七日目(3)
朝食後、風呂でさっぱりしたら、もう何もする気が起きない。
妙に疲れている。
「ちょっと寝るー」
僕はそう言ってソファで横になった。
キヨのことはネネが面倒を見てくれる。
僕は半分寝惚けてそう考えていた。
だが、どん、とお腹に衝撃があり、目が覚めた。
見ると、キヨとネネが腹に乗っていた。
「ぢーぶいぢーみゆ」
DVDを見てもらっている間に僕はお昼寝させてもらおう。
「どれ見る?」
「くおにぇこー」
「はいはい、クロネコさんね」
僕は魔女の〇急便をセットした。
これで一時間半くらい眠れる。
そう思ったが、振り返ると、ソファにはキヨとネネが座っていた。
キヨがぽんぽんと自分の隣を叩いている。
ここに座れということだ。
僕は寝るのを諦め、キヨの指示に従った。
「んしょ」
キヨは僕の膝の上に移動した。
そして、ネネはキヨの膝の上に飛び乗る。
――自由だなぁ。
でも、二人のことは何でも許せる気がした。
家族なんだから。
もっとも、血のつながった家族のことは許せなかったんだけど。
そんなことを考えていたら、僕はいつの間にか眠ってしまったらしい。
いびきがうるさいとキヨに叱られて目が覚めた。
この日はキヨが飽きるまでDVD鑑賞会となった。
僕は何度も居眠りをしてキヨに叱られた。




