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26限目 夏休みの予定

遅れましたが更新しました。

夏休みに入る前の過ごし方で夏休みが決まる。楽しく充実した夏になるかどうかはこの日に予定を立てて部員のみんなの支持をえられるかが重要になってくる。

夏休みは、大きく分けて前半と後半に分けられる。7月21日から8月のお盆前、そしてお盆のあとから8月31日だ。


普通に部活だけいっていると先輩と何にもないまま夏が終わるのは目に見えている。ここで何とか先輩との距離を縮められれば2学期のイベントの文化祭、体育祭、クリスマス、初詣までの先手が打てる。


ここでスタートダッシュをきめてクリスマスまでには、先輩と2人でお出かけくらいはしたい。このためにテスト前から夏休みのプランはすでに作成済み。あとは、この夏休み対策マニュアルプラン通りすれば作戦は成功するはず。


部室には今先輩、私、秋ちゃん、シノンちゃん、雪菜先生、真希先輩がいる。神田先輩は用事で来られないそうだ。


こう考えているうちに先輩がお昼ご飯を食べ終わったみたいだ。


「いやーやっと1学期が終わった。夏休みは自由に過ごすぞー」先輩は夏休みに予定を特には立ててる様子がなかった。


「夏休みかー。思いっきりネトゲするぞーー引きこもりライフのウルトラシノンタイムの始まりですよ

✌︎('ω'✌︎ ) 」


シノンちゃんがすごく浮かれているので夏休みの終わりに宿題できてないよと泣きついてきそうな予感がした。そうならないために念のため注意をしておいた。


「シノンちゃん、夏休みに自由にネトゲするのは自由だけど夏休みの課題やらないと休み明けに大変なことになるから計画的にやった方がいいよ」


「うーん、確かにそうなんだけどテストで我慢していた分ゲームが楽しくてネトゲ仲間ともいろいろ約束しちゃったしどうしよう」シノンちゃんが少し困った顔をしていた。


「週に2回部活があるのと何回か夏休みの課題をやるイベントでもやったほうがいいんじゃないかな。シノンちゃんやればできる子だから」


「分かったよ。部活のときは課題持ってきてみるね。イベントなんだけどどうしよう」シノンちゃんが課題にやる気を持ったがどうしたらいいかが決まり切っていないようだ。


そうしていると、雪菜先生が食べ終わったお弁当を片づけ終わり机の近くでコーヒーを入れていた。



「話は聞かせてもらったわ。それだったら、夏休み中にみんなで集まったらどうかな。合宿の時には半分くらいやっておいて残りは合宿中と夏休みの中頃に夏課題の勉強会をやったらどうかしら」雪菜先生はシノンちゃんにアドバイスしていた。



「そうですね。その方がいいかもしれないですね」秋ちゃんが話に入ってきた。


「それじゃあ、部活が終わったら学校の図書館で1~2時間くらい時間とってやってみようか。ただ、俺はバイトのある日は少し早く帰らせてもらうよ」先輩がシノンちゃんの夏課題対策についていろいろ考えてくれたみたいだ。

ただ、できれば先輩の家で勉強会できた方が先輩との接点を増やすにはいいからなんとかそういう風に話を持っていきたい。


すると秋ちゃんが手帳を見て口元に手を当てて何かを考えるような顔をしていたがすぐ顔をあげてシノンちゃんのほう向いて口を開けた。

「それでは、1回は私の家で夏課題の勉強会しませんか?」


「秋子ちゃんいいの?」シノンちゃんが少し驚いた顔をしていた。


「せっかく夏休みです。あとちょうどお盆以外はあいているのでうちでよければ来てもらって大丈夫ですよ。テストの時みたい慌てないないためにしっかり準備しましょう。みなさんはどうしますか?」どうやら、秋ちゃんの家で勉強会ができるらしい。


「あら。勉強会決まってよかったわね」雪菜先生が安心したようだった。


「そうか、今回は計画的にいきそうだな」先輩が缶ジュースを机に置いてそういった。


「秋子、その勉強会って私も行っても大丈夫?」真希先輩が話に入ってきた。


「場所的にも大丈夫ですが真希さんだけ参加ですか?」秋ちゃんはみんな来るものだと思っていたみたいだ。私もみんな来るものだと思っていた。先輩ならシノンちゃんの課題とか手伝ってくれそうだと考えていたのだが。


「そういえば、去年真希は課題が一部終わらず9月の中頃まで教室で居残りだったからなー」先輩が窓の外の景色をみながらボソッと呟いた。


「そ、そんな去年のこと言わなくてもいいじゃない今年はそうならないように夏休みのうちに計画的にするんだから。とりあえず、あんたも参加しなさいよ。読書感想文とレポート課題が苦戦しそうなのよ」


「どうしようかなー。誠意ってものをみせていただけないと困りますな。真希殿」先輩が悪代官みたいなことを言って真希先輩を煽っている。



「わ、わかったわよ。親戚の大学生のお姉さんが8月に帰ってくるからそのとき会わせてあげるわ。」真希先輩は必死だ。


「まあ、誠意がなんとかは冗談だから俺も行くよ。そのお姉さんの話なんだがよろしく頼む」先輩は笑顔だった。


こんなところで思わぬ伏兵が出てきてしまった。先輩は年上の女性が好きなのに真希先輩ったら私の予定を狂わせてきますね。しかし、ここであからさまに反発するとヤキモチ焼いているみたいなので抑えよう。ほかのところでいろんな予定を入れれば大丈夫。冷静に考えて1回あっただけですごく仲良くなるなんて杞憂だ。


「ところで真希、そのお姉さんはどんな人だ」


「そうね、看護学部の人よ。医学部に彼氏いるみたいよ」


「そ、そうか。わかった」


彼氏持ちなら大丈夫だ。先輩の野望をなんとか防いでくれた結果になってよかった。後は、合宿とプールと夏祭りだ。合宿は直前でも大丈夫だろう。先輩のバイトのシフトは秋ちゃんから8月分はもらっているので予定はほぼ掴んでいる。


「勉強のことは片付いたのでみんなで夏休み遊ばない?」真希先輩が嬉しそうに言った。


「そうですね。定番といったら夏祭りとかプールでしょうか。夏合宿は山みたいですからちょうどいいのではないでしょうか」


「いいな。ただ、バイト以外に家の手伝いあるんだよな。将来のために稼いでおきたいんだよな」先輩は腕を組みながらいった。


「あんたねえ。高校生の夏は3回しかないのよ。遊んで思いでつくらないとただのさみしい夏になるのよ」


「わかったよ。遊ぶ日はちゃんと開けておくから大きな声出さなくていいだろ」

先輩はほっぺたを少し膨らませながら言った。


「分かればよろしい」真希先輩がこっちのほうを見ながら親指をくいっと上げていた。さすが真希先輩話が分かる人だ。



(この夏休みで後輩ちゃんとあいつをくっつけちゃえばかなり面白そうだから楽しみね)と真希は考えていた。


「それじゃあ。予定の詳細は後日決めるということ参加する人は真希に言ってくれ、神田には俺が連絡しておくよ。今日は帰るよ」


こうして、夏休みの遊ぶ予定は確保できた。あとは、それに向けて準備しましょう。楽しい夏休みになりそうです。


そうして、先生と私たちは部室をあとにして家路についた。


読んでいただきありがとうございました。

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