221 エロ画家先生(その13)~両乳ポロン編~
「両方をさらけ出せ」
と両胸をポロリとしろという無常な言葉が投げつけられましたの
くっ
唇を噛みしめましたわ
前回の片方の胸だけでも恥ずかしく死にそうでしたのにそれ以上の屈辱を味わおうとは思ってもみませんでしたわ
この前と同じドレスを侍女に着せられ ~なんでも連作だから同じドレスでないといけないとか~ た上に、この命令
わたくしは着る物も行動もすべて支配され何も決めることができないという精神的な屈辱も味わうという二重の屈辱で頭がおかしくなりそうですわ
でも決して急がそうとはしませんのよ
絶対にわたくしがしなければならないのは判っているからですわ
やらないかぎりこの部屋からは出ていけない
つまりやるしかないのです
ノロノロと手を胸に近づけます
嫌で嫌で仕方がありません
でもゆっくりとでも手を近づけているといつかは胸の手が届きます
そして届いてしまいました
次は両手をドレスの胸元にソロソロと近づけます
指がドレスの縁にかかりました
クッ
思わず唇を噛みしめましたわ
なんという屈辱
なんという仕打ち
貴族令嬢として育ってきてこれまで受けたことがないほどでしたわ
でもやらないという選択肢はありませんもの
わたくしはドレスを少しづつズリ下げましたわ
徐々に露になる胸元
そしてその面積が広がるに従いわたくしの中の何かが減っていく気がしますわ
・・・おとうさま、わたくしはここです、早く助けてくださいまし・・・




