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6、緑の精霊

主人公の表記を漢字からカタカナに変更しました。



※この回では主人公が若干キャラ崩壊してます。広い心でお読みくださいm(__)m


※修正しました。

手のひらサイズで背中に透明な羽を持った緑色の髪の緑色の服を着た女の子がキラキラ輝かせた瞳でこちらを見ていた。



カオル(な、なななにこの可愛い女の子は!!!!!!!!妖精!!??いや!でも、女神様たちは妖精の話はしなかった!じゃあ!これが精霊!!めちゃくちゃ可愛い!!!ぜひ仲良くなりたい!!)



そうやって心の中で葛藤していたら自分の事を見つめたまま動かなくなったカオルを不思議に思ったのか、首をコテンッと傾げて不思議な顔をしつつゆっくりカオルに近づいてきた。



カオル(コテンッって首を傾げた!!!めっちゃ可愛いぃぃぃぃぃ!!!!!こっちに近づいてきた!ど、どうしよう!?まずは挨拶!?でも、言葉ってわかるの!?と、とりあえず挨拶と自己紹介を!?)



そして、深くゆっくり深呼吸をしてから精霊をの瞳を見つめたまま笑顔を心がけて挨拶した。



カオル「は、はじめまして精霊さん。私は新たにこの世界にやって来たカオルって言います。会えてとっても嬉しいよ!」



そうして、一応握手してくれるかと思って恐る恐る右手を差し出した。



挨拶と自己紹介をすると緑色の髪をした精霊が嬉しそうな顔をして差し出した右手の人差し指を両手で掴んだ。



カオル(可愛いいぃぃぃぃぃ!!!!!握手!それは握手なの!と、とりあえず一旦落ち着かないと精霊さんがびっくりして逃げちゃうかもしれない。)



そう思い、目を閉じてもう一度ゆっくりと深呼吸をしてみると繋いだ手の部分から精霊の気配を感じる事に気付きゆっくりと体に精霊の気配が馴染んでいく感覚におそわれた。



そうして体全体に精霊の気配が馴染んでいく感覚が終わったかと思い目を開けると嬉しそうな顔をした精霊がニコニコしながらカオルの顔にすり寄ってきた。



カオル(!!!可愛いいぃぃぃ!!!これは仲良くなれたって思っていいの!?いいよね!!あぁ、落ち着こうと思って深呼吸したのにドキドキが止まらない!?ていうか!頬にすり寄って来たってことは私からも触れてもいいの?ちょっとくらいならいい!?)



そう思いゆっくりと精霊に手を近づけていくと、手が近づいて来るのに精霊が気付き近づけていた手におもいっきり抱きついてきたと思ったら精霊の方から女の子の笑い声が聴こえた。



指に抱きついてきた事に心の中で悶えつつ精霊の方から聴こえた声に首を傾げていると、指に抱きついて喜んでいた精霊が私が首を傾げているのに気付きいきなり喋りだした。



緑色の髪をした精霊『どうしたの?なにかあった?』




カオル(!!!)




いきなり喋りだした精霊に驚きあんぐりと口を開けて固まってしまった。




すると精霊が抱きついていた指を離し、顔のすぐ側にきて頬を撫で始めた。



緑色の髪をした精霊『だいじょうぶ?ぐあいわるい?それとも、わたしがなにかした?』



そう言って心配そうな顔をしながらカオル頬を撫でていた。



カオル「あ、ああ大丈夫だよ。いきなり喋れる様になったから驚いちゃっただけだよ。」




そう言って心配そうな顔をした精霊の頭を優しく撫でた。




すると、安心したのか精霊はホッとした顔をして頬を撫でるのを止めてカオル顔がちゃんと見える位置まで離れニコニコしながら話し出した。



緑色の髪をした精霊『あのね。おはなししたかったからね、おねえさんにおはなししていいよってわたしのちからをちょっぴりあげたの♪』




そう言いながらちょっぴり自慢気に精霊が拙い言葉使いで話した。




それを聞いて思わず表情筋を緩めた。



カオル「そう。それは嬉しいなぁ♪力を分けてくれたみたいだけど体とかは大丈夫なの?」




緑色の髪をした精霊『うん!だいじょうぶだよ♪あのね、わたしたちはねおはなししたいな~っておもったらちからをあげるようにしてるの。ほかのせいれいもおんなじなの。』



カオル「そっか。それなら良かった。他の精霊さんとお話する時も同じ様に力を貰わなきゃいけないの?」



緑色の髪の精霊『う?もうおはなしするちからはわたしがあげたからひつようないよ?』




そう言って精霊はコテンッと首を傾げた。




カオル(可愛いい!!!写真で保存したい!!)




カオル「そっか♪力を分けてくれてありがと」



お互いニコニコしながら会話を続ける。




緑色の髪をした精霊『あのね~。おねえさんのまりょくがとってもすてきだからはなしかけちゃったの。』



カオル「話しかけてくれるのはとっても嬉しいけど、魔力が素敵ってどういう意味かな?」



緑色の髪をした精霊『うんとね。まりょくはせいれいのごはんなの。だから、じぶんのすきなまりょくをもつひとのところにいくの。』



カオル「へ~。じゃあ、私は貴女の好きな魔力だったんだね。好みがあったみたいでよかった。そう言えば、名前をまだ聞いてなかったね。聞いてもいい?」




緑色の髪をした精霊『なまえ?みんなからはみどりのせいれいっていわれてるよ~。』



カオル「緑の精霊?それは名前じゃないんじゃない?」



緑の精霊『あのね、わたしたちはねいいな~っておもうひととけいやくをしてなまえをつけてもらうの~♪おねえさんわたしのなまえつけてちょうだい♪おねえさんのちかくはとってもおちつくの~♪』



カオル「落ち着くなんて言われると嬉しいなぁ~♪でも、いいの?契約しちゃって?」




緑の精霊『うん♪けいやくはなかよしのあかしなの♪』



カオル「そっか~♪仲良しの証か~♪じゃあ、お名前つけちゃおうかな!」



とりあえず腕を組んで緑の精霊をよく観察して名前を考える。






精霊が全部ひらがな表記で読みにくいかもしれませんがご了承下さい。

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