192 二十一階層
本日ステータス多めです。
明日閑話…予定です(*´ー`*))
二十一階層は森だった。そしてスキルが使えるようになっていた。
「おっし! 戻った!」
『よかったのう』
「ああ。早速…カシ。テイムだ」
《ハイオークリーダーが仲間になりたそうにしています。テイムしますか?》
【Yes or No】
YES。
《ハイオークリーダーが仲間になりました。テイムした魔獣に名前をつけてください》
「名前はカシだ。まあ今更だが」
『ありがとうございます!』
「おう。改めてよろしくな」
『オオオ…ご主人様と会話ができております…!』
うおおお! と泣く? 鳴いているカシ。うっさいわ。
えーと、ステータスはっと。
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個体名【カシ】
種族【ハイオークリーダー】
性別【メス】
状態:【 】
Lv【10】
・基礎スキル:【棍術Lv2】【剣術Lv3】【指導Lv2】
【体当たりLv3】【強化咆哮Lv2】
【火装Lv1】
・種族スキル:【孤高】【統率】
・特殊スキル:—
・称号:—
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ん? 変異体…亜種じゃないな。
じゃあ風月が知らない種族って言ってたのはただ単に風月が見たことないか、特殊進化でスキルもしくは環境で進化先がでてくるタイプで珍しいとかなのだろう。
まあそれなりに強い。
「じゃあ【恩寵】使っちゃうな。説明は面倒だから風月頼んだ」
『仕方ないのう』
パパッと【恩寵】を使う。力が溢れる! そう雄叫びを上げるカシは風月に任せステータスを確認する。
進化可能だ…。三段階目なのに進化までいくとは思わなかった。
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【ハイフレイムギガント】
・肉体が火属性の魔素で構成された種族。
・体が大きくなり、火属性のスキルの扱いに長けるが、水属性への耐性が下がる。
【ハイオークジェネラル】
・ハイオークリーダーよりも小型になり肉体が強靭になった種族。
・同系統の種族を纏めることに長ける。
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そして進化先は二つ。
オークがギガントになるのか…。確かトロールもギガントになるよな?
いや、まあギガントではなくフレイムギガントだが。
ギガントオーガ、フレイムギガント、ただのギガント。どれもギガントと名はつくが全然違う種族なんだろうな。
先程戦ったアクアギガントの火属性バージョンとリーダーの上位種だろうジェネラルの二つが進化先だ。
火属性の種族、フレイムギガント。アクアギガントと戦ってその強さを知っているだけに悩むが、あれだけの巨体になられても困る。ということでハイオークジェネラルを選択。
え? カシにも選択肢聞いてやらないのかって?
未だにテイムされたことを喜んでいるのか小躍りをやめないので聞くのも面倒。
まあ一応声かけておくか。
「カシ進化させるぞー」
『え?』
ポチッと。
『オオオォォ』
光に包まれながら雄叫びを上げるカシ。あいつメスなんだよな。普通に念話してきた感じでは少し低めの女性の声といった感じだが、雄叫びの時は声が野太くなる。
『ご主人すまぬ。あやつ全然落ち着かなくてのう…』
「とりあえずもう少し頼む。進化した後のステータスを確認して、自分とルナとシルバのステータスも確認しておきたいからその間に大人しくさせておいてくれるか?」
『あいわかった』
進化が終わったカシは先程より少し背が縮み、筋肉ががっちりしていた。そして光が消えても両手を上に向け雄叫びを上げ続けていた。テンション高いなおい。俺がテイムした魔物って大抵が物静かなタイプが多いんだよなあ。
ラックや闇鼠のドライなんかは元気なタイプだが、それでも無闇に騒いだりしないし。
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個体名【カシ】
種族【ハイオークジェネラル】
性別【メス】
状態:【 】
Lv【1】
・基礎スキル:【棍術Lv5】3UP
【剣術Lv6】3UP
【指導Lv5】3UP
【体当たりLv6】3UP
【身体強化魔法Lv5】3UP
【強化咆哮Lv5】3UP
【獣化Lv4】new+ 3UP
【精神強化魔法Lv4】new+ 3UP
【怪力Lv1】new
・種族スキル:【孤高】【統率】【恐怖咆哮】new
・特殊スキル:【人化】new
・称号:【恩寵を受けし者】new
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カシの現在ステータスはこんな感じだ。
相変わらず【恩寵】はぶっ壊れ性能だな。一気にレベルを上げ、全スキル三UPに新たにスキルも覚えるんだから。
だけどこれ、俺自身が消費した魔素って元に戻るよな? これだけメリットがデカイとこのスキルに使用した俺の魔素は永続的に回復しないのでは…? と思ってしまう。
感覚としては減少した魔素は僅かだし、元に戻っている気はするが…はっきりとわかるほどの量じゃないんだよなあ…無闇に使うのはやめておくか…?
