9 警備隊員の驚愕(表)
「アマン商会代表サラ!魔法ルセット窃盗の罪で逮捕する!」
いきなり逮捕されました(涙)
そして牢屋に入れられました
石作りの牢屋です
も~汚い汚い
それになんかカビ臭い
居るだけで病気になりそうです(涙)
おまけに水も食べ物の貰えませんでした
兵糧攻めですね
でも大丈夫
魔法があります!
3年前の反省をもとに食料と洋服をストックしています(笑)
・・・ちなみにこの魔法は学園の図書館の本に書いてあったものです
便利なのにみんななんでやらないんでしょうかね?(困惑)
隠し持っているなんて、ひょっとして貴族らしくないから?
あ、あと、牢屋は扉が閉まるタイプです
どこかの異国のように鉄の棒を何本も上から下まで通すようなお金がかかるようなことはしません(笑)
だから好都合でした
水魔法(@高温)で部屋をかる~くお掃除です
クモの巣とワタゴミとカビ臭い匂いはとれました(笑)
ちなみに汚れは完全には落としてなかったりします
だって扉に覗き穴が付いているから
ばれないように、ね(笑)
そんでもって扉に背をむけて見えないようにした上でどこからか取り出した食料を食べました
・・・魔法でしまった食料ってどこに収納されているんでしょうね(笑)
そして備え付けのボロボロの薄い毛布を引っ掛けてベッドで寝るました
1日目が終わるころに見張りの人が覗き穴から覗いていました
声をかけられなかったので無視して寝てました(笑)
3日目にまたもや覗いてきました
ひょっとしてストーカー?
1週間後にもまた覗きにきました
身体が鈍っていると感じたので体操をしていたときだったので挨拶をしてみました
「ごきげんよう」
・・・つい貴族の習慣が出てしまいました
どこか遠い異国の学校でも同じような挨拶があると本に書かれていたのでセーフですよね(笑)
ピンピンしている私をみて驚いてましたね(笑)
「なぜ、飲まず食わずで生きているんだ~」
なんか叫んでました(笑)
こんなときどんな顔をすれば良いのか判らないわ(笑)