218 エロ画家先生(その10)~胸だし編~
「見えるか見えないかギリギリまで引っ張れ!」
今日も画家からイジメられてましたわ
いえ、イジメられている最中ですわ
一体いつになったらお父様の助けが来るのかしら?
このままでは段々エスカレートしてはしたない恰好が最後まで行ってしまいそうで怖いですわ
助けが来るのが早いのか、最後まで行ってしまうのが早いのか
どちらでしょう?
・・・泣いてもいいですかね
いえね今日の画家からの指示は大人しいものでしたわ
今までのものからするとですが
だって
『ドレスの胸元を人差し指でズリ下げろ』
ですもの
それも胸の中心の干しぶどうが見えないように、ですのよ
「見えるか見えないかのギリギリが良い」
だそうですわ
・・・本当に下種野郎ですわね
デコルテ、つまり胸元を見せるドレスを着るのは若い娘の特権ですわ
殿方のいやらしい視線が向くとしてもです
本当は嫌でしてよ
だれが欲望丸出しの視線を向けるケダモノに見せたいものですか
せっかくですから愛する旦那様にだけ見せたいですわ
それなのに
「大事なところが見えなんだから楽勝だろ?」
ですって!
ああ憎しみで人が殺せたら!と思いましたわ
お父様に助けられたなら絶対に酷い目にあわせて差し上げますわ
せいぜい覚悟しておきなさい!
・・・助けが来ますわよね?
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ここで問題です
マッパになった上に大事な所が御開帳になるまでに助けは来るでしょうか?
・・・家族には書いていること絶対に秘密ですね




