第3話
つたない文章ですみません。
誤字脱字があれば教えていただけると幸いです。
矛盾点などがあれば教えていただけるとありがたいです。修正します。
「ふわーあ」
眠い、と言うかここ何処?
「・・・・・ああそっか」
ゲームが現実になったんだっけ
寝たら戻ってないかと少し思ったけどそんな事ないか
取り合えあず今何時だろう?
少女はメニュー画面のゲーム内時計を見る。
「・・・11時53分」
寝過ごした、まあ何時もの事か
さて、朝ごはん食べたら出発するかー
朝ごはん何にしよう?
「オムライス作ろうっと」
ルミティリアはオムライスを作って食べた。
自分で作ったにしてはなかなか美味しかった
さて、じゃあ今日も西南西に向けて飛ぶかな
うん? 何かこっちに向かって飛んでくるなー
「何だろう、敵かな?」
ルミティリアは、野営用の家から出てこちらに向かって来るものが、
どの方角から来ているのか確かめる為に辺りを見回す。
「北か」
うーん、小さくてまだ何かは分からないなー
でも相当大きそう
後3分くらいで、ここに来るかな
一応魔法の準備はしておこうかな
ルミティリアは、向かって来るものが敵であった時の為に強力な魔法の発動準備を始めた。
とりあえず、火力が高いのでいっか
[Elafria mageia・Polla dorate]「発動待機」
これなら大抵の敵は殺せるはず
それにしてもドラゴンかー 敵じゃないといいなー
「ズドーン」
盛大に土埃を立てながらルミティリアの立っている近くに、巨大なドラゴンが着陸した。
さて、相手にこちらを害する気がないといいけどなー
けどあのドラゴンなんか見覚えあるんだよなー
「お久しぶりです、主様」
やっぱり、思い違いじゃないみたいだね
「スフィア、でいいのかな?」
「はい、また主様に会う事ができてとても嬉しいです」
そうか、スフィアにとっては5000年ぶりだもんね
「スフィア、とりあえずその姿じゃ大きすぎるからひとまず人化してもらってもいい?」
「はい、主様」
「後いつも言ってるけど主様はやめてほしいな」
「はい、お嬢様」
お嬢様とのこのやり取りも5000年ぶりですね、お嬢様はこの5000年間何処にいたのでしょうか?
「スフィア、入らないの?」
「すみません、少し考え事をしていました」
二人は、野営用の家の中に入った。
「改めて、お久しぶりでございますお嬢様」
「久しぶりスフィア」
「お嬢様、一つお伺いしたい事があるのですがよろしいですか?」
「もちろん」
「お嬢様はこの5000年間何処にいらっしゃったのですか?」
うーんやっぱりその質問きたかー
なんて答えよう?
記憶が無いとか? いやでもそれだと後々面倒だしなー
いっそ事実を言ってみるとか、その方がもっと面倒だなー
なら、真実と嘘を交えて言ってみるか
「うーん、実は私もよく分からないんだよねー」
「わからないのですか?」
「うん、最初5000年経ってるって気づいた時は、かなり驚いたよ」
「そうなんですか」
「多分何かしらの神器かアイテムに触れたとかじゃないかなーと思ってる」
「まあ分からない事だからこれ以上考えてもしょうがないと思う」
「そうですか」
「それよりも私はまたスフィアに会えてとても嬉しいよ」
「私もですお嬢様」
何はともあれスフィアに会えて本当によかった
私の話し相手スフィアと何人かのフレンドしかいなかったし・・・・
まあ私のコミュ力についてはおいとくとして、
今日の晩ごはんはいつも通りスフィアにお願いしよっと
「ねえ、スフィア今日の晩ごはんお願いしてもいい?」
「もちろんですお嬢様!」
「では今から準備し始めますね」
そう言うとスフィアは料理の準備を始めた。
どうやらいつの間にか日が沈みかけていたらしい。
スフィア気合い入ってるなー これは楽しみだなー
スフィアは5000年ぶりの主人への料理という事でかなり気合いを入れて作るようだ。
[Elafria mageia・Polla dorate]=[光魔導・数多の槍]
ギリシャ語
(ギリシャ語で書くのは、魔導だけの予定です。)
どんな料理が出て来るんでしょうねー。