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109 農業をしにいこう!(その8)

スワンプラット男爵の苦労はまだづづきます


名前がある人間はすべて被害者


御愁傷様ですね


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「大変です!」


執事がまたしても飛び込んできた





・・・執事は男爵オレが嫌いなのか?


疑ってしまう




父から男爵を譲り受けたのはいいが歳が若く経験もないオレだ


当然執事やら騎士団やらは父の代からの居残りすることで不足分を補っている


・・・彼らは人数が多いから少しづつ代替わりするんだよ




たまにだが愛の鞭が強すぎるんじゃないかと思うのは気のせいか?





「実は捕まえた者が


『子爵様の関係者だ!』


と言いだしまして・・・」


執事が申し訳なさそうに言った




今回はどうやら嫌がらせではなかったようだ


じゃなくって頭が痛くなってきた


男爵うちよりも上ではないか・・・





たとえ使用人であったとしても貴族としてのプライドの前には関係がない


自分が見下している男爵に自分の下僕風情であっても侮られることは許さない


それが常識





当然のことながら男爵うちが勝手に処罰しようものならどこからか嗅ぎつけて難癖をつける


それはもう嫌がらせかと思うくらいに難癖をつける


・・・貴族って絶対に性格悪いよな




まあウチの父親も大概に性格が悪い


未来のオレもああなっているだろうな




でも今の男爵オレはほら純真な若者


胃の辺りがキリキリしてきた




・・・父親である前当主と寄り親の子爵様に丸投げしようかな?

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