表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
223/237

221 エロ画家先生(その13)~両乳ポロン編~

「両方をさらけ出せ」


と両胸をポロリとしろという無常な言葉が投げつけられましたの




くっ


唇を噛みしめましたわ




前回の片方の胸だけでも恥ずかしく死にそうでしたのにそれ以上の屈辱を味わおうとは思ってもみませんでしたわ



この前と同じドレスを侍女に着せられ ~なんでも連作だから同じドレスでないといけないとか~ た上に、この命令


わたくしは着る物も行動もすべて支配され何も決めることができないという精神的な屈辱も味わうという二重の屈辱で頭がおかしくなりそうですわ





でも決して急がそうとはしませんのよ


絶対にわたくしがしなければならないのは判っているからですわ


やらないかぎりこの部屋からは出ていけない


つまりやるしかないのです




ノロノロと手を胸に近づけます


嫌で嫌で仕方がありません




でもゆっくりとでも手を近づけているといつかは胸の手が届きます


そして届いてしまいました




次は両手をドレスの胸元にソロソロと近づけます


指がドレスの縁にかかりました





クッ


思わず唇を噛みしめましたわ




なんという屈辱


なんという仕打ち


貴族令嬢として育ってきてこれまで受けたことがないほどでしたわ




でもやらないという選択肢はありませんもの


わたくしはドレスを少しづつズリ下げましたわ





徐々に露になる胸元


そしてその面積が広がるに従いわたくしの中の何かが減っていく気がしますわ




・・・おとうさま、わたくしはここです、早く助けてくださいまし・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