23時限目 期末テスト!
今年度最後の投稿です。明日から新年度です。
週明けになりあと少しでテストが始まる。木曜日からのテストに備えて各自勉強していた。
赤点を回避したいシノンちゃん、今回もトップを目指す秋ちゃん、推薦と就職での評定平均を稼ぎたい真希先輩、要領と努力で上位をキープしたい先輩、コツコツがんばる神田先輩みんないろんな思を胸に勉強している。
そして、テスト当日
私は、いつも通り登校した。
まあ、一応対策のできるところは一通りやったからあとは本番で緊張せず実力を発揮するだけだ
。一日目は現代文、英語I、世界史A or 日本史A。二日目は古文・漢文、OCI、数学I、化学I。3日目現代社会、数学A、保健体育。
まあ、期末テストだからと3日間もテストをやるもんだと思いながら教室の掲示板のテスト日程表を見ていた。
なぜ、こんなに科目があるのかは疑問に思うが国際コースの子たちはこれに選択外国語と午後の外国語の面接試験があるので大変だなと思いながら自分の席に戻った。
朝のホームルームが始まって担任の新木場先生32歳(♀独身担当教科保健体育)が試験の日程と説明を始めた。いつもどおりのオレンジのジャージだった。
「みんなおはよう。期末テスト大変だと思うけどこれが終わったら夏休みだからがんばってね^^。先生は夏休みは部活の顧問だからわりと学校にいるけど追試落ちるともれなく夏の補修講座に参加だからみんなはまず赤点回避してねー」
そう、言い終わると先生は教室から出て行った。そして、チャイムが鳴ると試験監督の先生が入ってきた。
「試験監督になりました。市ヶ谷です。それでは、1限目の現代文の試験を始めます。筆記用具以外は机の上から片づけて机の中に入っているものはすぐ鞄かロッカーにしまってください。
スマートフォンやウェアラブル端末は試験では使用できないので電源を切ってしまってください。」
相変わらず注意長いなと思いながらノートとスマホを鞄にしまった。
「では、問題用紙と解答用紙を配ります。質問や試験中体調が悪くなったりトイレに行きたくなった場合は静かに手をあげてください。
試験は50分あります。落ち着いて解答してください。名前と出席番号は書き忘れに注意してください。
長くなりましたが教室の時計で8時50分になりましたら試験開始の合図しますのでそれと同時に解答を始めてください」
あと、1分くらいで試験が始まるシャープペンの芯を詰めなおし、テスト用に買った新品の消しゴムを机の上おいて試験開始を待っていた。
「では、解答を始めてください。最後まであきらめず試験がんばってください」市ヶ谷先生が開始の合図をして試験が始まった。
1問目は漢字の書き取りだった。さっさと終わらせよう。まあ、時間配分はだいたいできてるから焦らないようにしよう。
教室が静かになり解答を書きこむ音しか聞こえない。みんな集中しているみたいだ。
気づくと試験時間が残り半分を過ぎていた。だいたいいいペースでとけているので見直しの時間も取れそうだ。
教室に国語の先生が入ってきた。
「問題の意味が分からなかったりおかしいところがあったら手をあげてください」
しばらくして質問がなかったので先生が他のクラスであった質問について説明して出て行った。
残り5分前ほぼ見直しも終わったのでケアレスミスがないかまた見直しをしていた。秋ちゃんは寝ていた。すごく余裕がありそうだった。
そして、チャイムが鳴った。
キーンコーンカーンコーン
「では、解答をやめてください。名前と出席番号の書き忘れに気づいたらすぐに書いてしまってください。後ろの席から解答用紙前に送っていってください」
試験が終わり教室が少しざわついたがすぐ後ろの席の子から解答用紙をもらってすぐ前の席の子に渡した。これで、1科目目が終わった。それなりにできたのでいい感じだろう。
「では、全員分確認しましたので次の試験の準備やトイレを済ませてくさい。お疲れさまでした」市ヶ谷先生が一礼して出ていった。
「文ちゃん~国語どうでした」秋ちゃんが元気にやってきた。
「秋ちゃん寝てたでしょ」
「30分くらいで全部解き終わったので寝てました」
「市ヶ谷先生よく起こしにこなかったね」
「市ヶ谷先生そこまで厳しい人ではないので寝ていても何も言わないと思いますよ。新木場先生は体育会系なので大人しくおきてますが」秋ちゃんは口元をすぼめていた。
「意外と計算してるんだね」
「そこらへんはおいといて文ちゃん次の時間もファイトですよ」
「うん、秋ちゃんもがんばってね」
そうしてテスト1日目が終わり秋ちゃんと一緒に帰りにコンビニによっていたらシノンちゃんがモンエナを買い込んでいた。
「シノンちゃん、なんかいっぱい買ってるね」
「あ、文香ちゃんと秋子ちゃん」シノンちゃんがモンエナがいっぱい入ったレジの袋を持ちながらこっちに来た。
「うん、明日数学テストだからこれ飲んでがんばろうと思って」
「数学は睡眠不足だとミスが増えるからよく寝たほうがいいとおもうよ」シノンちゃんが徹夜して数学の時間寝ないか心配だったので念のため注意しておいた。
「あ、その可能性は考えてなかったよ。ありがとう文香ちゃん。一応対策プリントはだいたい解けるようになったからたぶん赤点は回避できると思うよ。ただ、英語Iが心配><」
「英語は確かにちょっと難しかったですよね。でも、和訳でコケてなければたぶん大丈夫だと思いますよ」
「秋ちゃんは、そんなこというけど開始30分で解き終わって寝てたからね」
「あわわ、寝てて大丈夫だったの?」シノンちゃんが心配そうな顔をしていた。
「大丈夫です。さっさと解けたら寝るのが私流です」秋ちゃんはこぶしを握りしめながら力説していた。
「私は、時間いっぱいやらないと不安だから緊張してたよー」
「シノンちゃん、秋ちゃんは特別だから」
「文ちゃん。ドイツのアメでもくれるんですか」秋ちゃんが分かりにくいボケをかましていた。
「うん、あげるからお昼ご飯買って帰ろう」私は少し投げやりになりながらお弁当の棚へと移動した。
「じゃあ、二人ともバイバイ。帰って明日の数学解きなおすね」シノンちゃんが小さく手を振って帰っていった。
そうして、秋ちゃんと公園でお昼ご飯食べて解散した。
こんな感じで2日目も終わり最終日になった。
さすがに半日で帰れるからいいけど疲れてきた。土日を挟んだからよかった。とりあえず、最終日に間に合わせるのにちょっとがんばった。
ちょっと早めに登校して学校の自販機で買った紅茶を飲みながら中庭のベンチに座っていると先輩と会った。
「品川さん、試験おつかれ。今日で最終日だね」
「先輩いつもより早いんですね」
「まあ、家庭科の実技対策で早めに来たんだ。並縫いの試験だから土日は練習してた」
「試験が終わったら夏休みですね」
「そうだね。今年も合宿あるから楽しみにしててね」
「はい、先輩も試験がんばってください」
「ありがとう。品川さんもね。じゃあ、俺はコーラ飲んだら教室戻るよ」
「はい」
テスト中期間中先輩とは会っていなかったので少し元気が出た。さあ、最終日終わったら何して遊ぼう。
テスト最終日が終わり解放感に浸っていたらシノンちゃんが教室に来た。
「おつかれ文香ちゃん。やっとテスト終わったね」テストが終わりうれしそうな顔をしたシノンちゃんだった。
「やっと、終わったね。来週テスト返しだからそれまではのんびりできるね。明日からまた部活だね。」
「うん、今回は勉強会もやったからたぶん大丈夫な気がする」
「そうだね」
シノンちゃんとのんびりしていたら下校のチャイムが鳴ったので家に帰った。
テスト返しが終わったら夏休みだ。
今年の夏は、いろんなことしたいなと考えながら私は家路についた。
読んでいただきありがとうございました。テスト最終日終了までいきました。早く夏休みまでいきたいです。




