1/4
プロローグ~天聖王と紅蓮の勇者~
異世界戦隊、ようやく満足いく形を見つけられたので新しく書き直しました。
毎週日曜には更新できるよう頑張りたいです。
かつてこの世界には、数多の神々が在り、人と共に歩んでいた。
だが、ある日魔王ヴァーエルが現れ、世界を我がものにせんと軍を率いた。
神は一柱、また一柱と倒れ、天は沈黙した。
残されたのは、戦う力を持たぬ神々と、絶望に沈む人々。
その祈りが天に満ちた時――最後の神が降臨する。
名を、天聖王。
天聖王は滅びゆく神々の力をその身に宿し、一人の人間を選び、勇者と為した。
勇者の名はロッソ。鍛冶屋の息子である。
神と人は並び立ち、魔王軍を打ち滅ぼす。
だが魔王のみは、世界の理に縛られぬ存在であった。
討つこと叶わず。ならば封じるしかない。
勇者と天聖王は、その身を礎とし、地下深くに魔王を封じる。
その日より神は姿を消し、平穏が取り戻された。
天聖王と勇者の眠る地は王都となり、人々はこの日を祭日とした。
──『天聖王と紅蓮の勇者』より──
感想をいただければ幸いです。




