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二つの帝国物語 (仮題)  作者: 山本由紀
新たな始まり(仮)
2/5

第2話

誤字脱字があれば教えていただけると幸いです。

行間など見にくい点があれば教えて下さい。修正します。

矛盾点などがあれば教えていただけるとありがたいです。

「うーん」


 ルミティリアはメニュー画面を操作して、他に無くなった項目がないか探していた。


インベントリ、お金、スキル、ステータスは問題なしかな

無くなったのは、運営、マップ、課金、フレンド、掲示板かな?


「うーん、考えたくないけどなー」


これはラノベによくあるゲームが現実になったとかかなー

うん、これが正解な気がする


ゲーム、【FPOW】の中に入ったと考えると色々と納得がいくね

けど、じゃあ結局ここは何処?


ひとまず状況を整理しようか

まず、【FPWO】が現実になって、メニューのいくつかの機能が使えなくなって、

私達がプレイしていた時代よりは後だね、カレンダーがおかしくなってるし


いくらゲーム内時間が現実の8倍とはいえ、5000年も経ってるのは・・・・・

気が遠くなりそう


「まあ、どうしようもない事はほっといてと」


とりあえず、いつまでもここに居ても仕方がないし、人がいそうなところを探そうかな?


ひとまず空を飛んで何か見えないかやってみよう

飛翔(フライ)]さて、何か見えるかな


「わー、見渡す限り地平線まで森が続いている」


どうしよう?


こんなに広い森ゲーム内にあったかな?

まあ5000年も経ってれば地形も変わっているか


一応考えられるのは、[死者の森]、[スィーラの森]、[ペルム大森林]、

[ケスィラ王国森林]、[試練の森]、[迷いの森]くらいかな?


まあ、どれだったとしてもどの森も大きいから、適当な方向に向かって飛ぶかな

どれにしようかな天の神様の言うとおりっとよし、西南西に飛ぶことにしよう


最後にこの建物に役に立ちそうな物がないかもっかい確かめたら行こう


 ルミティリアは建物を隅々まで調べた。


「使えそうな物と、気になった物はこれくらいかな」


ミスリル、鋼、鑑定しても何に使うか分からない金属、壊れてないいくつかの

魔道具、かろうじて文字が判別出来る書類らしき物、そこそこランクが高いC〜Bくらいの

魔石、魔物の素材、、、etc


かなりいい物が沢山手に入ったね

よし、じゃあ西南西に向けて空を飛んで出発!


 ルミティリアは森の中の建物から離れ、西南西に向かって飛び始めた。


「・・・・・暇すぎる」


もうかれこれ1時間以上飛んでるのに森と魔物しか見えない

そして、魔物がうざい


「ギャャャャャャァァァァア」


風矢(ウィンドアロー)!]


「ギャ」


それにしても、何でこんなに魔物が襲ってくるんだろう?

うざいから全力で威圧してみようかな?


スキル[威圧]


「ギャァ!?」


「わーお、威圧だけでこんなに効果があるとは」


面白いように逃げたり、落ちたりしていくねー

ひとまず森を抜けるまでこのままで行こう


 ルミティリアはそのままさらに5時間ほど飛び続ける。


「あっ、もしかしてあそこが森の端かな」


やっと森を抜けられる、こんなに飛び続けるとは思わなかった


「よし、抜けた」


ここは草原かな?


 ルミティリアは空中で止まり、辺りを見回す。


今日はこれ以上飛びたくないし、暗くなってきたし、この辺りで休むかな

良さげな平らな場所は・・・あった


「今日はここで休もう」


えーっと確かインベントリの中に野営用の家があったはずっと・・・

これだ、展開っと、よし問題なさそうだね


「じゃあ何か食べたら寝るか」


何作ろう、簡単なのがいいなー

サンドイッチでいいか


 ルミティリアはサンドイッチを作って食べた。


今日はもうやる事は多分ないよね

それにしても、大変な一日だったなー


ゲームが現実になってしかも5000年経ってて、森の上を6時間も飛ぶことに

なるなんて昨日ゲームしてた時は、考えもしなかったなー、本当に


まあ何はともあれ寝るか


「おやすみなさい」


 少女は長い1日を終えて眠りについた。



*ミニ設定*


[スィーラの森]


 ルミティリアが気がつくといた建物がある森。

 現在は、[帰らずの森」と呼ばれている。


第3話か、第4話で人に会う予定です。

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