは日本でしかできないので帰ってきたんでしょうか?
「奏多は3ヶ月前から帰ってきてるわよ。
このゲームのために。
ベータ版がね当たったからって言って帰っ
てきたのよ。しかもベータ版が当たった人
は正規版を貰えるけどベータ版と同じだか
ら正規版を舞にプレゼントしようって感じ
でね、電話してきたのよ。
舞には驚かせたいからって」
「ありがたく使わせてもらうね」
そう母に返して母は部屋から
出ていきました。
現時刻午前7時ゲームスタートまであと1時間ですか。兄さんに電話しましょう。
「もしもし、兄さん?」
《久しぶりだね、舞。僕に電話したって事は
プレゼント受け取ったね。》
「兄さんありがとう。でも戻ってきてるなら
会いに来てくれれば良かったのに」
《それはごめん》
「兄さん、このゲームってなんなの?」
《このゲームはフルダイブ型MMO RPG
Lie Down Game 通称LDGって言う。
楽しいぞ!》
「兄さん、ゲームの設定って今できる?
できるならお薦め教えて」
《もちろんできるぞ。パソコンと機器を繋いでやれば設定は探してポチとすればいい。
舞はダンスとか色々できるだろ、あとこの
ゲームには職業がある。称号も、だからサブ職業にダンス関係を入れて、メインは軽めの剣、細剣がいいかな、魔法ももちろんある。
火、水、風、土、光、闇、氷、無、木、
の9種類がある。他にもあるが後からのお楽しみ。お薦めは無、光、闇、氷だね。》
「ありがとう兄さん。そんな感じにしてみるね。あとゲーム内で会える?」
《会えるぞ。と言うか始まったら始まりの街は確定だからな。ちなみに顔は変わらず髪は白、目は翡翠だからな。》
「私もその色にする」
《なんか照れる》
などと話し合いゲームスタートの時間になりました。
「そろそろだね、またね」
《ゲーム内でな、またな》
私はゲームセットの機器を被り、寝転がります。
「ゲームスタート」
読んでいただきありがとうございます♪
誤字有れば教えてください
題名(仮)で
Lie Down Game〜私はこの世界で舞う〜
にしようと思います