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キャンピングカー
「ずいぶん変な馬車だな」
「馬は何処ですか」
「周囲には居ないわね」
「これは馬車ではないわよ。キャンピングカーという乗り物よ。取り敢えず乗ってよ」
「「「・・・・」」」
三人は恐る恐るな足取りで、キャンピングカーに乗り込んだ。
「ベッドがある」
「キッチンもあります」
「トイレやシャワーもあるわよ」
「これが創造士の能力か」
「錬金術より素晴らしいです」
「本当に凄いわね」
三人は創造士の能力に感心した。
「それではキャンピングカーを返品するわよ」
「「「・・・・消えた」」」
アキラがキャンピングカーを地球に返品させたら、三人は再び呆けてしまった。




