18 とある暗殺者の絶望(表)
ひさしぶりにサラ(主人公)のお話です
といっても暗殺者視点なんですが(笑)
-----------------------------------------------
夜になったので王都にある、とある商会に忍び込む
カギなんてあってなきがごとし
ちょっとコチョコチョとすると簡単にあいた
チョロすぎるぞ(笑)
玄関から店舗を抜けてバックヤードに行く
階段は、どこd、あ、あったな
二階の私室にいる代表の若い娘を始末するだけで金貨10枚
ふっ、まったく簡単な仕事だぜ
足音が立たないよううにゆっくりと階段を登る
二階の手前側の部屋がターゲットの居る部屋だ
ゆっくりと開ける
もちろん音はしない
他のやつらは蝶番に油を差したりするようだが、オレくらいになるとテクだけで音もなく開けられるからな(ドヤ顔)
ベッドに若い娘が寝ているのが見える
こちらを向いている寝顔はまあまあだな
今回は遊んでいいってことだから本当にイイ仕事だぜ
そんなに恨まれているとは一体この娘はナニをやったんだ?
まあ、オレは楽しめた上に金まで貰える
堪らないな
しかしそこで異変に気が付いた
なんだ?!
部屋か?
何か仕掛けがあるのか?!
ゆっくり部屋を見まわす
ベッドに机にクローゼットがあるだけ
いや、何もないはずはない?
絶対何かある!
そう思った所で身体の異変に気が付いた
身体が動かない?
いや感覚が無くなってきている?!
なぜだ?!
そう思った時、ベッドに寝ている娘がこちらを見ているのが見えた
無表情で人形のようだ
こいつのせいか!
理由はないが何故か判った
しかし身体に力が入らない
だんだん目の前が霞んでいく
こんなところ
しね
か ら
おれ
あ