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30 魔法?

風魔法を変更し、風球に変更します。

ハクの進化先の選択肢を変更しました。


魔狼→幻狼


設定としてはハクは

魔狼→森狼→大狼、です。

 

 ステータスをここにいる面々のを見ていく。


 俺はレベルアップと夜目が追加だな。



 —————————————————————


【夜目】

 ・暗がりでも見えるようになる。Lvが上がるほど見え、最終的には昼間と見え方が同じになる。

 意識しなければ発動はしない。


 —————————————————————



 オンオフできるのは助かる。

 にしても……。ランもハクも進化可能とか!どんだけ戦闘したんだ。ランは上がりすぎだろう。今二十時頃だから三、四時間?でこんだけ上がったのか。頑張りすぎだろう。

 二匹とも【噛み付き】と【気配察知】が上がり、ランは【隠密】を覚えたか。


 クロはさっきの森狼との戦闘で2レベルアップか。

 戦闘をしていないグレイとフェリはテイムした時と同じだな。


「ラン、ハク。進化できるがするか?」


『する!三尾ね!』


『はい。お願いします』


「中野さん中野さん」


「ん?どうした?」


 メイやミミのことをすっかり忘れていた。


「ランちゃんたち進化、するんですか?」


「するぞ」


「見てていいですか?」


「別に構わないが…進化は一瞬で終わるぞ?」


 パッと光ってあら不思議。少し姿が変わったね?って感じだ。

 一応ランの選択肢も見ておくか。



 ————————————————————


 ○ランの進化先を選んでください。


 ・妖狸(三尾)

 ・大狸

 ・牙狸

 ・暗殺狸

 ————————————————————



 ありゃ?殺戮狸じゃなくて暗殺狸?【隠密】を持っているからか?



 ————————————————————


【暗殺狸】

 ・気配を消しながら敵を殺すことに特化した種族。


 ————————————————————



 なんとなくクロと被るな。


「ラン。選択肢は大狸、牙狸、暗殺狸だ。どうする?」


『え…?三尾ないの…?』


 ものすごくしょんぼりしている。可愛いが悲しませたいわけではないので慌てて訂正する。


「違う違う!三尾以外はこの三つがあるよってことだ」


 どんな進化先か教えてやる。


『よかった…。三尾以外の選択はないわ!』


「了解。んじゃ三尾を選択」


 共にパッと光って尻尾が三本になったランが現れる。


『どお?』


 そう言って尻尾を振る…振り回す?ランの頭を撫でてやる。

 ラン後ろ気を付けろよ。メイとミミが尻尾を狙ってるぞ。一応注意しとくか。


「メイ、ミミ。触るならちゃんと許可とれよ?」


「「は、はい!」」


「さて次はハクだな」


 そういえばハクは一度目の進化じゃないのだろうか?他のやつらは二度目の進化がレベル15なのに、ハクだけ違うのはなんか変だよな。



 ————————————————————


 ○ハクの進化先を選んでください。


 ・幻狼

 ・大狼

 ・銀狼


 ————————————————————



 何が違うんだろうか。今だってハクは、魔物の狼だし、大きな狼だし、銀ではないが光の加減では銀に見えなくもないんだが…。

 にしても大赤蛇や大黒蛇もそうだが。狸も栗鼠も狼も『魔』のつく魔物じゃなくても大きくなる選択肢があるのは必須なのかね。



 ————————————————————


【幻狼】

 ・相手に幻を見せる魔法をつかうことが可能な種族。

 ・属性魔法も得意な種族。個体により使える属性は異なる。


【大狼】

 ・身体が大きくなり身体能力が高い種族。


【銀狼】

 ・銀色に近い毛色を持つ種族。その毛は硬度が高く防御に特化している。


 ————————————————————



 んー。銀狼は森狼の変異体だからなれる進化先っぽいよなー。だが、このふさふさの毛が硬くなるのは却下だ。


 そして魔法。やっぱり魔法があるんだな…。俺も使ってみたいが…どうやったら覚えられるのだろうか。

 個人的には幻狼なんだが…以前ハクは俺を乗せられるくらい大きくなりたいと言っていたしな。

 聞いてみるか。

 ハクに幻狼と大狼と銀狼が進化先にあることと、どんな進化先かを説明してやる。


『魔法…というものも気になりますがやはり私は身体が大きくなる方がいいですね』


 やっぱりか。ならばと、ハクの希望通り大狼を選択する。


《進化により個体名・ハクが称号【進化・使役魔獣】を獲得。称号【進化・使役魔獣】を獲得したことによりスキル【制限解除】を獲得》


 アナウンスと共にパッと大きな光がハクを覆う。

 ハクも称号ゲットだ。良かった。

 光が収まるとものすごく大きくなったハクがいた。ハクの顔が俺の目線と同じ高さにある。

 これだけ大きければ乗ることができるな。2人くらいなら問題なく乗せられそうだ。


『ご主人様どうですか?』


「余裕で乗れそうな大きさだな。身体能力も上がっているんだろう?」


『わぁ。大きいわね?』


『大きい』


『大きいね…』


『大きいっすね!強そうっす!』


 ラン、クロ、フェリ、グレイの感想が同じだ。まあ見た目は大きさしか変わってないしな。

 撫でてみる。うん。毛並みは変わっていないな。よかったよかった。


 あ、触りたそうにこちらをみている奴らがいるな。逆に藤堂は怖いのかいつのまにか離れているが。

 さて、進化したランとハクのステータスでも見てみるか。


『ご主人様クレナイさんとアキちゃんがもうすぐこちらへ来ますよ』


「了解。ステータス確認している間に合流できるか」


 ハクとランのステータスを表示。



 ————————————————————


 個体名【ラン】

 種族【妖狸(三尾)(亜成体)】

 性別【メス】

 状態【 】

 Lv【1】

 ・基礎スキル:【噛み付きLv5】【体当たりLv2】

       【気配察知Lv4】【隠密Lv1】

       【風球Lv1】new


 ・種族スキル:【変化】【風纏】new


 ・特殊スキル: 【制限解除】


 ・称号: 【進化・使役魔獣】




 個体名【ハク】

 種族【大狼】

 性別【メス】

 状態:【 】

 Lv【4】3UP

 ・基礎スキル:【噛み付きLv5】【気配察知Lv4】

       【指導Lv1】


 ・種族スキル:【群狼】【魔纏】


 ・特殊スキル: 【制限解除】


 ・称号: 【変異体】【進化・使役魔獣】



 ————————————————————


 え…?




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