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60 菓子パンと格闘

お陰様でユニーク20万越えていました。

いつも読んでくれてありがとうございますm(_ _)m



 


 その後小屋まで走った。とりあえず百二十匹の新しくテイムしたのも一緒に。


「お!クレナイが見えたな。紅いし大きいからよく見える」


『主様!おかえりなさいませ!』


「ああ。ただいま」


『ご主人おかえりっす!』


『おかえり…菓子パンある…?』


「ただいま。菓子パンあるぞ。後であげるからな」


『ん…。ありがとう』


「クレナイ、グレイ、フェリ。お前達も仲間?舎弟?を集めたって聞いたが…どこにいるんだ?」


『ハク殿から聞いたのですね。こちらに居ます』


 そう言ってクレナイが身体を動かすと魔物が見えた。

 ああ…クレナイの影に隠れていたのね。って…待て待て。

 いや、ハクが同系統の魔物を従属していたんだから予想はしていたが…大量の蛇が…流石にこれは、な…。

 ウネウネと蛇が大量にいた。しかも色とりどり。赤、緑、白、黒がいる。こいつらがみんな蟒蛇になったらどうしよう…。恐怖だろ。

 少し後ろの方には狸、鼬鼠、あとなんか狸っぽいのとか。


「ハクもそうだがずいぶん集めたな…」


『まだここから森の出口と川辺辺りしか集めてません。これからもっと集めるつもりです!』


「そ、そうか」


 え、これ全部名前つけるの?森狼もそうだが見た目で区別つかないぞ?いやまあ一緒に過ごせばわかるようになると思うが…。


「とりあえずクレナイとグレイ、フェリのステータスを確認させてくれ」



 ———————————————————


 個体名【クレナイ】

 種族【蟒蛇】

 性別【オス】

 状態:【 】

 Lv【18】16UP

 ・基礎スキル:【噛み付きLv5】【指導Lv5】2UP

       【体色変化Lv7】6UP【尾突Lv2】new

       【従属化Lv2】new


 ・種族スキル:【脱皮】【鋼鱗】


 ・特殊スキル: 【制限解除】【蛇王】new


 ・称号: 【進化・使役魔獣】【王種】new




 個体名【グレイ】

 種族【格闘狸】

 性別【オス】

 状態【 】

 Lv【15】14UP

 ・基礎スキル:【噛み付きLv4】【気配察知Lv5】2UP

       【拳術Lv3】2UP【共鳴Lv2】new


 ・種族スキル: 【幻術】【魔纏】


 ・特殊スキル:【制限解除】


 ・称号:【進化・使役魔獣】




 個体名【フェリ】

 種族【大森鼬鼠】

 性別【メス】

 状態【 】

 Lv【15】14UP

 ・基礎スキル:【噛み付きLv5】【隠密Lv5】UP

       【加速Lv2】UP【気配察知Lv2】UP

       【共鳴Lv2】new【根治Lv1】new

  

 ・種族スキル: 【栽培】【操草】


 ・特殊スキル:【制限解除】


 ・称号:【進化・使役魔獣】


 ————————————————————



 3匹ともレベルもかなり上がってるし、スキルも上がっているな。


「クレナイ。【体色変化】のレベルが凄い上がってるじゃないか」


『はい。常に全身もしくは身体の一部の色を変えてますので。

 今も尻尾の先端を透明にしております』


 尻尾の方を見てみると確かに途中から尻尾が途切れている。

 ああ。透明にした尻尾で【尾突】はかなり脅威だろうな。


 そして、クレナイはやっぱり【王種】で【蛇王】なんだな。【蛇王】も一応後で見ておくか。


「グレイは格闘頑張ってるのな…」


『っす!結構強くなったと思うっす!』


「まあそれは後で見せてくれ。んで共鳴か」


 おそらくグレイとフェリは【共鳴】のスキルで仲間を増やしたんだろうな。

 それとフェリの【根治】か。病気を治すのか?



 ————————————————————


【蛇王】

 ・蛇系統が称号【王種】によって取得できるスキル。

 ・身体能力上昇。従属化の成功率上昇。王種への進化が可能。


【共鳴】

 ・自分の最も強い想いを相手に共感させる。

 ・意思が弱い、またLv差があると共感させ、それが正しいと思わせることができる。


【根治】

 ・魔力を用いて植物の根腐りを治す。

 ・Lv上昇により根腐りし枯れて時間が経った物でも治すことができるようになる。


 ———————————————————



【蛇王】は【狼王】と同じだな。

 それより【共鳴】さん。君【洗脳】って名前に改名した方がいいと思うんだが。

 どう考えても洗脳だよな?これ。共鳴ってもっとソフトな感じな気がするんだが。何が正しいと思わせるだ。怖いわ。


 それと【根治】って。植物の蘇生?凄くないか?どうやってこのスキルを覚えたのだろうか…。


「フェリ。植物を蘇生させたりしたのか?」


『ん…。私の住んでたとこ…綺麗な花咲いてたのに枯れてた…。悲しくて魔力?私の中のエネルギーを与えたら治らないかな…って…。そしたら綺麗な花がまた見れた…』


 凄いな。魔力はそんなこともできるのか。いや、その花を大切にしていたフェリの想いの成せたスキルか。


「よかったな」


『うん…』


 頭をできるだけ優しく撫でてやる。ただの食いしん坊じゃあなかったようだ。優しい子だな。

 さて、共鳴についても聞いておこうか。


「グレイ、フェリ。【共鳴】ってスキルは強い想いを共感させる。ってあるが、お前達の最も強い想いってなんだ?」


『なんすかね?多分ご主人の役に立つこと…と』


「と?」


『格闘戦を極めることっすね!』


 ああ。うん。まあそういう種族だもんな。


「フェリは?」


『私も…ご主人様の役に立つこと….と』


「と?」


『菓子パン食べたい…』


 うん。それは予想できたよ。花関係の想いが出てくるかとも思ったけどやっぱり菓子パンなのな。

 まあ二匹とも俺の役に立ちたいと思っていてくれて嬉しいよ。最も強い想いが二つあるが、まあそれで仲間が増えるならいいか。

 とりあえず菓子パンをやるか。


「ほら、菓子パン食べな」


『!ありがと…』


『ボクもー!』


『私も!』


『わたしもほしいのです!』


『ワタシもなの!』


『美味しいにゃ?僕も食べるにゃ』


 背中から5匹が飛び出してきた。はいはい。

 食糧を入れた肩掛け鞄から菓子パンを出してやる。


 クレナイにもやろうと思うが、そんなたくさん缶詰もあるわけではないから2つで勘弁してくれ。身体が大きいから満足できないと思うが。

 てことで焼き鳥の缶詰を出してやる。


「少なくて悪いがクレナイも食べていいぞ」


『ありがとうございます』


『ご主人様?私も食べてみてよろしいでしょうか?』


「ああ。いいぞ。ハクは缶詰から食べるの難しいだろ。皿に入れてやるからな」


 さて、俺の後ろとクレナイの後ろの子達が放置になっているが、少し我慢してもらおう。上下関係?はしっかり知っておいてもらわないとな。

 ハクと同じように、クレナイ、グレイ、フェリが連れてきたやつは3匹に面倒見てもらうつもりだしな。






間違えてクロを出していたので変更しました。

ご指摘してくれた方ありがとうございます(>_<)

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