190 ネックホールダ―男爵家の小ウサギ狩り(その4)
「お熱くないですか」
少女がワシの背中を流してくれておる
天国と言うのは地上にあったんじゃ
今、ワシは風呂に入っておる
風呂は一人入れる大きさのバスタブにお湯を入れるというやつだ
そこに半分ほどお湯を入れ全裸になって膝を抱えて座る
ワシの背中をメイドである少女がタオルでごしごしと擦っておるというわけじゃ
なぜこんな喋り方をしているかというと欲望に負けないためじゃ
ここまで来たら押し倒す以外の選択肢がないのじゃ(念のため作者注:違います)
そんなワシの邪な欲望を抑えるためにあえて枯れた老人のような喋り方をしておるのじゃ
なにせワシのマイサンははちきれんばかりに膨張しておるからの
気を抜いたらお風呂でか弱いメイドを力ずくで押し倒しておるじゃろう
イタイケな少女にそんな楽しい事、ごほんごほん、無体な事はさせられんわい
それゆえこうして我慢しておるのじゃ
そんなワシの苦労も知らず、背中を洗い終わった少女が
「それでは前を洗いますね」
と言ってきおったわい
ついうっかり「よい」と言いそうになったわい
でも気が付いたのじゃ
少女がワシの前を洗う?
巨大化したマイサンをどうしろと言うのじゃ
隠す?
マイサンも洗って貰う?
究極の選択を迫られたのじゃ
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皆さまはどちらを選びます?
私なら後者を選択しますけどね
ばっちり見せて洗って貰う
それ例外の選択肢はありえません
・・・大人になって汚れちゃいましたね




