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8、女神の覗き見。

更新遅くなってすいませんm(__)m


書きたい事がありすぎて上手く纏まらなくて苦戦しました。


読みにくかったらごめんなさい。


ーーー神界にてーーー



女神セリル「ふ~。薫さんの手続きやら、創造神様のお説教で疲れちゃったわ~( ´△`)美味しい紅茶が飲みたい~。」



そう、ぼやきながら女神セリルは自分の宮殿の廊下を歩いていた。



天使A「おかえりなさいませセリル様。」



そう言って廊下ですれ違った天使の1人が頭を下げた。



女神セリル「うふふ~♪ただいま~。私が留守の間に問題はなかったかしら~?」



天使A「はい。特に問題はありませんでした。後処理の方も予定通り進んでおります。」



実は女神セリルが担当している異世界で大規模な戦争が起き、て戦争を納めるのに天使の人員が足りなくなり地球担当の女神ルーゼに天使の人員派遣を頼み薫の魂を回収してしまうという事件が起きてしまったのだ。



その後も後処理などで女神セリルの部下である天使たちは慌ただしく宮殿を歩き回っていたのだ。



女神セリル「そっか~♪後処理の方も順調なら安心ね♪私も一休みしたらお仕事に戻るわね♪」



天使A「でしたら、後でセリル様がお好きな紅茶をお持ちしますね。」



女神セリル「うふふ~♪ありがと~♪水鏡の間にお願いね。」



天使A「はい。かしこまりました。」



そう言って天使Aが一礼すると女神セリルはスタスタと歩いて宮殿の奥にある部屋に向かった。



女神セリルの宮殿の奥にある水鏡の間と言うのは女神セリルが自分の担当する世界を観察したりする為に大きな水面の様な鏡がある部屋だ。



女神セリル「ふ~。まずは、戦争後の確認からかしら~。」



そうため息をつきながら水鏡の間の椅子に腰掛けて担当している世界の様子を確認し始めた。



~15分後~



女神セリル「うーん。ざっと確認した所、今のところ何処も戦後の後処理で争いを起こしそうに無いし、大丈夫そうね~。」



そう言って伸びをして肩の力を抜いた。



そうしているうちに天使Aがやって来て女神セリルに紅茶を淹れ始める。



天使A「セリル様お疲れ様です。紅茶をどうぞ。」



女神セリル「うふふ~♪ありがと~♪う~ん♪美味しいわ~(*´ω`*)疲れも吹っ飛ぶわね~♪」



天使A「恐れ入ります。セリル様も色々とお疲れでしょうから少し休まれてはいかがですか?大戦が終わってからというもの睡眠時間を削られてまでお仕事なさってましたし…。今のところ特に問題が起こって無いので天使である我々だけでも問題ありませんし。」




女神セリル「うふふ。心配してくれてありがとう~♪そうね~お言葉に甘えて久しぶりに少しゆっくりしようかしら。ちょっと気になる事もあるしね♪」



そう言いながら女神セリルは優雅に紅茶の味と香りを楽しんだ。



天使A「気になる事でございますか?」



女神セリル「うふふ♪そう、人違いで回収しちゃった地球の魂をこっちの世界に新たに転生させるって話したでしょ~♪その子の様子を確認しておこうと思って♪」



天使A「なるほど、そうでしたか。確かに地球では魔法や魔物なども存在しませんからね。慣れるまで大変でしょうね。」



女神セリル「うふふ。そう思って一応説明や魔物の使い方を書いた本も持たせたけど、ちょっと心配でね~。だから、様子を見ておこうと思って♪それに、今回の大戦で創造神様も色々思うことがあったのか薫さんにあげた《真実の瞳》を通して今後この世界をどうするか決めるそうよ。」



天使A「それは……その結果次第で滅ぼす事もありえると?」



女神セリル「うーん。そうかもしれないし、何かしらの措置として新たなルールを決めるのかもしれないし…まぁ、今すぐって訳ではないらしいからとりあえずは今までの対応で大丈夫よ~。」



天使A「承知しました。ところで、その薫様と言うのはどの様な方だったのですか?いきなり異世界に転生ですと言われて混乱してらっしゃいませんでしたか?」



女神セリル「う~ん。特に混乱している感じは無かったわよ。それよりも、精霊やこの世界の食事や食材に興味津々って感じだったわね~♪うふふ♪なかなか素敵な方だったわよ♪」



天使A「そうですか、いきなり転生して悲しまれてないか気になったのでお聞きしてしまいました。」



女神セリル「うふふ~♪ちょうどいいから二人で薫さんの様子見てみましょうか♪これからは時間がある時には様子を見ようと思ってるしね♪」



天使A「はい。セリル様さえ宜しければご一緒したいと思います。」



こうして女神セリルと部下の天使Aは水鏡を操作して下界にいる薫の様子を眺め始めた。



~様子を眺め始めて5分後~



女神セリル「あらあら、薫さんたら精霊に会えてよっぽど嬉しいのね~♪顔が緩んでるわ~♪」



~さらに5分後~



天使A「!?いきなり精霊と契約するとは凄いですね!緑の精霊は基本温厚ですが余り人と契約したがらないのに…」



~そのまた5分後~



女神セリル「きゃー♪薫さんたらカッコいいわ~♪いきなり初戦闘だったのにゴブリンを瞬殺なんて強いのね~。しかも、ちゃっかり新しいスキル まで手に入れてるわ♪」



天使A「始めてでこれだけ戦えるのは素晴らしいですね。これなら今後もよっぽどの事が無い限り大丈夫でしょう。」



女神セリル「そうね~♪新たなスキルも手に入れたみたいだし、せっかく《神託》のスキルがあるから説明がてら話しかけてみようかしら♪」



そう言っていそいそと薫に話しかける為の準備を始めた。



女神セリル『はーい、カオルさ~ん。なかなかエンジョイしてるわね~♪』

とりあえず今回はセリル中心のお話。


次回はカオル中心のお話に戻します(^-^ゞ

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