漫才「うろ覚え」
二人「どもー」
ボケ「あらー、皆さんマスクなんかして、風邪でもひいているんですか?」
ツッコミ「今はウィルスが流行っているからね、どこでもマスクしなきゃいけないんだよ。」
ボケ「ウィルスね。なんだったっけ名前、「こ」がついたよね。こ、こ、コエーナウィルス?」
ツッコミ「なんだそれ感情入ってるじゃん。」
ボケ「確かに、えーと、うーんと、こ、こ、こ、今年のウィルス?」
ツッコミ「確かに間違ってはないけど、名前じゃないな。なんだよ、お前、大喜利でもしたいの?」
ボケ「いや別に、なんかうろ覚えで。」
ツッコミ「冷めてるなーその言い方。」
ボケ「で、答えはなんだったの?」
ツッコミ「コロナウィルスだよ。」
ボケ「あぁコロナウィルスか、「来るなウィルス」で覚えようと思っていたんだけど。」
ツッコミ「覚え方がすでに大喜利じゃん!」
ボケ「でも、コロナで弊害もでてますよね。なんでしたっけ、小池知事が英語で言ってたやつで、」
ツッコミ「小池知事は英語よく使うから候補がいっぱいだな。」
ボケ「拡散させないために、家にとどまるように要請してた、ダウンタウンじゃなくて、ダウンジャケットじゃないし、」
ツッコミ「ロックダウンね。」
ボケ「そうそう、ロックダウン。逆に覚えてた。」
ツッコミ「全然逆でもないし、ダウンしかあってないじゃん。」
ボケ「それと、大事なのが、あれですよね。また横文字で、映画の名前になりそうな。」
ツッコミ「映画の名前になりそうなのなんてあったっけ?」
ボケ「ソウル ディフェンスだっけ?」
ツッコミ「魂を守る?」
ボケ「人との距離を取りましょうっていう英語。」
ツッコミ「あぁソーシャルディスタンスね。微妙にちがーう。確かにちょっと微妙にあっているけど。」
ボケ「そうそう、ソーシャルディスタンス。横文字はどうしても、うろ覚えになっちゃうよね。で、ロックダウンとソーシャルディスタンスをすると、知ってました皆さん、ウィルスのシュートを防ぐらしいんですよ!!」
ツッコミ「微妙にちがーう!!オーバーシュートね。オーバー付けないとサッカーみたいになっちゃうから!すでにオーバーヘッドキックシュートみたいだし。」
ボケ「オーバーヘッドキックシュート? それは、違うだろ。」
ツッコミ「いやいやいや。今までの流れでオーバヘッドキックぐらい言ってもいいでしょ!」
ボケ「それでですね、」
ツッコミ「無視かぃ!」
ボケ「学校の人気者の感染を防ぐのがいいらしいんですよ。」
ツッコミ「どういう事?」
ボケ「クラスのスターの感染を防ごうって言ってるじゃん!?」
ツッコミ「微妙にちがーう!! それはクラスター感染でクラスのスターじゃないよ。」
ボケ「あれ?クラスの人気者は人との接触が多いから、クラスのスターの感染を防ごうって話じゃないの?」
ツッコミ「いやいやいや、目的は微妙にあっているけど、クラスターの意味は完全に間違ってるから!」
ボケ「という事でですね。」
ツッコミ「また無視かい!」
ボケ「なんでしたっけ、ミサワホームじゃなくて、」
ツッコミ「ステイホームね。」
ボケ「そう、そのステイホームがまた大変でしたよね。家で仕事しなきゃいけなくなってしまって、日テレじゃなくて、」
ツッコミ「テレワークね。」
ボケ「また逆に覚えてたわ。」
ツッコミ「だから全然逆になってないから!ってさっきからなぞなぞみたいになってるじゃん。お前、そこまで行くと逆にすごいな?」
ボケ「なぞなぞ?そうかな?じゃーお前もやってみれば?」
ツッコミ「うん?そうだな。時事問題でいくと、政府から支給された白いもので、」
ボケ「アビガン、麻薬、お金!」
ツッコミ「てか、最後まで問題きけよ。しかも麻薬って絶対政府が支給する訳ないだろ!」
ボケ「あぁごめんごめん。」
ツッコミ「感染を防ぐために配られたものはものの通称はなんでしょう。」
ボケ「うーん、あれだよな、安倍と密接じゃなくて、アベノリスク!」
ツッコミ「び、微妙にちがーう!もうひとこえ!」
ボケ「あれ?えーっと、アベノ、、ミクス!!」
ツッコミ「び、微妙にちがーう!アベノマスクでしょ。確かに経済も大切だけど。」
ボケ「あぁそうか。おかしいな。音は似てるんだけどなぁ。じゃーもう一問だしてよ。」
ツッコミ「でも、ちゃんと答えてよ。」
ボケ「もちろん!!こっちはいつでも真剣だよ。」
ツッコミ「じゃーまたコロナ関連での用語で、」
ボケ「ロックダウン、ソーシャルディフェンス、クラスのスター!!」
ツッコミ「だからちゃんと問題聞けって!」
ボケ「あぁ、ごめん、ごめん。」
ツッコミ「換気、人込み、会話の環境に気を付ける事をなんと言うでしょう。」
ボケ「あぁそれな。えーと、お、隠密!」
ツッコミ「微妙にちがーう!」
ボケ「壇蜜!」
ツッコミ「微妙にちがーう!」
ボケ「あんみつ!!」
ツッコミ「微妙にちがーうっていうか、もう当てる気ないだろ!もういい加減にしろ。」
二人「どうもありがとうございました。」
2000字以内ということで、大幅に削りました。ボケ、ツッコミと「」を入れるとあんまり文字数かけないのが難点だった。