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桜の木の下で  作者: 今田今日史郎


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1/3

桜の木の下で①

一生懸命書きました。

第一湘南高校。


特に変わった高校ではないが、本校の玄関の前に桜の木が立っている。


この桜は恋愛が成就する桜と言われ、男女の告白の場所としても人気の高いスポットである。


今は四月の入学式の時期、ちょうど今日、桜が咲いていた。


そしてその桜の前で願い事を唱える青年がいた。


「お願いします。矢口さんが僕の恋人になりますように。」


手を合わせが合掌している。


背丈は、170㎝ぐらいで、紺のブレザーを着た男子生徒である。


すると昼過ぎだと言うのに、桜が光り輝き、目が眩むような白い光が桜の前で輝いた。


そして光りの中から、白い物体が現れた。


その物体がバサバサと音を鳴らして少年の方に近づいて来た。


青年はただ立ちすくしている。


よく見てみると、それは天使のような人物である。


身長は170cmぐらいで、背中には白いツバサが生えていて、ツバサは大きく広げれば横幅は1.5mぐらいある。


服装は、白いワンピースで白いタイツを履いていて、靴もバレイシューズみたいな白い靴を履いていた。


顔立ちは、女神似の綺麗な顔立ちであった。


そして天使が口を開いた。


「こんにちは。」


青年はびっくりして息を飲んでいる。


天使が、


「あなた、願い事があるんですね。」と言った。


少年は、


「はい」と答えた。


天使は、


「その願いを叶えてあげましょう」


少年は、「本当ですか?」


と尋ねた。


天使は、


「本当です。」


と言った。


そして少年は、喜んだ。


天使が


「お名前はなんですか」


と尋ねた。


「田中慎ニです」


天使は、


「田中さん、私は桜の精です。」

と言った。


田中は、


「桜の精てなんですか?」


と尋ねた。


天使は、


「私は桜の精で桜の前で告白し、願いが叶う男女の力で生まれました。

ちょうどあなたの恋が叶えば、桜の前で告白して付き合った男女が100人目になるので、出てきました。」


田中は、「なるほど」と言い、


魔法の力ですぐに叶えるように頼んだ。


しかし天使は、


「手助けは、出来るのですが、直接人の心を変えることはできません。」


田中はため息をついた。


そしてまた天使が、


「一回です。あなたが一回告白して失敗しても、私は消えますし、あと期限が一年なので、一年たっても消えます。」


と言った。


田中は、


「一回だけ、期限は一年間か〜」


「はい、そうです。」


田中はまたため息をついた。


田中は、一旦、自分の家で話そうと天使に言ったが、天使は学校の中だけしか動けないらしい、ちなみに天使曰く僕以外は誰も姿が見えないらしい。


僕は、暗くなってきたので天使に話し、また明日にしよと言い、家に帰った。


次の日に学校に行って、桜の木の前まできた。


小さな声で、


「おはよう」と呼んだ。


しかし出てこなかった。僕は昨日は、疲れていたんだと思った。そしてゲタ箱で靴とスリッパを履き替えて、教室に向かった。


今日は新学期になって2日目であった。廊下を通り階段を上がり自分のクラスについた。


前同じ中学校だった人もいれば、そうでない人もいる。


僕は自分の席について鞄から筆記用具とノートを机の中にしまった。


「よ!」後ろから背中を叩かれた。


後ろを見ると、中学校から知り合いの金田だった。


金田はスポーツはできるが、勉強は全然ダメで少し人の言うことを聞かない性格であったが、根はいい奴である。


僕は、「何」と聞いた。


そしてたわいもない話をしていたら、担任の先生が教室に入って来た。


「お〜い、静かにしろ」


担任の先生の名前は、「中川先生」である。


スポーツマンで、30才、教科は体育の教師。


点呼を取り先生が帰って行った。


1時間目は英語だった。先生が入ってきて、名前を黒板に書き、教科書やテキストを配っている。


英語の先生は40代の女性の先生である。


小林真央先生。


先生は色々と英語のことについて語っていた。


僕はぼんやりと教室の外を見ていた。


先生はアメリカの留学した話や、ビートルズのこと、アメリカのNBAのバスケットボールチームのことについて熱く語った。


そうしていると、「おはようございます」


声のする方向に顔を向けると、天使が教室に立っていた。


僕は驚いて、


「わ!!」と言ってしまった。


先生が僕の方を向いて、


「どうしたの」と聞いたが、


僕は、


「何でもありません」


と言った。


天使の顔を見ると、はにかんでいた。


僕は天使に手招きした。


そして教科書で顔を隠して、小声で


「遅いよ。」


天使は、「すいません」、田中は「もういいよ」


と言った。


天使が、「矢口さんて、誰ですか?」


と聞いてきた。


僕は小声で「廊下側の列の後ろから二番目」


と言った。


天使は矢口さんの顔を見に行き、帰って僕に「かわいい〜」

と言った。


そして「彼氏はいないんですか?」と言った。


僕は、「わからないな〜」とうつむいた。


そして天使は僕にまず、


「作戦を練りましょう。」と言った。


二人は作戦を考えた。


そしてチャイムが鳴った。


天使は僕の教室でいつも矢口さんにくついて話しを聞くことに専念することになった。


そして今日は授業が終わり、下校した。


5月に入り、部活の時は、天使は矢口さんにはりつき、僕は部活に専念して部活が終わってから、学校のベンチで座り、お互いに情報の交換をすることになった。


部活が終わり、学校の中庭のベンチに座り天使を待っていると、天使が急ぎで僕の方にやってきた。


天使が大声で、「やりました〜」と叫んだ。


天使が息を切らして、「やりました。」


僕が「何が」と聞くと、天使は「彼氏がいます。」


僕はそれを聞いて、半分泣きそうになった。


天使は、「楽しそうに男の人と一緒に帰って行きました。」


と言った。


「それで」と僕は言った。




続きもお楽しみに。

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