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35 夜の狩り

あと数話ほどで森の中での話を終わらせたいと思ってます。


グレイとフェリの進化可能レベルを間違えていたので後半かなり改稿しました。

グレイ、フェリは初の進化ですので上限が10です。

クロは15です。

 


 アキとクレナイも進化したし、クロ、グレイ、フェリのレベル上げに行こうか。

 ただメイやミミの護衛に誰を残すかだな。

 指導スキルがあるとレベル上げが捗るからクレナイとハクどちらかは連れて行くが…ハクかな?クレナイは大きくなり過ぎたからフェリにどう指導するか想像つかないし。

 ハクだけ連れて三匹のレベル上げかな。その方が経験値効率がいいだろう。


「よし。ハクとクロ、グレイ、フェリでレベル上げに行くぞ。クー太とラン、クレナイ、アキはメイ達の護衛で」


『お留守番ー?わかったー』


『わかったわ。疲れたしゆっくりしてるわ』


『私がこの小屋を囲っていれば充分かと。クー太殿達はゆっくりしていていいですよ』


『わかったのです!』


 待機組はみんな納得してくれたようだ。

 ハクに索敵を任せて獲物をどんどん見つけてもらおう。


「ハク頼むな」


『はい。多分そんな時間かからなそうですよ?夜になって活動してる魔物が増えてます。多分火を焚いたり、騒がしくしていても此処を襲ってこないのは私達が固まってるからでしょうし』


 あー。まあハクたち強いもんな。身体も大きいし、猿や蛇は逃げるだろう。


「もっと奥まで行った方がいいか?」


『ご主人様の目的はクロさんとグレイさん、フェリちゃんの進化ですよね?ならここらの敵で充分かと』


「そうか。ならとっととやるか。正直疲れてはいないんだが、多少眠気はあるしな」


『わかりました』


『ついてく』


『わかったっす!』


『はーい…』


 それからハクの先導で敵を探しに移動を開始する。


 ハクがスピードを出したらまともについて行けないが、乗って移動するのは訓練にならないからと、クロ達のスピードに合わせ移動する。

 これも訓練なんだな…。

 ちなみに俺は乗ってもいいらしい。

 ハク曰く今でも俺が一番強いらしいのだが実感はない。でもまあテイムした全ての魔物の身体能力が一部とはいえ上乗せされているのだ。確かに強くなってるのだろう。


『そういえば旦那。どうして仲間を集めるんすか?』


「旦那はやめろ。どうしてか。そりゃあ…なんとなくだ」


『だん…ご主人は変っすね!』


「おい。でも実際特別な理由はないんだよ。強いて言うならばお前たちといるのは楽しい」


『そうなんすか?楽しいのはいいことっすよ!』


『私も楽しい。色々新鮮』


『私も…』


「そりゃあよかった。でも明日から少しの間は俺は出かけるからお前たちだけにはこの森で待っててもらうことになるぞ?」


『『『『!?』』』』


 あれ?なんかデジャビュ。


「というか、なんでハクも驚いているんだ?言わなかったか?」


『きいていません…。いえ、今までの話していた内容を考えると納得はできるのですが…。本当に行ってしまうのですか?』


「ああ。何が起こっているのか。とか気になるし、これからどうすればいいのか決めるのにも情報はあった方がいいだろう?」


『確かにそうですが…身体が大きくならなければ連れて行ってもらえたのでしょうか…』


「んー難しいな。前も結構大きかったしな」


『そうですか…。仕方ありませんね』


『私もお留守番?』


『ご主人!自分もっすか⁉︎』


『私も…?』


「ああ。みんなすまないな。まあ小さくなれれば考えるが…流石にハクとクレナイだけでここに待機させるのはな…。何にせよ基本的にここで待機してもらうことになるな。

 まああんま長い間留守にはしないようにするよ」


『…待ってる』


『わかったっす…』


『菓子パン…』


 ん?若干一匹ほど俺との別れを悲しむのではなく菓子パンとのお別れを悲しんでないか?

 でもご飯をあげるって約束でテイムしたんだもんな。たまには持ってきてやらないとな。


『ご主人様。灰色のが集団でいます』


「何匹だ?」


『六…五匹でしょうか?そんな多くはありません』


「なら三匹のレベル上げにはちょうどいいな。クロ、グレイ、フェリは三匹で一匹を倒せ。俺とハクが他の奴らを出来るだけ足止めしておくから三匹は一匹倒したら次、またその次と順番に倒していけ。

 ハクは余裕があればアドバイスしたり、指導してみてくれ」


 戦闘はあっさりと終わった。

 初めは俺とハクが敵を引きつけ回避しながらクロたちを待っているつもりだったが、ハクがまず二匹を前脚で踏みつけ敵を拘束。

 俺は手加減しながら一匹蹴り飛ばして、ハクみたいに出来るかと、もう一匹を地面に押し倒し抑えつける。

 その間にクロたちは一匹倒し終えており、俺が蹴飛ばしたやつへ襲いかかる。


 まあ三匹でやれば楽に倒せるよな。よく考えれば俺やクー太が苦労?して倒したのはもっとレベルが低かったし。俺もおっかなびっくりでの戦闘だったしな。


 その後は五匹全てを倒しステータスを見るとクロが一つ上がり、グレイとフェリはレベル10になり進化可能となった。

 直接一匹一匹攻撃させての戦闘の方が経験値貰えていそうだな。指導の効果かもしれないが。

 とりあえず面倒だが、全員が一撃は入れるこの方法で戦闘していくか。


 フェリとグレイは進化させてもいいのだが…経験値の持ち越しもできるようだしクロがレベル上限になるまで狩りをしよう。


 そのあとまた森狼の五匹の群れと戦闘をしたがクロはまだレベル上限にならない。

 おそらくクロも、小さい黒蛇から大黒蛇にすでに進化しており、二段階目なのだろう。

 それを差し引いても、やはり蛇系統はレベルの上がりが遅い。まあその分進化先がつよくなるのだろうが。

 クロのレベルを上げるため森狼と大赤蛇と何度か戦闘し、全員レベルが上限に達した。


 やっぱりレベル上限になるのが遅かったな。

 下手したら経験値の持ち越しでグレイたちが次の進化直前になるかもしれない。

 よしステータスを確認。俺とハクのステータスも見ておくか。



 ————————————————————



 個体名【中野 誠】

 種族【普人】

 職業【テイマーLv5(使役上限数♾)】

 性別【男】

 状態【 】

 Lv【24】2UP

 ・基礎スキル:【拳術Lv5】【防御術Lv2】

       【速読Lv2】【造形Lv2】【料理Lv2】

       【毒耐性(中)Lv3】【精神耐性(大)Lv2】

       【回避術Lv3】【テイムLv5】UP

       【蹴術Lv3】【夜目Lv1】


 ・種族スキル:【無特化】


 ・特殊スキル:【ステータス鑑定】【ボーナス(特)】

       【テイム(特)】


 称号:【適応する者】【魔物を屠る者】

   【魔物に好かれる者】




 個体名【ハク】

 種族【大狼】

 性別【メス】

 状態:【 】

 Lv【6】2UP

 ・基礎スキル:【噛み付きLv5】【気配察知Lv4】

       【指導Lv3】2UP


 ・種族スキル:【群狼】【魔纏】


 ・特殊スキル: 【制限解除】


 ・称号: 【変異体】【進化・使役魔獣】


 ————————————————————



 俺もハクもレベルの上がり遅くなってきたな…。

 ボーナススキルがあってこれか。

 ない人はもっと遅いのだろう。贅沢言っちゃだめだな。



 ————————————————————


 個体名【クロ】

 種族【大黒蛇】

 性別【メス】

 状態【進化可能】

 Lv【★15】3UP

 ・基礎スキル:【噛み付きLv4】UP【隠密Lv5】

       【気配察知Lv4】UP


 ・種族スキル:【影潜】


 ・特殊スキル:—


 ・称号:—




 個体名【グレイ】

 種族【魔狸】

 性別【オス】

 状態【進化可能】

 Lv【★10】2UP

 ・基礎スキル:【噛み付きLv4】【気配察知Lv2】


 ・種族スキル:ー


 ・特殊スキル:ー


 ・称号:ー




 個体名【フェリ】

 種族【魔鼬鼠】

 性別【メス】

 状態【進化可能】

 Lv【★10】3UP

 ・基礎スキル:【噛み付きLv5】【隠密Lv2】


 ・種族スキル:ー


 ・特殊スキル:ー


 ・称号:ー


 ————————————————————

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