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196 ネックホールダ―男爵家の小ウサギ狩り(その10)

ネックホールダ―男爵家の執事目線です


こうして仕事が増えて行くんですね


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「は?」


そう言った執事おれは悪くない





なにせ


「成人女性に欲情しないお貴族様の偽装結婚の手助けをしろ(意訳)」


と言われたのだ


そんなのは御貴族様の家でやってくれ、と言いたい





どうやらキツネ狩り(本当は小ウサギ狩り)の一件でロリ系の秘密結社だと思われているらしい


お仲間だよね?


だったらよろしく


男爵様は(間接話法で)そう言われたそうだ




どいつもこいつも貴族っていうのは腐ってやがる





おまけに


「花よりも蕾の方がいいからよろしくね(意訳)」


ときたもんだ




お貴族様の言葉を翻訳すると


『建前の花嫁と本命の嫁の両方を用意してね』


ということになる





・・・実にふざけている


やらされる身にもなって欲しい物だ




大体未成熟の女にしか関心がないとかふざけている


女は胸と性格だろうに




まっ平らな胸を揉んで、いや揉めないか、何が嬉しんだ?




おまけに幼いと精神的に未成熟だから男を精神的に支えることができないぞ?


子守りをして疲れるだけの何が面白いんだ?


まったく判らん




まあ働くこともせず遊び暮らすのがお貴族様というものだ


少々、いやかなり常識から外れるのも仕方がないのか?





だからといって面倒を一手に引き受けさせられるのを納得するわけでもない


・・・拒否権はないんだけどな(涙)








とりあえず借金している貴族の中で年頃の姉妹がいるところを探そうか


あとは借金の形に無理やり娘を嫁にする話くらいはしておこう


権力でごり押しするのはロリコン野郎、もといお貴族様にまかせよう

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