少し不安になるが、とりあえず今は問題ないから後で考えることにする。
スキルの詳細も確認したいが、俺たちのステータスを確認か。
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個体名【中野 誠】
種族【狸人(精霊種)】
職業【テイマーLv8(使役上限数♾)】
性別【男】
状態【 】
Lv【55】26UP
☆基礎スキル☆
*戦闘武術*
【拳術Lv★】【蹴術Lv9】2UP【棍術Lv3】UP
【防御術Lv5】2UP【回避術Lv6】2UP【水術Lv1】
【剣術Lv2】new+UP【槍術Lv1】new
*戦闘魔法*
【風球Lv6】【雷球Lv6】【水球Lv4】【火球Lv6】
【土球Lv3】【風刃Lv6】【爆炎Lv5】【火炎放射Lv2】
【放電Lv3】【竜巻Lv3】【紫紅爆Lv1】
*一般技能*
【速読Lv2】【造形Lv2】【料理Lv2】【夜目Lv5】
【跳躍Lv3】【硬化Lv2】【統率Lv1】
【全言語解析Lv1】【水中呼吸Lv1】
*魔力技能*
【テイムLv8】【細胞活性Lv2】【回帰Lv3】
【身体強化魔法Lv5】【亜空庫(大)Lv3】2UP
【雷装Lv1】【魔装Lv1】【魔圧Lv5】【地操作Lv3】
【重力操作Lv3】【念話Lv1】【変色Lv1】
【魔力感知Lv2】new+UP【魔力操作Lv2】new+UP
【魔力探知Lv1】new
*耐性技能*
【毒耐性(大)Lv5】【精神耐性(大)Lv5】
【痛覚軽減Lv2】UP【不眠Lv2】UP
☆種族スキル☆
【無特化】【変化】【魔力増大】【制限無効】
【浮遊】【精霊化】【精霊召喚】【恩寵】
☆特殊スキル☆
【ステータス鑑定】【ボーナス(特)】【テイム(特)】
【結界生成】【使い魔作成(特)】【拠点作成】
【リミッター】【邪纏】 【物質複製】【想像具現化】
☆称号☆
【適応する者】【魔物を屠る者】
【魔物に好かれる者】【守り手】【希望】
【不殺】【恐怖を産む者】【創造神の祝福】
○パーティメンバー:0人(0/5)
○使役魔獣:472匹(472/∞)
○契約精霊:1霊
※共有中(詳細表示)
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個体名【ルナ】
種族【ミミックスライム】
性別【メス】
状態【 】
Lv【20】12UP
・基礎スキル:【魔素分解Lv4】【雷化Lv4】
【土化Lv4】【光化Lv4】
【魔素変化Lv4】【魔素変形Lv4】
【体当たりLv4】【不惜身命Lv5】4UP
【自爆Lv1】【隠密Lv1】
・種族スキル: 【魔素吸収】【完全擬態】
・特殊スキル:【雷魔法】【土魔法】【光魔法】
【共生】
・称号:【金色魔素体】【恩寵を受けし者】
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個体名【シルバ】
種族【天火】
性別【オス】
状態【 】
Lv【10】5UP
・基礎スキル:【発光Lv6】【熱吸収Lv2】
【光吸収Lv2】【空中移動Lv4】
【火球Lv4】【吸魂Lv4】
【帯炎lv1】【精神結界Lv1】
・種族スキル: 【水魔法無効】【亡者純化】
・特殊スキル:【光魔法】【闇魔法】【水魔法】
【共生】【未設定】
・称号:【銀色魔素体】【恩寵を受けし者】
【最終進化個体】
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おおー…レベルがかなり上がってる。スキル無し戦闘が実ったのだろうか。
下に視線をやり、『契約精霊:1霊』という文字を見つけ、精霊って霊って数え方するのかーなんてどうでもいいことを考えつつ、すぐさま共有画面を開く。
そして死んだ個体はいないことを確認して安堵する。
そしてスキルをざっと確認すると、先程までの階層でスキルは使えなくとも何故か戦闘系のスキルは上がっていた。しかも【剣術】と【槍術】を得ているのだ。無駄になっていなくて良かった。
ルナとシルバは新しいスキルは覚えていないが順調にレベルが上がってる。ルナに関しては最後に確認したのはアンデットの階層でだが、ゴブリンやオーク相手で結構上がったようだ。
さて、スキルの詳細確認するかな。そうおもったら風月に呼ばれた。
「どうした? カシは落ち着いた…ようだな」
『うむ。カシは問題ない。そうではなくてのう。囲まれておる』
「…は?」
囲まれてる? 何に? 魔物だよな? 変化を解いて久々に狸の耳と尻尾を出す。
こちらの方が五感が鋭くなる気がするからだ。気分の問題かもしれないが。
だが気配どころか音も匂いもわからない。
「何も感じないが…」
確かにこの階層は草木が鬱蒼としているが…囲まれていたら流石にわかると思うんだが…。
『離れておるからかの? 風が教えてくれてのう。風探査というスキルを使ったのだが、二十体ほどおる。それがなにかはわからぬが…』
『た…ん。……ぃ…』
「ん? シルバもう一度言ってくれ」
『れぃ…』
霊?
『アンデット系。それもシルバと同じような肉体を持たない魔物みたいだな』
風月が通訳してくれた。
「だから匂いも音もしないのか。だが、二十一階層。しかも隠密も連携もできるとしたらそれなりに厄介だな…」
鬼王たちと同じくらい強いのが二十もいたらかなりきついが…。
『ふむ…近づいてきておるな。ご主人どうする? 隠蔽結界を張っておくか?』
「いや、隠蔽結界を張って他へ行かれてもな。出来れば倒したいし、そうでなくとも一目見ておきたい。俺が普通の結界を張る。それとシルバ」
『ぅ…ん』
「【精神結界】を張っておいてくれるか? 俺らにか、この場にか。それは任せる」
『ゎ…った』
そういうと青白い結界が俺の体に沿うようにできる。風月とルナ、カシにもだ。
「ありがとうな」
ソッと触れてやると喜んでくるのが伝わってきた。
そして俺も結界を張り、警戒していると木々の合間からその姿が現れた。




